マッドマックス:フュリオサ/FURIOSA/A MAD MAX SAGA  |
[ACTION]
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2024:オーストラリア/アメリカ作品/2024.05:日本公開(ワーナー・ブラザース・ジャパン) |
監督・脚本・製作:ジョージ・ミラー |
出演:アニャ・テイラー=ジョイ/アリーラ・ブラウン |
クリス・ヘムズワース/ラッキー・ヒューム/ジョン・ハワード/ネイサン・ジョーンズ/ジョシュ・ヘルマン |
トム・バーク/アンガス・サンプソン/ジョージ・シェフツォフ |
チャーリー・フレイザー/他 |
「マッドマックス」って言えば…
私の学生時代に話題になったオーストラリアの近未来バイオレンス&カーアクション超大作のB級映画
「撮影で死者が出た」が売り文句!で話題になった映画、メル・ギブソンをハリウッドに押し上げたやつ!
だけどこの映画を観るくらいなら別に観たい映画を選んだよ!
世の中的にはウケけてたので、「マッドマックス2」「マッドマックス3/サンダードーム」と続いたが…
私は後にTVかビデオで「マッドマックス」を観たが、それで十分だったと記憶している…
2015年に「マッドマックス/怒りのデスロード」が作製・公開されたが、これが傑作との話?実際にアカデミー賞6部門受賞
だが興味なかったな…
そして今年「マッドマックス:フュリオサ」!コンテンツ不足から再び映画化か?
今更なに?とも思ったが、主演がアニャ・テイラー=ジョイ?何が起きた?いやいや何が起きる?チョット心が動いて観に行くこと決定!
ちなみに「ファーストデイ」だが時間の関係で、まさかの「IMAXシアター」となったので、そこそこの料金となる!
予約状況としては8?9割は埋まってるので、最終的には満員か? |
【STORY】
まだ10歳の頃、フュリオサは幼馴染のバルキリーと共に生まれ育った場所「緑の地」の片隅で果実採りをしていた…
眼下に武装バイクとならず者達を発見!機転を利かしたフュリオサ、ならず者達にコッソリ近づきバイクを壊すが…見つかる!
すぐさま笛を吹いて助けを呼ぶフュリオサだったが、あえなく捕まり、バイクに縛り付けられ連れ去られてしまう!
笛の音を聞きつけたフュリオサの母メリー・ジャバサが馬で追う!ならず者の1人をSKSカービンで狙撃、バイクを奪って追跡を続ける!
フュリオサが連れてこられた場所、物騒なバイカー達が群れなす野営キャンプ
(フュリオサも幼い身ながらバイカーを1人1人減らしていく)
キャンプを取りまとめるのは…髭をたくわえた総長であるディメンタス!
「どこから来た?」フュリオサを手厚く歓迎するフリして、健康体の子供が育つ地に関する情報を欲する!黙するフュリオサ!
砂埃吹き荒むその日の夜
メリー・ジャバサは追跡途中で仕留めたならず者の武装で変装してキャンプに忍び込む
フュリオサの奪還に成功!バイクにフュリオサを乗せて逃走するが、無防備な背後から狙撃を受けて大やけど
メリー・ジャパサはフュリオサに1人でバイクに乗って逃げるよう命じる!
「何があろうと、どれだけ時間がかかろうと、約束して、必ず家に帰ると」
そう言うと、メリージャパサはフュリオサに植物の種を手渡した!「種を植えて「緑の地」を守って」!
フュリオサを先に行かせたメリー・ジャパサは、単身で暴走族集団と銃撃戦を繰り広げるが…
数の多さに負け、あえなく磔
フュリオサは逃げている途中で不穏な予感を察知してUターン!
母の元へ戻り…再びディメンタスに捕らわれる!目前で母を殺されるフュリオサ
そんな最悪な状況でもフュリオサは決して「緑の地」の場所を口にしなかった
不憫なフュリオサは、口輪をされて囚われの状態ながらもディメンタスの娘“リトルD”として扱われるようになる
(フュリオサの右腕に刻まれる地図)
ディメンタスは“リトルD"を迎えたことでパワーアップしたかのように勢力を拡大していく!気づけば大暴走族集団の長!
そんなある日、ディメンタス一行は荒野で全身白塗りの奇妙な男に出会う!
彼は自身が生まれた「砦(シタデル)」という場所には「なんでもあ る」と口走る!(チョット頭が弱い)
そこでディメンタス達はすぐさま砦(シタデル)を乗っ取るべく、全くノープランでいきなり砦へ乗り込むと…
無謀にも砦(シタデル)の下から当主に向かって脅迫を試みる
シタデルの当主イモータン・ジョーと、仲間達…彼等はディメンタス達の脅迫に聞く耳を持たず、私設軍ウォー・ボーイズで反撃!
ディメンタスは“リトルD”を連れて命からがら逃げ出す!手痛い歓迎を受けたが、砦(シタデル)を諦めきれないディメンタス
配下の者達を使って走行中のウォー・タンクを乗っ取り、イモータン・ジョーの支配下にある燃料補給地「ガスタウン」に侵入!
ガスタウンに爆弾を仕掛け、この地の当主を人質に取りイモータン・ジョーと交渉のテーブルへ!
ディメンタスはフュリオサと数人の配下と共に砦(シタデル)へ赴き、イモータン・ジョーとの直接交渉を開始!
そこでジョーはフュリオサを一瞥すると、何かを察知したかのようにフュリオサに尋ねる…「この男は父親か?」
「違う、母を殺した」
ジョーとディメンタスの間で交渉、様々な交換条件の取交し、ガスタウンの新しい責任者に任命されるディメンタス
更にオマケとして、「フュリオサ」と「医師のオーガニック・メカニック」が砦(シタデル)に残ることになる!
イモータン・ジョーの花嫁候補となったフュリオサだが…息子が手を出そうとして
それを機会に囚われの場から逃げ出すフュリオサ(準備として髪の毛を切り落としていた)
それから数年後
フュリオサは男装、ウォー・ボーイズ達の中に紛れてウォー・タンクの建造に関わっていた!
声を出せば性別がバレてしまうので、口がきけないことにしていた…
彼女はできるだけ周囲の注意を引かないように少しずつ物資を集めては、ウォー・タンクの中にひたすら隠していく…
全てはいつの日か「緑の地」へ帰る、その時が来るまで…
◇
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私の映画を観る時のお約束(観ると決めたら事前情報シャットアウト)が裏目に出た映画!
新たな物語だと思っていたら、これって「マッドマックス/怒りのデスロード“0”」と言うか「前日譚」だったのね!
「フュリオサの若き日々」だった!
まあこのシリーズのファンには垂涎ものだろうが、私は「何を描いているのか、序盤は混乱」気味!
ああ〜そういうことなら「マッドマックス/怒りのデスロード」まで観なければいけなくなった…ある意味続きを観るってこと!
ちなみに相変わらずド派手な映画です!
あと子供時代のフュリオサ役の子が目を惹くね!
[追記]
早速「マッドマックス/怒りのデス・ロード」をNetflixで観た!なかなか面白かった!が、興業的な成否でこの順番だったのか?
やはり「マッドマックス:フュリオサ」→「マッドマックス/怒りのデス・ロード」と観るのが素直だな!「合せ技1本!」って感じ!
というか「マッドマックス:フュリオサ」観たら「マッドマックス/怒りのデス・ロード」も観ないと消化不良になるよ!
ちなみに前作「マッドマックス/怒りのデス・ロード」だが
2016年アカデミー賞6部門受賞の内訳は…
「衣装デザイン賞」「編集賞」「録音賞」「音響編集賞」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」「美術賞」
確かに6部門受賞は凄いのだが、やはり主要賞の受賞がないので記憶にない… |
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公開2日目の第1回(11:30)、325席の映画館で9割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN4:IMAX) |