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〜2000年編
道場には、入寮中のいろいろな思いを自由に書き綴れるようにと『断食日記・断食つれづれ草』と名づけ
たノートを置いています。これはある入寮者が・・・体験者の入寮中のさまざまな生の声が聞けると、断食の不安も少なくなるし、自分への励ましにもなる・・・という一言で置くようになったものです。
さらに、体験者の退寮後の後日談やお便り、雑誌記事などから、断食を実際に体験した真実の声をお伝えします。
これは断食道場での涙と笑い、そして驚きと奮闘の記録です。
10> 2000/11/1更新
2000.9.3
N ・ S<女性34歳> 鹿児島県
別府での3週間は,今思うと早かったです。自分の身体、健康についていろいろ勉強になりました。食べなくても元気なんだとしみじみわかりました。いろいろとありがとうございました。 本当に元気に断食を終えました。断食中でも療法が終わるたびに散歩に出かけ、他の入寮者がビックリするほどでしたが、本人は辛い様子もなく、自然体で終わってしまったという感じでした。体重も回復食に入っても少し減り、最後には8.5sのマイナスで帰っていきましたが、帰ってからの食事や生活もスムーズに変わりつつあるようです。断食後の心身の変化に慣れるまでには少し時間がかかります。 |
9> 2000/8/1更新
2000.7.1 K・千晶〈女性20歳〉 福岡市
明日、退寮です。3週間とちょっとでしたが、最初のほうは1週間が過ぎるのが本当に遅かったです。本当に時間が過ぎていくんだろうかと疑いたくなるくらいでした。でも、終わってみると,早いですね。あっという間でした。 これから断食を行う人,頑張ってください。断食を終えた後の梅湯と雑炊は本当においしいですから!すごく幸せな気持ちになりますよ!!食べるのがもったいなくなります(笑) お水も柿の葉のお茶もきちんと飲めば、成果は必ず出ますよ。飲みましょうね。 最後に一緒に入寮していた皆さん、無口な私に付き合っていただいて本当にありがとうございました。楽しかったです。イギリスに留学する I さん、お体に気をつけて。おいしいパンやお菓子づくり、頑張ってください。 3週間、本当にお世話になりました。家に帰っても,食生活に気をつけます。また、機会があったら断食をしたいと思いますので(今度は10日以上?)、その時はよろしくお願いします。 準備食5日、断食9日、回復食9日 黙々と療法をこなして、元気に初めての断食を終了しました。断食中の心の思いはひと様々です。同じように準備食をして同じように断食をしているのに、あの人は断食に入ったら私より元気そう・・とか、私より2`も体重が減ってる・・とか、断食中は元気がなかったのに食べ始めたらうそのように元気になった・・とか、最初の頃はいびきがひどかったのにいつのまにかしなくなった・・とか、顔色が良くなった、顔が小さくなった、足を引きずっていたのに普通に歩いている、・・・・・・・とか。 |
8> 2000/6/1更新
2000.4.18 W・秀美<女性26歳> 愛知県
入寮して27日、とうとう退寮の日が来ました
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7> 2000/3/1更新
2000.2.12
I ・ 実穂<女性26歳> 京都市
元気自慢の私がここ2〜3年倒れやすくなり、年々身体のあちこちがショートして、「治った!」と職場復帰してもしばらくするとまたばったり・・・の繰り返しでした。「薬づくし、病院のはしごのこんな生活はもう嫌だ・・・!!」といいかげんキレながらインターネットで検索して、ここの存在を知りました。 ◆ここ2〜3年の主な変なところ◆ 仕事がら金、土、日は睡眠3時間弱でほとんど食べれないほど働きぱなしで、その反動で休みの日は1日中寝て、食べてしまう。過食して吐いての繰り返しで、週に5sくらい体重が変化する。もともとフットワークは軽いはずなのに、一度横になると動くのがおっくうで、むくみややけどの後が気になって友人とも会えなくなって辛かったよ。そんな体調のまま、何とかそれでもやってきて、ここに入寮することとなりました。 ◆さて。入寮生活の感想◆ ◆断食をして変わったこと◆ 本当は21日間か30日間でやりたかったなあと最後の日になって改めて思います。毒素も少しは出たかなあ。全部、どうせなら出し切ってみたかった。でも、いろいろと悪戦苦闘の末にここの存在を知り、来れて無事に断食を終え、学ぶことがたくさんありました。生活習慣、体質改善を自分でする良いきっかけと手助けになったと思います。本当に健康でいたいという自分の意思次第です。ここでの生活をなるべく日常に取り入れてやっていこうと思います。 先生、奥様、ひでのさん、同室のMさん、そして別府の新鮮な空気に深い感謝を込めて。 |
6> 1999/12/24更新
1999.11.7
T・千景<女性31歳>
熊本県
私は以前から婦人科の調子が思わしくなく、たいした病気ではないのですが、とにかく生理不順がひどくてストレスがたまると3〜6ヶ月くらい生理が止まるのも当たり前でした。周期もバラバラでホルモンバランスが悪いせいか、31歳なのに更年期のような症状がつきまとっていました。とにかく、いつも身体が重くて、頭がスッキリしないと下腹部が張って体がきつくて起き上がるのもやっと・・・・・。そんな日もしょっちゅうでした。それに加えて、少々痴呆を患っている祖父との同居もあり、そして私がお世話しなくてはならないので、ストレスがたまりに溜まって些細なことで腹を立てたり,とにかくイライラしていました。 親身になって指導してくださった先生や奥様、ヒデノさんには大変感謝しています。ありがとうございました。とにかく学んだことを続けていくこと、それが一番ですね。これからもしょっちゅうメールを出して先生に質問すると思いますが、ご指導よろしくお願いします。 9日間の準備食、10日間の断食、11日間の回復食の予定で始まりましたが、本当に元気に断食を終了しました。回復食の終わり頃に家に急用ができ、回復も順調にいっていたこともあり3日ほど早く帰宅しました。指導していた帰宅後の食生活も順調な様子です。 |
5> 1999/11/4更新
. 1999.9.4
H・光子(女性52歳) 大分県
病院退院後、体調のよい日もあればそうでない日もありで、不安の毎日を過ごしていたところ、この西式断食道場のことを姪が知らせてくれました。即電話し,転がり込んだ感じでした。お風呂の温冷浴療法、整体調心療法,身にしみて来てよかった!!子供も連れて来たい、あの人にも知らせにゃ〜と頭の中で何かが飛び跳ねているようでした。
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4> 1999年8月25日発売 シティ情報おおいた 9月号掲載記事
[FrontPage 画像マップ コンポーネント]40頁
別府にある断食道場で,友達が見違えるように痩せた!
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「豪さん、江角マキコに似てません? 少し痩せればもっといいのに」
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サンキュー、私の心にグサッときたよ。絶対痩せてみせるよ。さっそく「見違えるように痩せた!という『断食道場』に潜入だ!
「痩せちゃうもんね」と浮かれる反面、断食という言葉に恐怖を感じつつ道場へ。
「あなたは1泊2日だから食事療法だよ」と指導員の井上先生に言われてほっと一息。
ここで用いている西式断食法は、準備期間→本断食→回復期間の3段階に分かれているので短期間だと食事療法中心になるのだ。よかった、食える。本来断食は悪いものを体の外に出し,自然治癒力を高めることが目的で痩せるということはあくまで結果。健康になってしかも痩せるなんてスゴイ!と感心するのも束の間、その裏には過酷な試練が待っていたのだ。
起床7時・消灯は9時、午前と午後に機械療法・温冷浴療法・裸療法の3つの療法をこなし、食事をするというスケジュール。初めは「楽勝!」と余裕をかましていたが、1日目の夕方から体がだるくなる。食事も1日2回で量は少なく、2日目の朝には布団から起きあがるのが辛かった。「2日目が一番辛いのよ。でも断食のほうがもっと辛いんだから、がんばって」と隣の部屋の患者さんから励まされ、人の温かさに触れる。でも帰る頃には体が軽くなり、だるさも取れてスッキリ。
体重計にのってみると2sも痩せているではないか〜!私がんばったわ、お母さん!おまけに肩こりと冷え性も治るっちゃったよ。
料金は入会金3000円、1日7000円で今回の1泊2日のコースは1万7000円でした。また土・日曜を利用して行っちゃお〜っと★
1999.6.27 S・香苗(女性・30歳) 福岡県◆今回,はじめて断食をやってみて。(準備食6日、本断食7日、回復食8日)◆
身長153a 体重★9` 肥満と右手のしびれに悩んでいました。本人はダルくて辛かったようですが、ほかの入寮者の人たちとテレビを見たり、話したり、散歩したりとけっこう元気に過ごしていました。右手のしびれは数日でなくなり、体重も最大8`のマイナス。回復食に入って500cほど増えて、結局7.5`のマイナスで帰っていきました。お腹の肉がとれ、スカートはぶかぶかとなり、顔もしまって小さく見えます。帰ってから数日後には北海道に旅行するとかで、食べ過ぎを心配していましたが、「ホテルに体重計があったので、ちょっと計ってみたら、ばっちし元の体重をキープしていました」とのメールをいただきました。 |
2> 1999年4月15日・19日 23時55分TV放送 九州朝日放送製作『ドォーモ』
撮 影 裏 話
新リポーターへの道ー断食道場サバイバル
3月の中旬に番組『ドォーモ』のMディレクターよりの突然の電話。新人リポーターを採用するにあたり,3泊4日の断食を体験させ,その様子を放送したいとの申し出。道場の断食スケジュールどおりできるのであれば、との条件の元に撮影がスタートする。 1日目 道場にとっても激動の4日間でした。今までも取材とか撮影はありましたが、4日間も連続の撮影は今回が初めてです。今まではお断りをしていたことも今回はいろいろな幸運と偶然が重なって、これも縁かなぁということで撮影となりました。しかし撮影はする方も本当に大変です。4日間ほとんど休みなくフイルムは回っていました。それを60分くらいに編集するのですから。Mディレクターが放送日までの3日間をかけてするそうです。道場での4日間はほとんど満足に食事も取れず、食事は同じものですが、表から見える部分とは裏腹に本当に大変なお仕事です。 |
1> 1998年12月22日発売 シティ情報ふくおか No477掲載記事
99夢 番外編
だけど、やっぱし今年こそ健康的にやせたい 夢をかなえた人たちにお会いしながらワタシはひとつの超共通点に気付いてしまった。そうなのだ、皆さん『痩せている』のだ、ガビーン!!ガビーンガビーン・・・・・・(やまびこ風)ワタシも一応好きな職に就いてんのに、どして?体脂肪率がそ〜ろりそろりと肥満(キャッ)へ近づく今日この頃。最近は階段を上がっただけで息切れるし、なぁんかカラダも重たい。いかん、こいじゃあいけぇぇんっ!つーことで最後のシメは俗っぽいながら切実な夢、来年こそ痩せたい!! なんでも肥満解消、難病も回復するという驚きの『断食道場』というトコロがあるらしい! 「断食」の下にさらに「道場」・・・。インパクトある名前にビビリつつ、さっそく取材にあたったです、ハイ。 『痩せることではなく、身体を健康な状態に戻すことが断食の目的なんです』と対応してくれた黒瀬さん。 “道場”の響きに稽古着&黒帯を想像していた取材班、まずはその優しい口調にホッと息をつく。お話によると、ここで実施される断食は西式という“健康法”に基づいたもの。断食健康法の根拠を簡単に言えば、身体への食べ物を一切シャットアウトし、体内に溜まった悪いもの、いわば毒素のようなものを全て排除する。その上で自然食を中心とした食事に切り替え、体の自然治癒力を蘇らせる、のだ。道場での実際のカリキュラムは1日2食の「準備食期間」→一切食べない「断食期間」→断食後の「回復食期間」の3段階設定(断食の日数は各自の健康状態によって判断される)。 参加者はこれを完全な合宿状態でこなしていくが、難病治療を目的とした方を含め、ほとんどの方が断食をやり遂げた後、元気に笑顔で帰っていくという。すごい。・・・・・で、気になるダイエットの方。『痩せる目的で来る方もいますよ。断食ですからもちろん体重は落ちます。でもそれはあくまで、“結果”。 肥満自体が不健康なことですから』。 そう、太り過ぎが招く病気は多い。糖尿病や乳ガンなども肥満(あぁ嫌な響き)が原因のひとつなのだ。 実際に道場で断食を体験した情報提供者・ペンネームちまきさんにも話を伺う。『合宿中って毎日何してたの?』 『決められてるのは軽い体操くらい。後は自由時間なので、本を読んだりゴロゴロしたり・・・。 あ、そうそう他の参加者の方と一緒によくテレビの料理番組を見ました。美味しそうとか言いながら (笑) 辛かったけど貴重な体験でしたよ、断食って』。コメントはいたって明るい。 ところで、あのぉ、体重減った? 『ハイ。ダイエット目的じゃなかったのに、10s近く。しかも、今もリバウンドなし!』 おぉ、おぉ!! つまり。断食道場で得られるスリムな身体は、辛い断食を耐え抜いた後の嬉しい“ご褒美”ってこと。 夢を追いかけるにも、健康なカラダは不可欠。どうでしょ、1999年、心とともに体もゼロから再出発ってのは |