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トップページ> 映画> レビュー> 2001年> 9月
September, 2001
愛のエチュード
The Luzhin Defense
監督: マルレーン・ゴリス
原作: ウラジーミル・ナボコフ
脚本: ピーター・ベリー
音楽: アレクサンドル・デプラ
出演: ジョン・タトゥーロ
エミリー・ワトソン
ジェラルディン・ジェームス
スチュアート・ウィルソン
愛だね、愛。 ★★★☆
コーエン兄弟の映画になくてはならない俳優、ジョン・タトゥーロ。
どんな役でもこなせちゃう、この人、さすがですね。
フツーに見ると、ちょっとイッちゃってるチェスの天才という役を、
かくも愛らしく演じられるとは!
この人こそカメレオン俳優の称号がふさわしい。

エミリー・ワトソンやその他俳優陣も
落ち着いていながらウィットに富んだ雰囲気を十分伝えてくれて、
とてもよかったです。
作品としてはちょっと落ち着きすぎかもしれないけど、
時代背景とマッチしてたし、良いと思いました。
愛だね、愛。
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スコア
The Score
監督: フランク・オズ
原作:
脚本: カリオ・セイラム
レム・ドブス
スコット・マーシャル・スミス
音楽: ハワード・ショア
出演: ロバート・デ・ニーロ
エドワード・ノートン
マーロン・ブランド
アンジェラ・バセット
ゲイリー・ファーマー
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
困った…。 ★☆
ロバート・デ・ニーロ
マーロン・ブランド
エドワード・ノートン、夢の共演!

ってねぇ。そりゃそうだけど、
すべてがあまりにも標準的過ぎるように思えたなぁ。
★2つでもなく、4つでもない、3つしか有り得ない、
フツーのハリウッド映画。

ストーリーもフツー、ひねり方もフツー、
見せ場もそれほどすごくなく、
セットが豪華かといえばそうでもなく、
スケールは全然大きくないし、
デ・ニーロもエドノも、二人の実力からすると、これまたフツー。
マーロン・ブランドに至っては、演技してただけでもすごいことよ!?

フツーな映像を、音楽だけで盛り上げてたような、
そんな映画に見えました。
デ・ニーロ映画の「当たり!」っていうのが、
最近少ないような気がする…。
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夜になるまえに
Before Night Falls
監督: ジュリアン・シュナーベル
原作: レイナルド・アレナス
脚本: カニンガム・オキーフ
ラサロ・ゴメス・カリレス
ジュリアン・シュナーベル
音楽: カーター・バーウェル
出演: ハビエル・バルデム
オリヴィエ・マルティネス
アンドレア・ディ・ステファノ
ジョニー・デップ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第73回アカデミー賞主演男優賞受賞
ストーリーに入り込みすぎるとダメな映画かも? ★★★☆
めちゃめちゃカンタンに言い表すと
「あるキューバ人作家の一生」を描いた、この映画。
小説(実話?)に基づいた映画だからなのか、
まるで小説を読んでるかのような錯覚を覚えた。
湯水のように流れ出す、黄金のような言葉の数々。
舞台となるキューバの、陽気で切ない音楽。
ストーリーのすき間に散りばめられた、
思わずハッとさせられる風景。
そして、主演のハビエル・バルデム。すっばらしい!
第二のダニエル・デイ=ルイスか!?
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スタンド・バイ・ミー
Stand by Me
監督: ロブ・ライナー
原作: スティーヴン・キング
脚本: レイノルド・ギデオン
ブルース・A・エヴァンス
音楽: ジャック・ニッツェ
出演: ウィル・ウィートン
リバー・フェニックス
コリー・フェルドマン
ジェリー・オコネル
キーファー・サザーランド
リチャード・ドレイファス
ジョン・キューザック
第56回アカデミー賞(1986)脚色賞ノミネート
少年時代の甘酸っぱい思い出 ★★★★☆
好奇心旺盛な小学生時代。
家庭に居場所を見つけられない少年たちが
「死体探し」という冒険の旅に出る。
個性の違う4人が、てんでバラバラなところを見ながらも
ひとつの目的に向かう。

これぞ青春!

時代の違いこそあれ(1959年が舞台)、
いつの時代でも、いくつになっても
悩み、考えることはそんなに変わらないんだな。
そして、前を向いてるヤツは大きくなり、
そうでないヤツはそれなりにしかならないんだな。

これで、リバー・フェニックスが生きてさえいてくれれば、
満点だったのに…。
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シーズンチケット
Purely Belter
監督: マーク・ハーマン
原作: ジョナサン・タロック
脚本: マーク・ハーマン
音楽: イアン・ブロウディ
マイケル・ギブス
出演: クリス・ベアッティ
グレッグ・マクレーン
ロイ・ハッド
チャーリー・ハードウィック
ティム・ヒーリー
ひとつも共鳴できず。 ★★
ボロボロな家庭環境やその他もろもろの事情のなか、
どん底の生活を送る二人の高校生が、
サッカーのシーズンチケットを買うことだけを生きがいに
日々暮らしていく というようなストーリー。

やつらの気持ちと、ひとつも共鳴できず。

なにがどうして、ああいう思考回路になるのか?
な〜んか、音楽の使い方も安易で、
「ほんとに『リトル・ヴォイス』を撮った人と同じ人なの?」
と思いました。
二本立てで観た『リトル・ダンサー』とは雲泥の差。
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