L change the WorLd  |
[SUSPENSE]
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2008.02:日本映画(ワーナー・ブラザース映画) |
監督:中田秀夫 |
CAST-1:松山ケンイチ/福田麻由子/福田響志/藤村俊二 |
CAST-2:工藤夕貴/高嶋政伸/佐藤めぐみ/正名僕蔵/金井勇太/石橋蓮司 |
CAST-3:鶴見辰吾/平泉成/南原清隆/田中要次 |
CAST-4:瀬戸朝香/細川茂樹/戸田恵梨香/中村獅童/藤原竜也/浪岡一喜/青山草太/他 |
人気コミックを映画化した「DEATH NOTE」からのスピンオフ作品です、本編主人公の敵役「天才探偵L 」の最期の23日(本編空白部分)…なぜに23日間は下記に夜…を描く作品です |
【STORY】
■事件現場へ急行するFBI・南空ナオミ、天才探偵Lの描いた作戦、自分は高見の見物か…ケチをつけるレイ、私は一緒に戦っているつもり…とL、強行突入、即解決、次…キラ事件に着手するL…日本へ向かう手配を指示、「97%の確率でキラは日本にいる…」「ここへは2度と戻ってこられないかもしれませんね」とL、ロサンジェルスから日本へ ■タイ、ジャングル内の農村、謎の病気で倒れる人々、防護服の一団、状況の撮影、血液採取、1人逃げ出す男…日本人、途中で1人の少年を確保、トラックで逃走、爆撃機飛来、去って行く一団、爆弾投下、焼き尽くされる村、逃走中のトラックを追跡、ウイルスに感染している男、ネックレスを渡し&感染しない少年に告げる…途中で降ろす、必ず連絡しろと電話番号、一回で暗記する少年…数学の天才、伝えるメッセージ・コード、ワタリが助けてくれる、降ろされる少年、囮となる男、爆撃、炎上 ■月(ライト)監視中のL、ワタリにメール…Fの死を知らせる内容、プレゼント有り?立上り…DEATH NOTEに23日後に自分が安眠と書き込むL、キラと戦うために自分の死をコントロールする必要、弥海砂〈アマネミサ〉の身柄確保を指示、その途中…DEATH NOTEにより死亡するワタリ ■病院?父・二階堂公彦から注射を受ける娘・真希、4時間ごとの検温、父から出されるパズル、入室してくる助手・九条希実子…母を失った真希が慕う女性、研究施設へ向かう二階堂&九条、厳重なセキュリティ、P4レベル…極めて危険な病原体を扱う防疫施設、タイで採取された病原菌、エボラとインフルエンザの融合、人為的、但し不完全…進化する菌、抗体が作れない=使えない ■キラ事件の決着、ワタリのいない執務室、ワタリの死を告げるメール、送信先指定…Kで躊躇も発信、コールバックの早いK、DEATH NOTEに火を点けようとするL、リュークが止めるも…躊躇無く燃やすL、青い炎、多くの叫び声 [残り20日] ■環境保護団体ブルーシップ、リーダ加賀見…地球温暖化は個体数の増え過ぎた人間が問題、人類削減計画!病原菌の扱いでもめる的場…どうせなら高く売ろうと画策、対立、加賀見を背後から刺殺、即行動に移る的場、従うメンバー ■ワタリが残した事件ファイルの山、片っ端から片付けていくL [残り19日] ■タイ、電話をかける少年、コードを繰返す ■片付いたファイル、ワタリのパソコンからコール音、TV電話…代わりだとL、コードを連呼する少年の声、Fからワタリの贈り物!少年の身柄を送るよう指示 [残り14日] ■[残り12日] ヘリ到着、渡される少年、繰返される検査、Lから離れない少年、ワタリ以外に誰も入れた事のない部屋、甘い物に興味なし&ポテトチップを貪る少年、見せてくれないネックレス、子守りは不得意分野!落ち着いた少年、渡されるネックレス…中にはマイクロSD、再生…タイの惨状を伝えるFの姿、病原菌に関する書物を取りだすL ■[残り7日] 父の研究室に真希、クマのぬいぐるみ、腕を押す…「今日も良い日でしたか?」と母の声、父が入室…渡される注射器セット、届け先が書かれたマイクロSD、送り先はワタリ、出ていく真希、九条を施設に呼び出す二階堂、応じる九条 ■同時刻、ブルーシップが施設に侵入、所員を射殺、九条と合流 ■忘れ物のぬいぐるみを取りに戻った真希、父の姿を探す…所員の死体!何?父が心配! ■施設内、二階堂…病原菌がココで作られたことが判明、君がやったのか?九条に問う、背後にブルーシップ、そそのかされたのか?人類削減計画は九条の考え&二階堂に協力要請、拒否&その手には既に作られた抗体、くれ!拒否…両方を持った人間は危険、データ消去済、抗体を焼却処分装置へ (背後から見ている真希) 止めるため…娘の身柄確保を指示、制止する二階堂…自身に病原体を注射、脅迫相手がいなくなれば娘は関係なし、早くも赤い斑点、声を出しそうになる真希、症状が進行する二階堂、出来物が潰れ…膿、目鼻耳から出血、緊急時の防疫システム起動を命じる二階堂、已む無く起動する九条、青光り、殺菌開始、焼かれる二階堂、倒れる、ガラス越し…断末魔の叫び ■泣きながら建物を出る真希、タクシーへ、マイクロSDを携帯にセット、複数のアドレス、ココに行って…
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見に行く予定は全く立てていなかったのですが…子供達が見たい!と言う、映画館に行くための目印を説明したが、子供達が渋谷の街を把握しきれておらず…、兄の年齢なら子供達で行かせても問題ないのだろうが、過保護だとは重いつつ…一緒に見に行くこととしました
映画は2006年に公開された「DEATH NOTE(前・後篇)」からのスピンオフ映画で、DEATH NOTEの主人公・夜神 月の宿敵「天才探偵のL
」の本編ラストの空白の23日間を描くストーリーです、映画で人気を博した松山ケンイチ演じる「 L 」ですが…このまま終わりにしてしまうにはもったいなかったようで(商業的にも)、スピンオフ映画が作製されたわけですが、原作のマンガは既に終了…材料は全くなしの状況で、スピンオフ作品を作製するとすれば、本編ラストで自らの運命を決めた
L の…「事件解決〜ラストシーンまでの空白期間!」が…本編との関係を保ちつつ、成立しうる部分だと…容易に推測されます
今回…再び「世界を変える」と言う敵の出現、大量殺戮手段は「悪魔」から「悪夢のバイオ兵器」へ、当然立ち向うのは、運命が決した「 L 」であるが、但し、キャラクター的にアームチェアー・ディクティブ(安楽椅子探偵)であり、このままでは動きが極端に制限されるため、彼を外の世界へ引き摺り出すための仕掛けが展開、人付き合いを極端に嫌う「
L 」が、(ワタリ抜きで)子供2人の命を守りながらの逃走&事件解決へ奔走、宣伝コピー「Lが変わるのか。世界が変わるのか。」と…なる、本作では、冒頭に本編から接続させるためのシーンが挿入されていますが、この映画を見る前に本編を見ておくことをお薦めします、やはり見てないと…アレコレが意味不明になっちゃうかと思います…
で、感想ですが…まあまあ面白かったというところでしょうか、プロット的にはよくあるパターンではあるが、やはり気になっていた最期の23日間が描かれた事、再び「松山ケンイチ・L
」が見られ&美少女・福田麻由子も見られた事など、(久しぶりに映画で、田中“BOBA”要次も見られたし…データ投入大変そうだけど)、まあ楽しめたかな…、しかし敵は頭良さそうに装っているが、実は「頭悪すぎ」のうえ、感情的で強引に実力行使にでるもので…「夜神月」とは大違い、映画化に伴う仕掛けどおりだが…「
L 」も頭脳戦の展開しようがなし、「駆け回らねばならなくなる」羽目に…しかし、本当に敵がバカ過ぎで…支離滅裂(製作者は確信犯か?)、呆れ果て、白けた部分も多く減点、さらにFBIエージェント役で南原清隆が出てくるが…相変わらずの演技というか、それ以前というか…私はこの人あまり好きじゃないんでスイマセンが、私的にはキャスティング失敗として減点ですね、まあイロイロ考え合わせて…まあまあ面白かったというところ
ところで…話は変わりますが、朝9:30からの上映のためか?開場時間が上映時間ギリギリのせいもあり、売店が大混雑、子供達に「ポップコーン+ジュース」を買うために並んだ列がハケないハケない、上映開始を告げるアナウンスもまだまだ行列が続く、初回のため予告CMなどなしで映画が始まってしまった、しかも前の前の客が時間を要するモノばかりオーダ(カプチーノ、ラテ、抹茶なんやら…)、店員の対応もモタモタ、1人で5分位かかる始末…イライラ、いい加減にしろ!と叫びたくなるのをじっと堪え…やっと自分の番、「ポップコーン・Lサイズ+ジュース・Rサイズ×2」の「Lセット」…900円、そしてパンフが…特製クリアファイルに収められていて…900円、高いぞ!劇場に入れば…既にオープニング・シーンが終わるところ、積極的に見に来たわけではないが…やはり悲しいぞ!帰りの電車で私の外部記憶媒体である長男にオープニング部分の説明をしてもらう、そういう導入かと…納得、でもヤッパリ見たかったな〜 |
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ちなみに公開9日目の第1回(9:30〜)、182席の映画館は8割程度の入りでした(渋谷シネパレス) |