ディワイナやランカディーパを読むときのフォント Kaputa は完璧にタイピングが出来ます。「かしゃぐら通信」で紹介されていたどのフォントよりも優れていますよ。 |
No-23 2003/
● ……というメールを戴きました。で、早速試してみました。 従来のシンハラ・フォントの問題点は「い」行と「う」行とがタイピングで打ち出せないという致命的な欠陥があったのですけど、この Kaputa はその二つの行とも完璧にクリアー、ちゃんとタイピングできました。 これまでは新聞を読むときだけに使っていたので、こんなに便利なフォントだとは気がつかなかったのですけれど、これからはこのフォントがタイピングの定番フォントになりそう。 ただし、このフォントは文字コード表が一部割愛されています。これまでのカンディなどのフォントを使っていた方なら、基本的にタイピングは一緒なのでトラブルことはないのですが、初めてシンハラ・フォントに接するという方は、タイピング・リストをご自分で作成される事をお勧めします。キー・ボードを順番に叩いて文字を出し、それをプリント・アウトしておけば、 kaputa の文字配列がよく分かります。 ![]() kaputa のインストゥールはディワイナなどのWeb新聞(左はLankadeepaトップページにあるシンハラ・フォント・インストゥールのお知らせ)のトップ・ページの右上のアイコンをクリックしてSinhala / Tamil Fonts Download Zone へ進んで、ここから Download Free Fonts (for news papers) へ直行、ここでkaputa をダウンロードすることをお勧めします。 ちなみに、ディワイナでは画面右上に白抜きシンハラ文字を囲った画像があります。これをポイントすると「Download sinhala font / read Divaina 」というような英文が現れます。Lankadeepa ではそうした文字が現れませんが、フォント案内は同じく画像処理してあるので、ここだけは文字化けしていません。すぐ探せます。(ちなみに、広告の類も文字化けしない) Web の世界の慣例として、このインストゥール・コースも若干の変更が生じるかもしれません。 Kaputa は「新聞を読むためのフォント」ですから「無料」です。無料ですが、十分に使えるフォントです。いえ、むしろ、他の有料フォントより、優れている点がいくつかあり、その第一はアルファベット・キーですべての文字が打ち出せるということです。 *kaputa 以外にもKandy, kandy new などの font がありますが、使い勝手がわるいのでお勧めしません。→Kaputa 以外のフォントについては Q and A のバックナンバーでそれらのフォントの短所を説明しています。ご確認下さい。Kaputa 以外のフォントをインストゥールする場合も、上記のシンハラ語新聞のアイコンを利用すると便利です。 *Kaputa typing の ヒント/「い」行と「う」行の打ち込みには Shift + Q~R および O のキー操作、*ra (kra など)の文字を作るには Shift + Y で対応しています。その他のキー操作は旧来のカンディなどのフォントとほぼ同じです。 文字の打ちこみにファンクション・キーや Shift + numbers を使わないので、カプタ・フォントをEメールで送っても、カプタをインストォールしてあるパソコンでならすぐに”解凍”出来る、と言う訳。これでシンハラ文字をメールで送るにも、シンハラEメールというソフトを使う必要がなくなりました。 *2003-12-19追補 このシンハラ語質問箱のQA23が英語版Yahooの検索トップ10(kaputa)に入りました。シンハラ・フォントに関する日本語のページが全世界でトップ10入りしたのは前代未聞。いかに日本人のシンハラ語熱が高くなったか,という証しです。 QA23を公開してから2年ほどがたち,幾つかの事項が変わりました。追補事項は以下の通りです。 --------------------------- ①ディワイナが有料になりました。購読料を払わないと購読できません。カプタKaputa font をインストゥールするにはディワイナのホームページから入るのが便利だったのですが,「インストゥール無料」を貫くには直接、カプタ社にリンクしたほうがいいようです。 インストゥールはスリランカのkaputa社のフォントのページから無料で行えます。 インストゥールはkaputa社のホームページ http://www.kaputa.comから行います。 kaputa社のホームページを開くと様々な宣伝コピーや動き出す画面の中をかいくぐって、画面を下にスクロールします。すると画面左に ![]() ※2003年の記事です。現在はリンクなどが変更されていたり、違うページが表示される可能性があります。 |