HELL DOGS  |
[VIOLENCE]
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2022.09:日本映画(東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) |
監督:原田眞人 原作:深町秋生「ヘルドッグス/地獄の犬たち」 |
出演:岡田准一/坂口健太郎 |
北村一輝/松岡茉優/MIYAVI/吉原光夫/赤間麻里子/大場泰正/金田哲/吉田壮辰/村上淳 |
田中美央/杏子/中島亜梨沙/小柳アヤカ |
酒向芳/大竹しのぶ/木竜麻生/尾上右近 |
上川周作/他 |
「殺し屋」演じさせたら、芸能界で彼の右側に出る著名人は思い浮かばない!
岡田准一!
とてもジャニーズとは思えない体の鍛えよう!武術の鍛錬具合は最高じゃないか?
(あと5cm背が高ければ、国際スターだったろうな)
彼が今回演じるのは…トラウマを抱えた有能すぎる警察官が…
関東最大のヤクザ組織の潜入捜査官として潜り込む!
取っ掛かりは、相性98%とはじき出されたサイコボーイ!
これを坂口健太郎が演じる!
監督は「関ケ原」「燃えよ剣」と岡田准一を起用し続ける「原田眞人」!
たぶん凄いことになっているはずだ!
楽しみにして観に行くぞ! |
【STORY】
かつて警官だった出月〈イデツキ〉梧郎は、館内で発生した強盗殺人事件で愛する人を失った!
彼は(所轄管内の)警官でありながら彼女を守ることができなかったことを悔やみ…
自ら犯人に復讐することを決意する!1人、また1人…実行に移す
強盗殺人事件の首謀者マッド・ドッグを闇に葬った…直後
警視庁組織犯罪対策部特別捜査官の阿内に捕らえられる
阿内の目的
出月を関東最大の広域暴力団・東鞘会に潜入佐生せること
出月の歪んだヒーロー願望、心の闇、圧倒的な強さと狂犬っぷりは他に類を見ないほど…潜入捜査に適任
弱みに付け込まれた出月、その日から“兼高昭吾”として第2の人生をスタートさせる
最初のミッションは、ヘルドッグスの一員になること
ヘルドッグスとは…東鞘会7代目会長・十朱が率いる最強の精鋭部隊
メンバーの中で一番危険なサイコパス・室岡…にまずは喧嘩を売れ!
警察の事前調査では、兼高と室岡の愛称は98%
その数字を信じてタイへ向かう兼高、阿内からはそれ以上の目的は知らされず…
1年後
相性抜群の兼高と室岡、お互いになくてはならない存在となり、着々と東鞘会神津組でステップアップ
あるひ、神津組組長・土岐の推薦で、2人は十朱組長の警護任務を勝ち取る(但しBチーム)
土岐から絶大な信頼を得ている一方で、彼の愛人・恵美裏と関係を持っていることを気にしながら…
着実に東鞘会の心臓部に近付いていく兼高
そうして集めた情報を定期的に阿内に報告
実際には組織内の人間に怪しまれないようにリラクゼーションサロンに務めるマッサージ師・典子を通じて
やがて完璧だったはずの兼高の潜入生活にほころびが出始める
室岡の彼女・杏南…犯罪者・被害者遺族のコミュニティーに参加、誘われる室岡
そこで聞いた…十数年前のスーパーマーケット4人射殺事件の被害者家族に送られてくる20万円!の話
送り主の名は「G.I.」?ヤクザ仲間の中で吹聴しまくる室岡
兼高が警察の犬ではないかと感づいたのは神津組若頭・三神
(室岡は室岡で「G.I.」の噂について調べ始める)
その頃、兼高は阿内から最後のミッションを課せられる!
それは7代目会長・十朱を殺し、速やかに極秘ファイルを奪うこと
信頼、裏切り、愛情、因縁…そして次から次へと明らかになる新事実
兼高と室岡の2人は、予測不能なラストを迎えることとなる…
◇
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ほら!やっぱり凄かった!圧倒的スピード感と岡田准一&坂口健太郎の身体能力の高さ!
で、原田眞人監督は分かっていらっしゃる!
題材(原作)、役者陣は出そろっている!それを生かすも殺すも監督次第!編集次第!
よくある潜入捜査官モノにある、長々と任侠世界の内幕をダラダラと描くことはせず…
細かいカット割りとスピード感、プラス音楽のチョイス趣味が良い!
もちろん前述のとおり岡田准一&坂口健太郎の身体能力の高さがある!
しかもこれでもかこれでもかの大量情報の投入!
(原作によるものだが)大量の出演者
誰が味方で誰が敵なの?二転三転するストーリー!
はははっ!これなら任侠モノ好きな前世代住人達は付いてこられないだろうな!
ここ最近観た「Goodbye Cruel World」や「バイオレンスアクション」が立て続けに
任侠世界に重点を置き過ぎて長回しになり…ダラダラしてしまっていただけに
やっと、理解者を得られたようだ!
こういう「スピード感」と、それによる「迫真の演技」「迫力」ってもんで魅せるんだろう!(あえてこの漢字!)
もちろん主役2人の他の役者陣凄過ぎる!
ただこの映画、惜しむべき点あり!
音が悪すぎる!
ヤクザ言葉を大声でガナリ立てる!しかも相当な早口で捲し立てる!
かなり聞き取れない!が、まあ何故かストーリーが頭に入ってくるのは不思議だが?
ともかく聞きづらい!
これって「音声のパッケージ」の問題なのか?
それとも劇場が「パッケージ」をいじっているのか?
うーん、分からない!
でもとりあえずはまあまあ楽しめたので としました…ちょっと甘いかな?
松岡茉優さんが、もうちょっとエロかったら つけてたこと間違いなし!
で
東映の宣伝ベタ!
これだけの映画、3連休最終日、午前10:00の回だとはいえ、270席のキャパに「15人」って何?
前々から、東映さんの宣伝方法には疑問を持っているんだが…
この映画、どこで宣伝した?どうやって宣伝した?
私みたいに、ネットで情報を拾い歩く人間ならともかく…たぶん、一般人知らないぞ!?
一度、東映映画作品の「認知度調査」してみた方が良くない?
ああ〜そうか!ソニー・ピクチャーズが付いているということは、海外展開?
そして2次コンテンツで稼ぐつもりか?
それから
ムビチケ購入していたので、1500円での鑑賞だったが、パンフが1200円は痛い!
「映画の日」「ファースト・デイ」「各種サービス・デイ」だと1200円で観られるので、パンフが同額!?
私が欲しいのは「(公開可能な)ストーリー」「人物相関図」「エンディングロール(のページ)」
写真集並みの分厚さはいらないから、これだけを「ペラ紙」200円で売ってくれないかな?
または、「ネット販売」でもいいよ! |
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公開4日目の第1回(10:00)、270席の映画館で15人の入り(渋谷TOEI スクリーン1) |