ショッピング
近藤貞二今年は愛知が元気だと言われています。
中部国際空港(セントレア)の開港に始まり、ささしまサテライト会場の(ポケモン遊園地)や万博の開幕、さらにイタリア村の開村や大型店舗のオープンなど、大きな施設やイベントがめじろおし!!どこの会場にも人出はいっぱいのようです。
中でも万博は、日本では35年ぶりに開催される国際レベルでの大イベントとあって、やはり話題性は大きい。

その『愛知万博(愛・地球博)』は、正式名称は2005年国際博覧会といい、長久手会場を中心に今年3月25日からスタート!
開幕当初は入場者数も伸び悩んでいたようですが、開幕から3カ月ほどたった現在では、連日大勢の人で込み合っているようです。
愛知万博のテーマは「自然の叡智」です。世界各国から環境問題に関連した展示が集まっています。単にお祭り気分を楽しむのもよし、自然について考えるのもいいでしょう。
しかし、ここまで書いてきて何なのですが、万博の話はまたの機会にするとして、今回のおもちゃ箱はショッピングのお話!ごめんなさい。
さて、皆さんは買い物をするのはお好きですか?そしてどのような方法で買い物を楽しんでおられますか?
お店で手に取ってという人、インターネットでネットショッピングされる人、カタログを見て電話一本の通販を利用される人などいろいろでしょうけど、私は、テレビショッピングやラジオショッピングの時間が好きです。
いろいろあるテレビショッピングやラジオショッピングの中でも、私が好きなのはジャパネットたかたのテレビショッピング番組です。
番組をご覧になられたことのある方ならご存じでしょうけど、ジャパネットたかたの社長をはじめとして、スタッフどなたもが、頭の血管が切れんばかりのあのパワーはどこからわき出すのでしょう!?!
私など、「おいおい、そんなに力を入れるとプッツンするぞ!!」などと、思わずよけいな突っ込みを入れたくなってしまうほどの勢いです。
しかし、プッツンパワーにも魅力はありますが、私が好きな理由はそれではなくて、分かりやすい商品の説明にあります。
その商品の特徴をとらえて、難しい機能も分かりやすく的確に説明してくれています。
特に家電製品など、カタログやホームページなどを見ても、言葉や説明がむずかしくて私には何のこったか分からないことがよくあります。
そのようなものでも分からない機能を分かりやすく説明しているのが好きです。
そしてまた、この番組を見ているだけで、商品の動向や技術の進歩を感じることもできます。
でも私、ジャパネットたかたで買い物をしたことは一度もありません。お店に足を運んで、実際に商品を見て買うかどうか決めないとどうも不安という、何とも古くさい人間なのです。
ところで、日本では全国どこのお店に行っても、店内にはあふれんばかりの商品が並べられているこのごろ。その中から気に入った物に出合えたらうれしいのですが、その多くはパッケージされてしまっていて、私にはその中身が何なのか分かりません。
それどころか、商品の説明が書かれたカードだけがずらりと並べられていて、そのカードをレジに持って行くと、そこで初めて商品とお会いできるというシステムも増えてきました。
盗難防止やスペース確保の観点からでしょうけれど、これではカタログショッピングと変わりませんよね。
そんなんで、お店で買った物でも、自分がイメージした物と違う物を買ってしまったこともたびたびありました。
さて、今年3月に、名古屋市港区に「カインズモール名古屋みなと」という大形モールがオープンしました。
このモール、カインズのホームセンターとベイシアの食品・衣料品の2つの建物が繋がって、ひとつのモールになっているようです。
モール全体の敷地面積は56,546平方メートル(17,105坪)で、売場面積は22,919平方メートル(6,945坪)という広大な面積ですが、私が興味あるのはホームセンターのカインズです。
カインズの売場面積は17,306平方メートルで、県内のホームセンターとしては最大の売り場面積だとかで、早速ウインドショッピングしてきました。
カインズの場所は、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)の稲永駅のすぐ近くという、高立地条件にありました。
さすが県内最大の売り場面積というのが売り文句だけあって、それはそれは広いお店でした。
インテリアやエクステリアはもちろん、DIY用品、園芸用品、グリーン、ペット用品、寝具などなど…、生活に必要な物は総てそろってしまうという感じがしました。
しかも、一般向け商品からプロ向けの商品まで、実にたくさんの商品が並べられていて、1日中見ていてもあきない気がしました。
2階には洗面台から風呂おけ、玄関ドアまであって、それらがモデルハウスのように展示されているのです。もちろんそんな大きな物パッケージできませんので触ることもできます。
ホームセンターは好きな私ですが、他店では見たことのない商品にほんとびっくりでした。
しかし、最近の大型店舗のオープンを観ていて、「バリアフリー」とか「ハートビル法認定建築物」をうたっているお店を見かけるようになりましたが、視覚障害者のショッピング環境はどうなのでしょう?
このカインズモールも、ハートビル法認定建築物に認定されているようですが、ハード面はもちろんのこと、ソフト面でもバリアフリーでなければ、少なくとも私はハートビル法に認定された建築物であっても、とても一人で行くエネルギーはありません。
むしろ、テレビショッピングやラジオショッピングの方が、私にとってはずっとバリアが低いように思えてきます。