学名 |
Cimicifuga racemosa |
英語名 |
Black cohosh(ブラックコーホッシュ、ブラックコホシュ) |
和名(日本語名) |
アメリカショウマ |
生薬名 |
ショウマ(升麻) |
分類 |
キンポウゲ科 多年草 |
原産地 |
カナダ、アメリカ東部 |
特徴 |
ブラックコホシュ(ブラックコーホッシュ、ブラックコホッシュ、アメリカショウマ)は、古くからアメリカ先住民族の治療薬として使用(利用)されていました。
主に根(ルート)を使用(利用)します。
秋に収穫し、乾燥させて成熟した根(ルート)が最も良いとされています。
現代では、カナダやアメリカ東部、フロリダ辺りまで生育し、森や生垣の中の陰地を好むハーブ(香草、薬草、植物)です。
名前は似ていますが、メギ科のブルーコホシュ(ブルーコーホッシュ、ブルーコホッシュ、アメリカルイヨウボタン)(Caulophyllum thalictroides)とは別品種なので間違わないようにしましょう。
長い間アメリカ先住民の女性の症状に使用(利用)されており、それ故に民間では「若い女性の根」と呼ばれていました。
また、北アメリカに住むインディアンたちは神経痛の治療に広く使用(利用)していたようです。
おそらく中枢神経を鎮静させるアネモニンによると考えられます。
頭痛や耳鳴りにも使用(利用)されたようです。
他の主要特性としては、痙攣や筋肉の緊張を緩和すると記録があります。
このハーブ(香草、薬草、植物)に含まれるサルチル酸塩には、抗炎症作用があることが確認されており、呼吸器系の治療に役立っているとも記されています。 |
成分 |
トリテルペン配糖体(アクテイン、キミキフゴサイド)、イソフラボノイド(ホルモノチネン)、イソフェルリン酸、樹脂、サルチル酸塩、タンニン、ラヌンクリン(アネモニンに変わる)等。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
鎮痛作用、抗痙攣作用、抗炎症作用、抗リューマチ作用、エストロゲン作用等。 |
使い方(利用法、利用方法、活用法) |
ハーブティー(ハーブ茶、お茶)やアロマバス(手作りハーブ入浴剤、ハーブ風呂)、チンキ等に使用(利用)します。 |
注意! |
○過剰服用は、激しい頭痛やめまい、吐き気、嘔吐、心拍数の減少、視覚障害を起こしますので注意しましょう。
○妊娠中の方は使用(利用)しないでください。
○強力なハーブ(香草、薬草、植物)なので、使用(利用)の際には医師や専門家にご相談ください。 |