Happy Hour~南の島とダイビングとノスタルジー~

Travel Journal

バリ島
プラマ・サヌールビーチ 2019年12月25日~31日

イントロダクション

 今回初めての旅行会社のパッケージではない旅行ということで、空港-ホテル間の足だけいろいろとネット情報で検討しましたが、結果、宿泊先の「プラマ・サヌールビーチ」の空港トランスポーター(タクシー)を使うことにしました。
 ・料金的にはずっと安い送迎サービスやメータータクシーを使う手もありますが、未だスマホを持っていない旧人類の私たちにはアプリが必要な格安タクシーは利用できない。
 ・バリ島到着時刻が午前0時過ぎという時間なので、ホテルのタクシーならチェックインも心配ないだろう。
 ・ホテルのウエッブサイトから予約でき、支払いも完了できる。
 ・料金は空港からホテルが約3,000円、ホテルから空港がドライバーさんの待ち時間がないためかRp200,000の現金払いで、ホテルタクシーなのでぼられる心配もない。

 航空券は、マレーシアエアーのビジネスクラスなので、早い時期から席の指定やシュフオンコールで機内食のリクエストなどがウエッブサイトからできるのですが、11時発のクアラルンプール行きだけが各種手続きができない状態が続きました。

 原因は、11時発は共同運航便でJALの運行であることが判明!(←チケットとるときに確認しろよort)

 JALに問い合わせると、通常のwebチェックインしかできないとのことで、やってみると席は見事に両サイドに分かれて確保されていました。満席のため移動はできず、といってもビジネスのスカイスイートⅡのシートでは並んで座る必要は全くないので、まあ、空港のチェックインの時に変更できたら変えるか程度の問題です。

 それより、JAL便ということで、機内エンタメはマレーシアエアーより充実しているし、食事もいい、そして今まで眠っていたマイレージカードが復活できる!早速いろいろと調べる私の年齢でお得なJALカードに変更してマイルをつける準備も整えました。

12月25日(水)

 さて、今年は休みの関係で25日発、7日間の日程になった今回のバリ島旅行、行きは11:00のフライトだが、前回ヒヤヒヤしたので、4:15発のバスに乗ることにした。途中道路脇の民家の火事のため30分ほど遅れるというアナウンスがあり、通行止めは解除になっていたもののひどい渋滞で、空港には8時近くに到着しました。

 25日ともなると空港内はひどい混雑です。チェックインカウンターにも人がたくさんいましたが、我々今回はビジネスクラスなので、がらがらのビジネス専用レーンですぐにチェックインできました。しかし、マレーシアエアー共同運行のJALなので、やはりシートチェンジはできませんでした。

 出発ゲートも今まで見たことがないような長蛇の列、しかし、こちらもビジネス専用レーンで待つことなく出国できました。

 JAL便ですが、あえてのアメリカン航空ラウンジを利用、なんせ空いていてゆったりできるのと、まもなく撤退してしまうので記念利用です。室内には、ひな人形、陶磁器、屏風絵、北斎画、水鉢等々随所に「和」を感じさせる物が配置されてありました。

 メニューも充実、一杯飲んで、朝食も食べて、大満足です。

 いよいよ搭乗、ですが、JALは優先条件がいろいろあるので、噂どおり普通のビジネスだけでは優先搭乗感が半減です。

 JALのボーイング787のスカイスイートⅡのシートです。噂どおり窮屈な感じですが、帰りに乗ったエアバスA380よりプライベート感があって、これはこれでいい感じでした。ランチの前にちょいと一杯、ヱビスビールが選べるところが、JALですね~。

 機内食は、安心の和食をチョイス、メインは鱈料理です。クリスマスなので、デザートもクリスマス仕様です。到着まで映画の間ごとに、チーズセット(本当はワインと共に食べたかった)、JALでちゃんぽん、ちまきを頂きました。

 滑走路の混雑のため離陸は11:40でしたが、KLには定刻前に到着、この辺はさすがJALです。

 KLではマレーシアエアーのゴールデンラウンジで一休み、国際線のラウンジは当然広く利用客は少なかったです。メニューも充実、ライブで各種ラーメンを作ってくれます。

 バリ行きの便はなぜか国内線ターミナルなので、エアロトレインに乗って移動、ついでにこちらのゴールデンラウンジにも入ってみました。飲食の品揃えは同じ、国際線よりは狭くなっていますが利用客はこちらも少なかったです。

 バリ島行きの機材はボーイング767、ビジネスシートも昔のシートで豪華な機能はついていません。食事もエコノミーに毛が生えたようなものですが、すでにおなかはいっぱいなので問題ありません。KLを定刻に出発してデンパサールには定刻に到着しました。

 バリ島のイミグレは深夜にもかかわらず激混みで、空港を出られたのは1:10頃、荷物をピックアップして、ホテルのタクシードライバーさんと無事合流して、ホテルには2:30チェックインでした。

 いつも向かい側に見ていたデラックスガーデンビューの部屋、735号室は一番海から遠い3階の角部屋、でもこの並びは海側にいくとレストランの建物でかえって海が見えなくなるので、こちらのほうが眺めがいい。

 部屋はスーペリアより当然広く、シャワールームも広く扉がついている。これがエアトリだとパッケージツアーよりずっと安く泊まれてしまうなんて、何でいままで気づかなかったんだろう。

12月26日(木)

 6時に目覚ましのベルが鳴ったが、夕べベッドに入るのが遅かったのでさすがに起きられず、朝食は6:45、この時間になるとゲストがたくさんいました。日本と違ってクリスマスの飾りはそのまま置いてあります。

 雨季ですが、朝からいい天気で暑い!

 今回は、ダイビングをしないので、まずは散歩をかねて買い物にいくことにしました。ビーチロードを北に歩きましたが、とにかく暑い!ようやく元ハーディーズから変わったArtasedanaに到着、経営が変わり食料品の展示がおしゃれになっていました。

 ホテルに戻って11時、ちょっと早かったけどジャワ・ワルンにいってランチをしました。

 メルキュールに散歩に行くと、ゲストがたくさん、プール、レストラン、バー、ビーチにいました。メルキュールのゲストはホテルで過ごすのが好きみたいです。

 今日予約しておいたアフタヌーンティーの確認にティルタにいくと、昨日チェックインの時にはごたごたしていた予約がちゃんと話が通っていました(しかし、帰国してから残念な結果が待っていましたが)。

 15時、イメージ写真ではビーチに席を用意して…でしたが、ティルタ内の一番ビーチ側の席、そう、いつも朝食を食べる席にアフタヌーンティーを頂きました。

 1日遅れのクリスマスディナー、JCにいって、ハーフチキン、チャプチャイ、ナジゴレン、フレッシュジュース、今回出てきたサンバルマターは柑橘が入っていなかったので味が今ひとつだったのが残念!

 プラマの夜は、いつも混んでいるバンブーバーもゲストが少ない。昨日、一昨日でみんな騒ぎすぎたのかな。

12月27日(金)

 昨夜の蚊の攻撃はひどかった。でも、今日はシンドゥーの朝市に行くために5時起き、まだ暗い道をウオーキングです。こんな時間ですが、タクシーやベモは仕事してます。途中新しい病院ができていて、救急車がおいてありました。

 約35分のウオーキング、6時過ぎの市場は賑やかでした。雨季なので果物がたくさん売っています。ランプータンやマンゴスチン、たくさん買ってもRp50,000、帰りはベモに乗りました。二人でRp30,000というのでRp20,000にしてといったらあっさりOK、メータータクシーでも同じくらいなので当然ですね。

 途中でおばちゃんが合流、料金を渡すときはお金が私たちに見えないように上手に渡していました。

 11時、ワルンクチルに、1meet2vegetableでRp30,000、食べ終わってサークルKまでいって両替、本日のレートは126、円が安くなっています。

 Artasedana(元ハーディース)でホテルのシャトルバスを待ちますが、いっこうに来る気配がない。ああ、今日もなぞの運行休止か、仕方ないので歩いて帰ることに。

 暑い中歩いて帰ってきたので、早速プールで体を冷やそうと思ったのですが、プールの水もHOTで涼しくならない!2時頃、空もゴロゴロしてきて、小腹も空いてきたので部屋に戻ってティータイム、ちょうどルームクリーニングが来たので、今回は広いベランダに出てコーヒータイムをしました。

 掃除が終わると、スタッフの方が水を1本サービスしてくれました。

 雨は大丈夫そうなのでお買い物に出たら、ポツポツ、急いで戻ると雨がやむ、南の島ですね。

 もう今日は買い物はいいので、3時のビールをベランダで飲んでいると再び雨が、しかし、大降りになならずに夕方にはやみました。

 夕飯はパダンに、6時過ぎていたので品数は少なくなっていました。チキンのフライは食べるところ、肉が少ない!ドリンクを含めて二人でRp50,000でしたが、今回はチョイスに失敗でした。

 雨は降っていませんが、お天気が不安定なせいか、今夜のバンブーバーの野外ライブはなし、でもステージではゲストの小さい女の子が「アナ雪」を歌っていて拍手を浴びていました。

12月28日(土)

 昨夜は蚊バリアを買ったおかげでよく眠れました。朝食をゆっくりと食べてプールに、朝のうちは涼しかったのですが、快晴の日差しの中、すぐに暑くなってきました。今回はパラセールやモーターグライダーがよく飛んできます。

 10時のお茶の後は、海に入ってみました。プールよりも少し水は冷たいのですが、大丈夫、水もきれいで小魚が泳いでいました。

 プラマのビーチロード沿いでOGのご夫婦がクッキングクラスでランチを作っていました。私たちもランチタイムですが10時にランプータンを食べたのでおなかが空きません。チーズとランプータンとビールのランチにしようと、部屋に戻ると今日もちょうどルームクリーニング、ベランダでランチです。

 腹ごなしに(酔い覚まし?)ポプラに水を買いに行ってからプールでゴロゴロ、すると再び空もゴロゴロ(雨季ですから)、しはじめ、日が陰って涼しくなってきました。

 2時頃になると雲はなくなり、再び日差しが出てきて暑さが帰ってきました。

 4時過ぎにメルキュール方面にお散歩です。ビーチロード沿いの露店群が再建されそうな雰囲気が、Litaのお店の後も別の人が入って商売を始めたようです。その先のローカルビーチは、地元の人たちで賑わっていました。

 今夜はバンブーバーでトロピカルパーティー、5時半にバンブーではっぴアワーのビールを注文、フリーの2本目を持ってきてもらうと、なんと6時を過ぎていたので通常価格に戻っていて、後で2本分請求されていました。

 さて、食事の方はスペシャルメニュー!ベビーオクトパスのフライドポテト添えと白身魚のフライを乗せたオープンサンド、オープンサンドは大当たり!レギュラーメニューに加えてほしい!

 ライブの方は生バンドによる歌、ファイアーダンス、カクテルパフォーマンスと盛りだくさん、私たちが帰った後ももう一巡りやったようです。

 ビールとドリンクは2杯分とられましたが、ショーも含めて2人でRp400,000オーバーは割安ではないですかねぇ。

 ここで市場調査、AQUAの大瓶価格、部屋のミニバーではRp25,000、ポプラでRp7,000、JlダナンポリのオレンジでRp5,000、地元のコンビニが一番安く買えます。

12月29日(日)

 昨夜は夜中に「ドカーン」と雷が鳴りましたが、雨が降るでもなく、その後は静かになってよく眠れました。

 日曜日のせいか朝食も混んでいて、プールサイドも8時過ぎにはチェアが満杯になりました。

 インドネシアンがインドネシアコーナーの料理を竹かごに盛り付けてテーブルに、よく見るとカウンターに竹かごが重ねられていました。このように盛り付けるのが正式なんだ。

 ランチはジャワワルン、Teは2杯でRp6,000、料理は横に置いてある値札のとおりです。マンゴはお昼時は忙しくて剥いてくれませんでした。

 今回はGrabのバイクをよく見かけました。ランチの代理購入&お届け、バイクタクシーなど皆さん便利に使っているようです。

 午後からは今日も雲が多く、暑すぎないのはいいのですが、夕焼けは見られずに日が暮れていきました。満月前後なので、今日もビーチの潮が大きく引いて、そこに釣りをする人が大勢出ていました。

 夕飯はBaby Monkeyにいってみました。ミーゴレンは味が?、サンバルマターは辛いだけ、それでもメニューが豊富なせいか家族連れで6時過ぎには満席でした。

 バンブーバーのライブ、今夜は定番のレゲエジャスミンによるレゲエナイトでした。

 注意:2人でカードキーをそれぞれもらったのですが、部屋に1枚を差したままにして外出してしまうと、戻ってから鍵を開けようと別のカードを挿したとたんリセットされてしまうようで、そのカードキーは無効になってしまいます。

12月30日(月)

 今日は最終日の朝、5時の目覚ましが鳴る前に目が覚めたので、まだ暗いベランダに出て夜明けを待つことにした。鳥のさえずり、リーフエッジにぶつかる「ゴー」という波の音、少しずつ空の色が明るく変わっていく。

 プールのチェアを確保して、ティータで朝食、昼過ぎまでおなかが持つように多めに食べました。今日もいい天気になりそうだ。

 部屋に戻ってまず荷造りを済ませてしまう。そして11時までプールでのんびり。プールでは今日もダイビングの練習をしています。

 部屋に戻ってシャワーを浴びて、帰り支度に着替えて部屋で待っていたが、荷物を取りに来てくれない。12時以降のチェックアウトにしていても12時前後になると「荷物」といって部屋にスタッフが来ていたのに。

 自分たちで荷物を持ってチェックアウト、請求はアフタヌーンティーとBambooの分だけで、迎えのタクシー代がありませんでした。聞くと、すでに払われているとのことでした。帰りのタクシーも頼んどいたんだけどと聞くと、タクシーカウンターにいって自分たちで頼むよう言われました。

 チェックアウトを済ませて、タクシーカウンターにいって空港までのタクシーを頼みました。タクシー代はなんとRp200,000、ホテルのタクシーなのにこんな料金で行ってくれるんだ。

 すぐにタクシーを玄関に回してくれて、荷物を詰め込んで空港に向けて出発、途中やや混んでいたところもあったが、来たとき同様、ドライバーさんは話しかけてくるでもなく20分ほどで空港に到着、ドライバーさんにタクシー代を払って空港内へ。

 荷物検査をして、チェックインカウンターへ、マレーシア航空はどこかな。一番右端のKカウンターでした。さすがにまだ時間が早いのでカウンターは開いていません。3時間前の13時25分、カウンターが開きました。プライオリティーはガラガラなので一番でチェックイン、席は事前に指定できていたのでスムースで、荷物は成田までスルー。

 さて、ラウンジでランチだ。マレーシア航空の指定ラウンジはプレミアラウンジだが、プライオリティーパスを使ってTGラウンジに入ろうとすると、受付で「プレミアラウンジが使えますが」というので「I love it.」というと、サンキューといって手続きをしてくれました。

 ラウンジ内は混んでいて、ちょうど空いている席に座れたが、後から来る客は座れずに何組も中をのぞいては出て行ってしまった。やっぱり年末年始は混みますね。

 前回までは夜の時間の利用だったけど、今回はランチタイムの利用で、ライブクッキングもランチメニューです。バーカウンターは忙しくて、チェックもしないでどんどんアルコールを出していました。

> 時間になったのでもう一度ゲートを確認して搭乗ゲートに、エコノミーには列ができていて、優先搭乗にも少し並んでいました。優先搭乗が始まって空いてからと思ったが次々と人が並んでいる。どうも、エコノミーの客がごり押ししているようだ、仕方がないので列に並んで搭乗しました。

 席に着くと、まだエコノミーの客がぞろぞろ入ってくるなか、CAがドリンクを配り始めた。767は小さいので仕方がないが、ビジネス感は半減だ。

 飛行機はほぼ定時に出発、すると間もなく機内食が配られ始めました。

 KLには予定通り到着、やはり国内線のターミナルに到着しました。

 連れがナマコ石鹸があるか空港内を見たいというので、それらしきお店を除くと、店員が日本語で、「お土産、ナマコ石鹸」と話しかけてきた。マレーシア土産一押しなんですね。

 ナマコ石鹸は思ったより小さく、いいお値段がしましたが、ひと包み買ってみました。一度パッケージなどがわかると、別のマレーシア土産の店にもたくさん置いてあるのが目につきます。

 チョコレートも買って、さて、ラウンジでのんびりしようとすると、受付で「次に乗る飛行機は国際線なので、国際線ターミナルにもラウンジはあるからそちらに…」と、わかっていますが、こっちのほうが空いているからこっちに入りたかったんだけど、やり取りするのが面倒だったので、すなおに国際線ターミナルに向かいました。

 間違える人が多いのか、エアロトレインの乗車口でチケットチェックをする係員がいました。

 国際線のゴールデンラウンジ、やはり混んでいます。まずはカレーミーを食べて、奥のほうの空いている席でゆったり。アルコールは別部屋に行かなければもらえないので、ここではやめておきました。

 出発ゲートは懐かしい一番端のゲートです。今回はA380の2階席なので、待合室もエスカレーターを上がって2階になります。

 機内は、広い!往路のスカイスイートⅡのような入り組んだ構造ではなく、開放感たっぷりの広々としたレイアウト、モニターが遠い!さすがエアバスA380です。

 シートはヘッドレストの位置がちょっと低く、おさまりが悪い感じでした。リクライニングすると改善されました。

 トイレ手前には1階に降りる階段が。トイレも広い!

 離陸して間もなく「サテ」が配られました。牛と鳥のミックスを頼みました。

 せっかくなので寝ないで映画を見ようと思いましたが、日本語吹き替えや字幕はなし、SOLOの途中で耐えられなくなって寝ることに、しかし、シートをフラットにすると足がつかえます。

 朝食の時間、和食はなかなかいい感じでした。

 成田に無事到着、入国もスムースで荷物も間もなく出てきました。帰りのバスの時間まで十分あるので、到着ロビーでダラダラ。

 年末の帰りの道も順調で、甲府には12時前に到着、午前の直行バスに乗れるのはいいですね。

後日談

 1月9日にプラマからの請求が来ましたが、迎えに来てもらったタクシー代はやっぱり入っていませんでした。

 その後、クレジットカードの請求が(オンラインで)届き、そこには入力を間違ったアフタヌーンティーとともにちゃんとタクシー代が計上されていました。ということは、アフタヌーンティーは2重払いか…

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