← ミクへ 一覧に戻る 2005.01.13 永久歯が生えない
ミクの写真

2005.01.13

永久歯が生えない

昨日は、朝から夜までずっとミクとのりこと3人で行動する日でした。朝は、ミクの小学校入学のことで、解決しなければならない問題があり、そのための話し合いに私も同行して、話し合いがうまくまとまるように手伝いをしたのです。その中でののりこの発言を聞いて、のりこがこの3年間、ミクのために苦しい思いを抱きながら歯を食いしばってきたこと、私に心配をかけまいと一所懸命笑顔を装ってきたことをはじめて知り、その苦しみ、作られた笑顔の裏に潜んでいた悩みをほんの少しも察知してやることができずにいた自分が本当に情けなく、駄目な親だったなー、と思い知らされました。2月と3月という残された時間ではありますが、のりこの訴えに少しでもミクをめぐる環境が改善されることを願わずにはいられませんでした。ミクの小学校入学のための準備という面では、一定のメドが立ったことはそれなりに大きな収穫ではありましたが。

ファミレスで昼食をすませた後は、ミクが定期的に通っている都心の大学付属の歯科医院まで直行。実はミクには永久歯が生えないのです。乳歯をなるべく大事にしていくことが大切で、そのためにも専門医の指導を受ける必要があるのです。

大人でもいい加減ハードなスケジュールであったにもかかわらず、ミクは午前の話し合いの時は実におとなしく、行儀よく頑張っていました。のりこが時に感情的に発言するときには、私の膝に座って、不安げに私の顔を見てみたり、のりこに視線をやったりしていましたが、終始駄々をこねることもなく我慢していた姿は、本当にいじらしいものがありました。歯の検診の方も、今回は泣くようなこともなく、ご機嫌でした。

疲れ切ったのりこが運転する車で帰った後は、そんなミクへのご褒美として、ミクのお気に入りのDVD上映会で報いたことはいうまでもありません。お腹がすいていたミクは、のりこの用意したチーズを食べていましたが、突然私に「1まいたべる?」といってチーズを差し出してくれたのにはビックリしました。「1個」ではなく、「1枚」とハッキリ言ったのです(のりこがミクの食べやすいように薄く切っているので、「枚」という表現が正解です)。疲れ切っていたのりこも思わず笑顔でした。

のりこがミクを入れたいと思っている身障者学級がある小学校側は、ミクの体験授業の前に、のりこが一定期間(1~2週間)続けて小学校に通って、朝から退校時までの間に起こりうる問題について観察し、小学校側がミクを受け入れる上でのハード、ソフト双方の面の基礎知識をインプットすることを強く希望しています(当然のことですが)。しかし、そのためにはずっと現在の施設にミクが行くのに付き添っているのりこが、その期間中はミクから離れなければならなくなります。その間のミクの安全に確信が持てない施設側としては、のりこが小学校側の要望に応えて行動することに難色を示し、そのことがネックとなっていたのです。その点について一定の歩み寄りを施設側が示してくれたことが今回の収穫でした。まだ、のりこが施設にいない間、ミクのことを見てくれるボランティアの方を探すという問題は残っていますが、とりあえず一つの壁を乗り越え、ミクの小学校入学に向けての展望が開けたということが収穫でした。今は、ボランティアが見つかってほしいと思う私です。

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