愛のエチュード |
The Luzhin Defense |
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監督: |
マルレーン・ゴリス |
原作: |
ウラジーミル・ナボコフ |
脚本: |
ピーター・ベリー |
音楽: |
アレクサンドル・デプラ |
出演: |
ジョン・タトゥーロ
エミリー・ワトソン
ジェラルディン・ジェームス
スチュアート・ウィルソン |
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愛だね、愛。 |
★★★☆ |
コーエン兄弟の映画になくてはならない俳優、ジョン・タトゥーロ。
どんな役でもこなせちゃう、この人、さすがですね。
フツーに見ると、ちょっとイッちゃってるチェスの天才という役を、
かくも愛らしく演じられるとは!
この人こそカメレオン俳優の称号がふさわしい。
エミリー・ワトソンやその他俳優陣も
落ち着いていながらウィットに富んだ雰囲気を十分伝えてくれて、
とてもよかったです。
作品としてはちょっと落ち着きすぎかもしれないけど、
時代背景とマッチしてたし、良いと思いました。
愛だね、愛。 |
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▲TOP |
スコア |
The Score |
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監督: |
フランク・オズ |
原作: |
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脚本: |
カリオ・セイラム
レム・ドブス
スコット・マーシャル・スミス |
音楽: |
ハワード・ショア |
出演: |
ロバート・デ・ニーロ
エドワード・ノートン
マーロン・ブランド
アンジェラ・バセット
ゲイリー・ファーマー |
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公式サイト(英語)
公式サイト(日本語) |
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困った…。 |
★☆ |
ロバート・デ・ニーロ
マーロン・ブランド
エドワード・ノートン、夢の共演!
ってねぇ。そりゃそうだけど、
すべてがあまりにも標準的過ぎるように思えたなぁ。
★2つでもなく、4つでもない、3つしか有り得ない、
フツーのハリウッド映画。
ストーリーもフツー、ひねり方もフツー、
見せ場もそれほどすごくなく、
セットが豪華かといえばそうでもなく、
スケールは全然大きくないし、
デ・ニーロもエドノも、二人の実力からすると、これまたフツー。
マーロン・ブランドに至っては、演技してただけでもすごいことよ!?
フツーな映像を、音楽だけで盛り上げてたような、
そんな映画に見えました。
デ・ニーロ映画の「当たり!」っていうのが、
最近少ないような気がする…。 |
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▲TOP |
夜になるまえに |
Before Night Falls |
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監督: |
ジュリアン・シュナーベル |
原作: |
レイナルド・アレナス |
脚本: |
カニンガム・オキーフ
ラサロ・ゴメス・カリレス
ジュリアン・シュナーベル |
音楽: |
カーター・バーウェル |
出演: |
ハビエル・バルデム
オリヴィエ・マルティネス
アンドレア・ディ・ステファノ
ジョニー・デップ |
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公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第73回アカデミー賞主演男優賞受賞 |
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ストーリーに入り込みすぎるとダメな映画かも? |
★★★☆ |
めちゃめちゃカンタンに言い表すと
「あるキューバ人作家の一生」を描いた、この映画。
小説(実話?)に基づいた映画だからなのか、
まるで小説を読んでるかのような錯覚を覚えた。
湯水のように流れ出す、黄金のような言葉の数々。
舞台となるキューバの、陽気で切ない音楽。
ストーリーのすき間に散りばめられた、
思わずハッとさせられる風景。
そして、主演のハビエル・バルデム。すっばらしい!
第二のダニエル・デイ=ルイスか!? |
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▲TOP |
スタンド・バイ・ミー |
Stand by Me |
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監督: |
ロブ・ライナー |
原作: |
スティーヴン・キング |
脚本: |
レイノルド・ギデオン
ブルース・A・エヴァンス |
音楽: |
ジャック・ニッツェ |
出演: |
ウィル・ウィートン
リバー・フェニックス
コリー・フェルドマン
ジェリー・オコネル
キーファー・サザーランド
リチャード・ドレイファス
ジョン・キューザック |
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第56回アカデミー賞(1986)脚色賞ノミネート |
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少年時代の甘酸っぱい思い出 |
★★★★☆ |
好奇心旺盛な小学生時代。
家庭に居場所を見つけられない少年たちが
「死体探し」という冒険の旅に出る。
個性の違う4人が、てんでバラバラなところを見ながらも
ひとつの目的に向かう。
これぞ青春!
時代の違いこそあれ(1959年が舞台)、
いつの時代でも、いくつになっても
悩み、考えることはそんなに変わらないんだな。
そして、前を向いてるヤツは大きくなり、
そうでないヤツはそれなりにしかならないんだな。
これで、リバー・フェニックスが生きてさえいてくれれば、
満点だったのに…。 |
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シーズンチケット |
Purely Belter |
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監督: |
マーク・ハーマン |
原作: |
ジョナサン・タロック |
脚本: |
マーク・ハーマン |
音楽: |
イアン・ブロウディ
マイケル・ギブス |
出演: |
クリス・ベアッティ
グレッグ・マクレーン
ロイ・ハッド
チャーリー・ハードウィック
ティム・ヒーリー |
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ひとつも共鳴できず。 |
★★ |
ボロボロな家庭環境やその他もろもろの事情のなか、
どん底の生活を送る二人の高校生が、
サッカーのシーズンチケットを買うことだけを生きがいに
日々暮らしていく というようなストーリー。
やつらの気持ちと、ひとつも共鳴できず。
なにがどうして、ああいう思考回路になるのか?
な〜んか、音楽の使い方も安易で、
「ほんとに『リトル・ヴォイス』を撮った人と同じ人なの?」
と思いました。
二本立てで観た『リトル・ダンサー』とは雲泥の差。 |
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