2. オートバイについて

 (5)-2Benly50S日記 #3

                                            

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                                      現在の仕様 

                                                    最終更新日  2022/ 2/27

    

                前のメーター                 ラスト    25,000q

         新メーター                           6,360km


   2012年05月購入した虎のオートバイ。

   この 「ただただオーソドックス」なスタイルですが、なんか好きです。


   目指すはオートバイの理想のバランスを持っているCB550Fの黒タンク仕様のイメージ!。


       

   結局 オーナーのメンテナンス対象(おもちゃ)となり、改良(改悪?)しているだけですが。

   (もしやってみようと思われる方は、自己責任で。 本当に ’いいかげん’ ですので)




150. VM26セッティング#4

 最終(であってほしい)セッティングです。

スタートのセッティングは

  MJ:#125

  PJ:#15

  NCP:上から5段目(一番濃い目)

ですが、今日は天気予報で冬が終わった宣言をしたくらい温かくなりました。

気温は大体15℃。

これまで、10℃以下でセッティングしていたので、だいぶ狂うと思いますが。


で、走ってみるとーーーーーーなんと6000rpmで引っかかって、それから少しずつ回転が

上がっていきます。

  MJ:#130

  PJ:#15

  NCP:上から3段目

の時より上が濃い感じです。


MJを小さくしたにも拘らず、濃くなったということは、NCPの影響が大きいのだと思います。


なので、確認してみました。

@MJを一つ小さくして、NCPそのままでセッティング。

  MJ:#120

  PJ:#15

  NCP:上から5段目

これで走ると、引っかかる回転が少し上がりましたが、やはり高回転側が濃い。


そこでNCPを薄くする方向へ変更。

  MJ:#120

  PJ:#15

  NCP:上から3段目

すると、上までなんとか回るようになりました。

あと一つMJを下げてもいいのかもしれません。


他の方々の情報からも、キタコ製のVM26のニードルはテーパーが強いと言われています。


確かにMJを#15分下げてもNCPを上から3段目→5段目にしたほうが濃くなる位のテーパー

になっているということだと思います。


4速での60km/h維持が余裕でできるようになりました。


あとは季節による変化に合わせてセッティングして行きます。

(街乗りメインになってきて加速を良くしたくなったらドライブスプロケットを14Tに落とします。)


キャブ、ヘッド、マフラーを交換していますが、バッフルで出口径を絞っているので、これくらいの

MJやNCPになるんだと思います。


これでツーリングも相当楽になると思います。

                                             6,360km

                                             2022/ 2/27


149. VM26セッティング#3

 前回のセッティングは

  MJ:#130

  PJ:#15

  NCP:上から3段目

でしたがやはり高速で濃い感じ。

なので今日何とか冬用のセッティングを決めたいと思い、下のセッティングでトライです。

  MJ:#125 ← #130

  PJ:#15

  NCP:上から5段目 ← 上から3段目

MJで全体を絞りましたが、#130で結構いい感じだったので、NCPを上から3段目にすると

さすがに薄すぎるかということで、NCPは一番濃くなる上から5段目でセッティングです。


ほんで始動。

3回ほどキックしながらスロットルを煽っても、エンジンかからず。

ほんでチョークレバーを引いてキックすると一発で始動。

しかし掛かってすぐチョークを戻すとエンジン停止。


やっとチョークしないと始動しないようになりました。

昔、正常なキャブレターは、夏でもチョークを引かないと始動しないと教わりました。


エンジンが掛かった後は、3000rpmまで煽りながらアイドリングでエンジンが止まらなくなったとこで

チョークを戻します。

その状態でのアイドリングは1300rpmで安定しています。


なんかPC20の時って、夏でも冬でもチョークしないままキック一発でエンジンが掛かっていたので

低速側が相当濃かったんだと思います。

比較するものができるとそれぞれの優劣が判り、これまでのものが良いのか悪いのかが判ります。

まあ古いキャブレターでしたので、正確なところは判りませんが。


あいにく本日天気が悪く走りに行けなかったので、本日の確認はここまで。


また走ると違う結果が出るかもしれませんが、#120のMJも購入したので、来週はセッティングの旅に

出たいと思ってます。



本日のセッティング(ニードルクリップ位置:NCPです) ← 変更なし

  MJ:#125

  PJ:#15

  NCP:上から5段目


                                             6,332km

                                             2022/ 2/20


148. VM26セッティング#2

  今日は有給休暇。

雪も降らなかったので少し温かくなった昼からオートバイ用品店に行くついでにセッティング。


前回のセッティングは

 MJ:#140

 PJ:#15

 NCP:上から1段目


でしたがやはり高回転がまだ濃いようでいまいち。

なので手に入れたMJを使って、

 MJ:#135

 PJ:#15

 NCP:上から3段目

でトライ。

サラの状態からセッティングをするときは、まずMJを選定するのですが、その場合はNCPは

中央の3段目の位置で行うことにしています。


このセッティングだと、MJは小さくして薄くしたものの、NCPは上から1→3段目なので濃い方向

に多少戻すことになります。

走ってみると、まだ高回転側で回転上昇が引っ掛かります。


それで、オートバイ用品店で買い物を済ませた後、駐車場でMJ変更。

 MJ:#130

 PJ:#15

 NCP:上から3段目


やっと、エンジン音が軽い乾いた感じになってきました。

回転上昇するときに、6000〜7000rpmくらいで少し息継ぎします。

ちょうどPJからMJに完全に切り替わるくらいのところだと思いますので、

その位置が少し濃いんだと思います。 もうちょい。


でもそのちょっとした引っ掛かり以外はOKで、16T-36Tにも拘らず、PC20で

14T-36Tの時より全回転域でトルクが上がりました。


ドライブスプロケットを16Tにすることで、もともと1stギアが低いが横型エンジンでも

1速の守備範囲が広がって乗りやすくなるのですが、1速と2速が離れているため

トルクがないと2速での伸びが遅くなります。

でもこのトルクなら、2速変速後も気持ちよく加速できて、ツーリングは楽です。

60km/h巡行も圧倒的に楽になり、その4速 60km/hからスロットルを開くとそのまま

80km/hまで上がっていきます。

70km/hでの巡行も可能になりました。


パワーのイメージは、昔の2st50CCより早いけど2st80ccよりは遅いかなーー位です。


あとはもう一つMJを下げて、NCPを濃い位置でセッティングできれば、夏はNCP調整だけで

やりくりできるかもしれません。



本日のセッティング

  MJ:#130  ← #140

  PJ:#15

  NCP:上から3段目 ← 上から1段目


                                             6,332km

                                             2022/ 2/11


147. VM26セッティング#1

  本日、寒い中朝からパンの買い出しついでのセッティングです。


まずは、標準セッティングの

 MJ:#150

 PJ:#15

 NCP:上から2段目

でトライ。

6000rpm以下ではトルクも上がり、気持ちよいのでPJは#15で問題ないと思いますが、

それ以上はゴボゴボで頭打ち。

おそらく濃い。

だましだましパンの買い出し先までたどり着き、次のセッティングへ。


まず、本当に濃いか確認するために、NCPを上から2→3段目(濃くなる)に変更。

 MJ:#150

 PJ:#15

 NCP:上から3段目で

すると、5000rpm以上が更にゴボつきました。

ということで濃いことが判明。


そのままちゃきちゃき堂までだましだまし帰った後、セッティング用のホームコースで再調整。

と言ってもNCPはそのままにして、MJだけ下げます。


まずは

 MJ:#145

 PJ:#15

 NCP:上から3段目

でテストしますが多少改善したのみ。

さらに

 MJ:#140

 PJ:#15

 NCP:上から3段目

にすると、だいぶん改善されましたがまだ8000rpm以上はダメ。

(#140で どうにか調子が出ると思っていたのですがーー)


そこで、NCPを一番上(薄くなる方向)

 MJ:#140

 PJ:#15

 NCP:上から1段目

にすると、8000rpm以上のゴボつきはだいぶ緩和されて、街中を流すには

まあまあになりましたがまだまだ。


メンテナンスを考えると、1個のMJで夏冬走れるようにしたいーーツーリング中にMJを

交換してガソリンまみれになりたくないし。

そうなると、この寒くて酸素濃度が高い冬のこの時期はNCPは下側で、気温が

上がるにつれてNCPを上げていく(薄くしていく)ようにできればベストです。

(PC20はそうできてました)


ただこの状態でも、PC20より、全体的にトルクが上がっていて、16T-36Tのスプロケットにも

拘らず、14T-36TのPC20の時以上の加速です。

高速側のセッティングが出たときのパワーが楽しみです。


でも残念ながらオーナー手持ちのMJはここまで。

なので、またMJを購入して後日セッティングです。


他の方々の情報では、#150で調子が出たという方が多いのですが、オーナーの

Benlyは、エアフィルター+マフラー+バッフル(φ20)で排圧が

変わっているようです。

バッフル無しなら、大きいMJが使えると思いますが、バッフル無しのエキゾースト音は

ちょっと気が引けます。


またキタコのVM26は中高速が濃いということですが、それはおそらくジェットニードルの

テーパーがきついためだと思います。

ニードルジェットとのクリアランスが高速側で大きくなってしまうんですかね。

でも高速側で濃ければ、パワーは下がってもエンジンが無理する方向ではないので

まあ良いかと。


なのでこの状態でまずはセッティングを詰めることにしました。



セッティングには、#130前後のMJを揃えておく必要がありそうです。

折角#140、#145を購入したのですが、使うチャンスは少なそうです。


まあセッティングは個々のオートバイの仕様によって違いますので、しょうがないですね。


楽しみながらやります。


本日の変更(ニードルクリップ位置:NCPです)

  MJ:#140 ← #150、

  PJ:#15 

  NCP:上から1段目  ←上から2段目


                                         6,298km

                                         2022/ 2/ 6


146. VM26

  昨日発注したVM26とマニホールドが今朝届きました(はやっ! さすが密林商会)


今朝から早速取り付け。

これまで頑張ってくれたPC20を取り外し、マニホールド、キャブ本体を取り付けます。


そしてまずはスロットルワイヤー。


実は今回一番不安だったところです。

PC20で使っていたワイヤーの先端形状と、アウターからのケーブル突き出し量で、VM26に合うか?。


スロットルグリップからワイヤーを外し、恐る恐るワイヤーをスロットルバルブに取り付けると、先端形状は

問題なく取り付けることができました。


そしてスロットルグリップをセットすると何とかギリギリで取り付けることが出来ました。

しかしスロットルのアジャスターや、キャブのアジャスターはアウターが一番短くなる位置でも遊びが全くなし。


なのでスロットル側のワイヤープーリーのストッパー部分を3o程切り取り、ほんの少しの遊びを作りました。

(これからワイヤーがいくら伸びても大丈夫ですーーー違うか---)

やはりVM26用のワイヤーを使ったほうが良いんだと思います。


でも新しいワイヤーを買わずに済んで少し気分が良くなった勢いで、ちょっと買い物へ。


これまでのPC20用Φ35のファンネルは、Φ43のVM26には当然使えません。

またフュエルホース取り付けノズル部分がPC20より太くこれまで使っていた内径Φ5のホースでは無理。

なので内径Φ6のホースが必要。

更に、オーバーフロー系の内径Φ3のホースが透明のピンクで、趣味に合わないので、グリーンにします。


また他の方々のセッティング記録を見ると、メインジェットを初期設定の#150から低くするセッティングが殆どで

パイロットジェットやジェットニードルとかは変更しなくても何とかなるようなので、メインジェットも#140、#145を

購入。


ただし同じキャブレター用のメインジェットやパイロットジェット等はメーカーによってそのサイズが違う場合があるため、

統一します。

純正に合わせるもよし、違うメーカーで揃えるもよし。

そうしないと、もう獣道です。

色んなメーカーの組み合わせはキャブレターを理解している+時間がある人でないと無理。


今回のVM26は、全てキタコ製で揃えていきます。(PC20は Shift Upさんのものでした)



買い物から帰って、フュエルホース、オーバーフロー用ホースを取り換え、エアフィルターも取り付けます。

PC20では網付きファンネルでしたが、フィルター機能を持つキタコのフィルターにしました。


そして全て組みあがったのは、夕方。

チョークを引かずにスターターキックペダルを蹴ると、2回目のキックであっけなく始動。

気温10℃で取付後最初の始動でチョークが要らないって、PJが大きい?

排気音は、少し低く大きくなったので、ちゃんと吸入量が増えている?。


アクセルで回転を調整しながらアイドリングを1800rpm程度に合わせ、暫く放置。

油温が上がってきたところでエアスクリューを調整してアイドリングを1500rpm位に合わせた後、

スロットルを煽ると、8000rpmまでは頭打ちも無くアイドリングも安定しています。



無負荷での確認ですが、キャブの出荷状態でここまで安定しているのは驚きです。

まあ、許容範囲が大きいキャブレターだとは言われていますが、あとは走ってどうなるか。


MJ持って明日確認・セッティングです。

どのくらいパワーアップしているかな。



そして、エンジン関係はこれで最終形です。

これ以上の高回転化によるパワーアップはエンジンやミッションの寿命低下につながります。

10000rpmまでのトルクをどれだけ上げられるかーーです。


現在の仕様

     エンジン            モンキー用(リターン4速)

     ヘッド/シリンダー/ピストン   デイトナ ニューハイパーヘッド 88CC ビッグフィン

     カムシャフト           デイトナ ハイカムシャフト

     クランクシャフト         デイトナ SPクランクシャフト41.4o

     キャブレター          ミクニVM26 ← ケイヒンPC20

                        MJ:#150、PJ:#15

                      ニードルクリップ位置: 上から2段目

                      (出荷状態のまま)   

                    油面レベル:21mm

     ハイスロットル         キタコ モンキー用(ワイヤー905mm VM26にはぎりぎり)

     インマニ             キタコ VM26用 左出し ショートタイプ

         エアフィルター         キタコ パワーフィルター Φ43

       コイル             C.F. Posh製 レーシングコイル+Kijimaハイテンションコード

     クラッチ                 デイトナ 強化3枚クラッチ+強化スプリング

     オイルポンプ         デイトナ メガポンプ (オイル穴Φ2へ拡大)

     マフラー            タケガワ モンキー用マフラー+アルミバッフル 出口φ40⇒φ15

                     (ちょっと絞りすぎですかね)


                                              6,236km

                                              2022/ 2/ 5


145. キャブレター#3

  整備の確認ツーリングの結果、プラグは、真っ白からきつね色に変り、思った通りでした。

アイドリングの上昇についてはなんとか1800rpm位になりました。


でもですよ。

「新品のキャブってどうなんだろう、やっぱりもう少しパワーが欲しいなー病」が出てしまいました。

一般道専用とはいえ、パワー(ほぼトルクですが)があるに越したことは有りません。

最高速が欲しいわけではなく、80kmまでの到達時間を速く=トルクを出したい。



でもボアアップ、大径バルブヘッド、マフラーをカスタムしてこれらを変更する気はないので、残るのはキャブ。

そう現在のPC20も既に10年。 色々摩耗によるガタが出ているはずでそろそろ寿命?。


なのでキャブレターの大径化でトライ。


でもツーリングするオートバイなので、難しいキャブレターはだめ。


なので、パワーはそんなに出ないけど、扱いやすいと言われているVM26。


これで、ボアアップ、ビッグバルブヘッド、スペシャルクランク、マフラー交換に続く最後のアイテムの

キャブレター大径化の効果が確認できます。


もし耐久性が無くてツーリングに向かなければPC20に戻ることにします。


さて、どのくらい変わるのか。

                                                6,236km

                                                 2022/2/4


144. キャブレター#2

  Benlyのキャブレターの悪あがきです。

アイドリングが高いこととチョークを引かなくてもエンジンがかかることへの対策。


チョークを引かなくても良いということを素直に考えれば、初めからチョーク状態と言うこと。

なので始動、アイドリング時の混合気を薄くするためにパイロットジェットを38番から35番へ変更。


するとエンジンを掛けるときに、チョークを引かないとエンジンが掛かりにくくなりました。

そんで気をよくして暖気後に宮ケ瀬湖まで50km程度のツーリングをしてきました。

途中では結構回しましたが、ちゃきちゃき堂近辺では回さずに帰宅。


そしてプラグを確認すると、なんと白っぽい。

また低速からスロットルを開けたときにつながりが悪く一回パワーが落ちて盛り返す感じです。

なので、ニードルのクリップ位置を一つ上げました。

(クリップは一段下げの上から3段目、濃くなる方向です)

そしてアイドリング、空ぶかしするといい感じのきつね色。


またアイドリングが1500〜2000rpm程度に下がったのですがちょっと不安定気味です。

暖気をきちっとしていないので、ツーリングで確認ですね。


本日もう一つ修理しました。

オーナーはRZ350Rに乗っているときから握り径が小さいTZ用のハンドルグリップが好きで付けてました。

900SSやNinjaではちょっと径が小さくてスロットルが重くなるので取り付けていませんが、Benlyには

以前から付けてます。

でもこのTZグリップは長手方向に裂けめが入りやすく、だいたい1〜2年で交換です。

そのグリップが裂けてきてブカブカになってきました。

なので本日交換したのですが、その時にスロットルの取付がバーエンド側に寄っていて、スロットルスリーブが

バーエンドプラグに擦れてました。


そこで、スロットルを全開からぱっと放してスロットル位置を何度か確認したのですが、ワイヤーの油切れもあり

閉側の戻り位置が一定ではありませんでした。 この擦れが閉位置をばらつかせていた?


「ワイヤーの動きが少し渋くなってあの「カツッ」と言う音が無くても閉まっている」と思い込んでいたのです。


スロットルの位置に注意してグリップを交換し、ワイヤーへの給脂を行ったあと、スロットル全開から手を離すと

「カツッ」という音で閉まるようになりました。

少しちゃんと戻るようになったようです。


あとは2つの整備の効果確認のためのツーリングです。



                                                6,134km

                                              2021/12/11


143. キャブレター

  Benlyのキャブレターは、ケイヒンのPC20です。


デイトナ88cc(シリンダー+ニューハイパーヘッド+スペシャルクランク)+タケガワマフラー仕様にPC20はちょっと

役不足なんだろーなーと思うのですが、80km/h以上は出るしまあ満足しています。


しかし、BenlyのPC20は「アイドリングが下がらない病」と「チョーク要らない病」を持ってます。

アイドリングが下がらないのはスロットルバルブが下まで下がっていないことが原因のようですが、

それはキャブレター本体の変形が原因のようで、エンジン温度によってアイドリングが変わります。

また冬でもチョークを使わずに始動できる点も昔から????です。


キャブレターはBenlyを手に入れた時から変更していないので、寿命かもしれません。


そこでオーナーは再度ケイヒンPC20を購入し、本来の性能を確認することにしました。

パワーの出るキャブレターも気になってますが、PC20はセッティングが出しやすいことと、

100km/h出すためにシビアなセッティングのキャブレターを付けたら、ツーリングで苦労しそうなので。


もしPC20で充分であれば、エンジンへの負担も少ないのでそのまま行こうかなと思ってます。


長く乗るためです。



                                                6,075km

                                              2021/12/8


142. 手が冷たい

  本日、朝からツーリング。

9時くらいになって温かくなってきたので、久しぶりにBenlyでツーリングです。

実は朝早く起きた丁稚 虎に何が食べたいか聞いたところ、「蕎麦」とのこと。

なので、以前買って美味しかった伊勢原の蕎麦屋に行くことにしました。

でも伊勢原往復も面白くないので、もしかしたら見れるかもしれない箱根の紅葉

を期待して

 R1⇒箱根旧道⇒宮ノ下⇒乙女峠⇒御殿場⇒伊勢原の蕎麦屋⇒帰宅

のルートにしました。

ちゃきちゃき堂からはR1で箱根へ。


アイドリングは暑かった10月は1500rpmだったのですが、この時期は2000rpm前後になります。

スロットルバルブが下がり切っていない?


箱根旧道をえっちらおっちら登り、芦ノ湖にも寄らずそのまま宮ノ下を過ぎ、乙女峠へ。

紅葉は所々ありましたが、やはり残念ながらピークは過ぎていました。

乙女峠で写真撮りましたが、最近、富士山を写真にするといつも雲がかかってます。


で、困ったことにこの乙女峠に着くころは、既に手は冷えまくって旨くてが動かない状態でした。

寄る年波なのだと思いますが、以前は問題なかった寒さでも最近は手が動きにくくなってます。

以前ハンドルカバーを検討していると書きましたが、そろそろ真面目に買わないと、辛そうです。

冬の澄んだ空気の中で見る景色を楽しむためにも。


帰りに伊勢原の蕎麦屋に寄って蕎麦を買ってきました。


これで昼ご飯が少し確保できました。


                                                6,075km

                                              2021/12/4


141. わさび

  本日、朝からNinjaで紅葉を見に行くつもりだったのですが、バッテリーが上がって、NG。

そこで急遽わさび買い出しツーリングに変更。

買い出しと言えばBenly。出動です。


8時にちゃきちゃき堂を出発し、R1で小田原へ。

そして三島でR136に進み、またまた浄蓮の滝を目指していたその時、右側に「伊豆、村の駅」が。

ま、行ってみるかと寄ってみると、結構な広さの地元市場でした。


ぐるっと回ると、購入予定のさわびふりかけ、わさびお茶づけ、生わさびが、売っていました。


特に生わさびは、浄蓮の滝の道の駅とほぼ同じ値段。

「おーっ」と思い思わず購入予定品全部購入。


そして、県道を通って熱海に向かい、途中で昼食を食べて、14時に順調に帰宅。


最近、Benlyでのツーリングが増えてますが、それはそれで楽しいもんです。

ガソリンもハイオクで170円/L前後まで上がってますので、財布にも優しいツーリングです。


でも、次はがっつり遠くに行きたいですね。


                                            5,570km

                                              2021/10/30


140. 椿ライン

  本日朝からBenlyで、散歩ツーリングです。

伊豆の方にでもと思い、R1を西に進み、熱海を目指します。


ところが熱海に着いた頃に、雲行きが怪しくなってきました。


しょうがないので、湯河原まで戻り、そこから椿ラインを抜けて大観山に行くことにしました。


椿ラインは、枯れ葉が多くなってきていて、雨上がりとか路面がぬれているときは注意が必要な

時期になってきています。


今日は、Benlyに鞭打つこともなく、トコトコ40km/h位で登ります。

いつものように全てのルートで40km/h。

結構攻めないといけないコーナーもあり、結構楽しめました。


椿ラインを抜けたところにある大観山のアネスト岩田スカイラウンジで一服。


いつものようにポルシェやフェラーリなどが止まっていて、FIAT500のアバルトも数台。


オートバイは、オーナーのBenlyが一番小さい状態。


でもここは色んな人が色んな車やオートバイに乗ってくるのを見るのが楽しい場所です。



しかし車は良い音しているのが多いのですが、オートバイは「大丈夫か!」と思う位の

音(雑音)で走ってくる方々が多いです。


ま、そういう方々にはオートバイは消耗品なんでしょうね。


それから箱根の旧道を下り、無事帰宅。

140kmの散歩でした。

                                             5,570km

                                              2021/10/9


139. マフラー塗装

  オーナーのBenlyにはタケガワの一体型のマフラーを付けています。

これステンレスではなく、鉄+メッキ。


結構きれいに磨きながら使っていたのですが、とうとうメッキがはがれ、錆が酷くなってきました。


鉄のマフラーはそんなもんなので、耐熱塗装をすることにしました。


耐熱温度が600℃でシルバー系。

密林商会で ソフト99にチタン色がありました。

すぐに購入して本日塗装しました。


まずは全体に発生している錆を1500番のペーパーでさび落とし。

その後パーツクリーナーで脱脂してスプレー。


スプレーはいつものようにまずは気が遠くなるくらい振って塗料を混ぜます。

特にシルバー系は塗料が分離しやすくよく混ぜないと違った色になったり、大物を

塗っていると色がだんだん変わってくるので最悪です。

そしてよく混ぜたら焦らず、少し塗ったら乾くまで待ってを繰り返します。

幸い午後前から日も差してきて乾燥時間もあっという間でした。

そして乾いたら、今度は加熱のためにBenlyに取り付けますが、この状態では

塗装の強度はほぼ0で、ちょっとでもぶつけると塗装が剥げます。

細心の注意をして、エンジンに取り付けます。


150℃で加熱するように書いていますが、マフラーが入るような加熱装置は持って

いないので、直に排気熱で加熱します。


まずはエンジン始動。

アイドリングでまずは10分程度熱を入れ軽く熱を入れます。

それからエンジンを切って一回冷やし、そこから30分ほど家の周りを乗り回しました。

家に着くと、サイレンサー直前で100℃を超えていたので、まずは加熱できていると思います。


そしてその雄姿がこれ。

   

塗装にムラもなく、チタン色の塗装は、結構それらしい色になり満足。

(曇っていたのでアルミ色に見えますが、日に当たるとチタン色です)

    

またBox用のベルトも購入し、専用の長さに調整しました。

Boxには軽くかさばるもの、すぐに取り出したいものを入れますが、工具等の

重い荷物はBoxの前側に積みます。

そうすると、重心に重量物が集まり、運転しやすくなります。

またこのBoxの幅だと、すり抜けするときも全く気になりません。


これで、便利な買い出しBox付きのBenlyの出来上がりです。



Benly弄りももう一息、かな?


                                             5,413km

                                              2021/9/5


138. 試走

  自作のトップケースベースを製作後、初の試走です。

トップケースの4隅をベースにタイダウンし、固定します。


行先は、宮ケ瀬ダム。

9時半に出発し、宮ケ瀬ダムを目指します。

結構なワインディングなのですが、トップケースはガタついたり動くこともなく安定しています。


宮ケ瀬のいつもの駐車場に着くと、なんと閉鎖。

緊急事態宣言が終わる9月12日まで閉鎖だそうです。


しょうがなくそのまま下りましたが、駐車場からの下りでもボックスは暴れることなく

安定していました。


帰りにキャンプ用品のショップに寄ろうと思ったのですが、店に入ろうと準備をしていた時に

マスクを無くしたことに気が付き、諦めて帰宅することに。


でもアイリスのボックスは使いやすくショップに入る準備も簡単でした。


そのあと結局ガソリンを入れただけで11時に帰宅。


また、これまでのカブリ対策として、キャブのニードルのクリップ位置を中央から一つ上(薄くなる)

に変更してのツーリングでしたが、自宅から宮ケ瀬ダムまで調子よく、下から上まで回りました。

なので、夏はクリップは上から2段目、秋冬春は上から3段目で行こうと思います。


でもとにかく湿気がきつくて、帰宅後は熱中症直前でした。


来週末は、気温が下がるとのこと、900ccオートバイの出番です。

                                             5,390km

                                              2021/8/29


137. 自作トップケースベース

  ほんで、本日作りました。

以前製作したキャンプ用のベースを改造。

一応、キャリアにはまり込むようにして、前後左右は固定しています。

この左右サイズを今回のアイリスオーヤマのボックスに合わせ、さらに四隅に位置決めの

キーを取り付けました。

これでボックスも前後左右固定され、あとはベルトで上下方向を拘束すればOK。


この「職人の車載ラック専用 MHB-460 ブラック/オレンジ」は結構優れもので

75kgのオーナーが蓋の上に座っても全然大丈夫だし、簡易の鍵が付いているし

蓋に付いている防水シールもしっかりしたもので、多少の雨ならOKです。

これが2000円ちょい。


トップケースのメーカーさんは何故このレジャーボックスが多用されるかまだ気づいていない

のでしょうか。

レジャーボックスが安いという理由は大きいのですが、オートバイへの固定には苦労します。

しかし、ツーリング中にボックスを外す必要が無い場合は、普通のトップケースよりツーリング中は

使いやすいのです。


理由は蓋です。

トップケースはその筐体を上下で半割りにするように開くため、ツーリングの小物に分けた荷物は

下半分までは気軽にケースに入れられますが、半分以上の高さになる時は荷物がはみ出し易く

毎回積みなおしながら蓋を閉める必要があります。(大物は気になりませんが)


トップケースには、すぐ取り出したり仕舞ったりするものを入れます。

そのためはみ出しが無いように積みなおすのは、手間です。

更にこれが雨の中だと苛つきます。

(ヘルメット等の大物を入れることしか考えていない気がします)


でもレジャーボックスは上蓋です。

だから小分けにした荷物でもボックスいっぱいまで気にせず詰め込めます。


上蓋のボックスはあるにはありますが、アルミ製ばっかりで高価過ぎます。

またボックス自体が重すぎます。

アルミのトップ、サイドケースをフル装備してツーリングしている方々がいますが、オーナーには

理解不能です。

あんな重いもの、幅のあるものをオートバイに取り付けて走ろうとは思いません。



個人的には、このシリーズで50L 80L位のボックスを作ってほしいと思います。

でも容量アップ=幅アップではなく、幅は50cm厳守で作ってもらいたいと思います。

そうすれば、ライダーの体の幅により近くなり、不意にすり抜けをしないといけなくなる

場合でも運転しやすくなり、安全性も増します。

あと贅沢を言えば、キャリアへのワンタッチのアタッチメントをオプションで出してもらえば最高です。


アイリスオーヤマさん、お願いしますね。


で、買い出しエキスプレスBenlyの利便性がまた上がりました。

                                             5,331km

                                              2021/8/22


136. 買い出し

  緊急事態宣言下、買い物くらいしかやることはなく、買い出しに行きました。

目的は、三崎の鮪。

ちゃきちゃき堂もみな家で我慢しているので、食事位贅沢にと。


朝9時から出発し一路三崎港へ。

ちゃきちゃき堂から50kmくらいで、丁度いい買い出し距離です。


往路は江の島、鎌倉、三崎まで結構な渋滞で、到着まで2時間かかりました。

そしていつもの「うらりマルシェ」にBenlyを止めて、鮪を購入です。

そうそう、これまで買い出しエキスプレスBenlyの重要装備として取り付けていた

SHADのSH45ですが、幅が大きくてすり抜けを行う時に結構気を遣ってました。

まあ、Benlyに45Lは大き過ぎることは確かです。


なので、少し幅が小さいものを物色していたのですが、アイリスオーヤマの

「職人の車載ラック専用 MHB-460 ブラック/オレンジ」

が安くて普通のレジャーボックスっぽくなく、また簡易式ですがロックや防水シールまで

付いています


これを、リアキャリアに取り付けたサブキャリア(以前作ったサブキャリア)の上に乗せ、

このボックスの売りであるタイダウン用のフック4箇所にベルトを掛けて固定しました。

ボックスの中には、修理工具と前後タイヤのチューブ・保冷バッグ等を入れています。

(おそらく3kg程度)

しかし、いくらベルトを締めてもブレーキ・発進時に前後にボックスがズレてしまい、なんか

気持ちが悪い。

やはり、ボックスを固定する位置決めキーをサブキャリアに取り付けたり、ちょっと大きすぎる

サイズをボックスに合わせる等の改良が必要です。


三崎港から帰るとき、「うらりマルシェ」の道向かいにある三崎館を見ると、普通なら

お昼時なので名物の「鮪のカマ焼き」目当てに人が並んでるのですが、お客さんは

見えません。

もう少しの我慢だと思いながら、帰路に着きます。

ボックスが動いて気持ち悪いのを我慢して、帰りは1時間すこしで帰宅。


今晩は、鮪の中トロと釜あげしらすをおもいっきり食べようと思います。


                                             5,331km

                                              2021/8/21


135. ロードレースコース

 自主的な慣らし走行距離をこなし、10000rpm以上回ることは確認しましたが、

結構10000rpm以下での走行が我慢できることに少し驚きながら、いつもの

気ままツーリングです。


今日は、R246で御殿場まで行き、そこから山中湖、道志道経由で帰宅です。

そうです、東京2020のロードバイクのコースです。


出発後、R246は結構空いていて御殿場への登りも流れに乗れて快適です。

そこから山中湖に向かいますが、その途中からがロードレースのコースです。

コースになるころには空気が薄いのかパワーダウンしますが、それでも無事山中湖へ。


そして道志道。

オリンピックのロードレースコースで、あちこちに登りが立ってます。

ロードレースの観戦に行きたいのですが、観戦場所も少なく、密になることは必至。

また目の前をおそらく40km/h以上で走り抜けると見れるのは一瞬。


どこか良い観戦場所があるとよいのですが。


そのまま道志道からいつもの道で厚木を抜けて帰宅です。


やはりクランクシャフトの交換は効果絶大で、エンジン振動が本当に減って、疲れなく

なりました。


走行距離は 150km。 4時間。 燃費計測忘れましたが、良くなってる感じです。


Benlyには丁度良い距離でした。

                                                5,231km

                                                 2021/7/18


135.  試走

 梅雨空の曇りの今日、午後からBenlyで家の周りを軽く走ってみました。

さすがにエンジン全バラからの組み立て直後に長距離ツーリングは無謀すぎます。

まずは様子見です。


4000rpmMaxと決めて走ると、4速でやっと40km/h。

下手すると50ccにも抜かれます。


そして、近くのパーツショップに行き、Benly用のプラグを購入。

そのあと少し遠回りをして帰ってきました。


本日は4000rpmまでしか回してませんが、その回転域でのエンジンの感触です。


良いこと

 @圧倒的に振動が減りました。

  本当に50tのノーマルの新車レベルです。

  クランクの回転バランスが良いんでしょうね。


   またノイズも激減したのでクランク・コンロッドの摩耗によるノイズ・振動だったようです。


  高回転まで回したときが楽しみです。

 

 Aスロットルのツキが良くなった

  エンジンの吹け上りが良くなりました。

  以前の様にスロットルを煽って止めた後にクランクの慣性でエンジン回転がオーバーシュート

  することは無くなりました。


  スロットルの開度にリニアに応答します。

  開けた分だけしか回らないということです。

  

??なこと

 @クランクマスが減ったことで、クランクの慣性が減り低速走行時にエンジンストールしやすく

  なりました。

  4速30km/hでトコトコ走るのも好きだったのですが、ちょっとスロットルを開け気味に

  しないと走りません。


 A直進安定性が減った。

  乗った時に以前よりふらふします。

  軽くモンキーより大きなBenlyなので、クランクマスが減ったことによるジャイロ効果低減を

  感じやすいのかもしれません。


 Bエンジンスタート時にキックアームを最後までキックする必要がある。

  これもクランクマスの影響でしょうが、これまではちょっとキックすると、慣性でクランクが回って

  エンジン始動していたのですが、キックアームでクランクを回してやらないとエンジンが始動しにくい

  感じです。


で、お判りでしょうが、「良いこと」と「??なこと」はバーターで起きることです。


今回の修理の時に52oのストロークにすることも考えましたが、52oのクランクにはなんと

ミドルウエイトローターが必要で、更に二次側クラッチ推奨とのことで断念しました。

 (排気量がスタンダードの2倍以上の110ccになれば当然ですが)


これまでも10000rpm以上回りましたが、一次側クラッチでかつ、振動が結構あったので

MAXを10000rpm(自主規制)としていました。


しかしこれだけ振動が無くなると、自主規制を守れるか不安です。



まずはこの振動激減したBenlyと自制心を強く持って残り500km弱の慣らし走行を

楽しもうと思います。


⇒ 6/26 ツーリングで自制心が足りず、4000rpm(40km/h)を守れなかったので、

     100kmまで:4000rpm

     200kmまで:6000rpm

     300kmまで:8000rpmでおわり

  で慣らすことにしました。


                                                4,840km

                                                 2021/6/20


134.  エンジン組み立て#2

 本日朝から雨。

朝起きて朝飯食べた後からキャンプ用の自立型のタープを立て、雨を防ぎます。

これがあれば、多少の雨ならオートバイ整備ができます。


キックスピンドルの不要なサークリップを外し、淡々と組付けていきます。

ガスケットは、エンジンがまだ高熱になるほど回していないので再利用可能でした。


で組み付け。

フライホイール等、キタコの虎の巻を読みながら組み立て、シリンダーとヘッドはデイトナの説明書。


トルクは、全て指示通りでデジラチェ大活躍です。


そしてオイルをエンジンに回すためにイグニッションとガソリンコックOFFで数十回キック。

もういいかなということで、エンジンを掛けます。


するとキック2回でエンジン始動。


変な音もなく、3000rpmくらいまでみましたが、そこはSPクランクシャフトの威力でしょうか、

振動も少なくなってます。


ピストンとシリンダーも交換していますので、暫く車の流れに乗れる最低限の4000rpm以下で

500kmほど慣らして、オイルを交換したら全開走行です。


さて、どう変わったか今から楽しみです。

                                                4,827km

                                                 2021/6/19


133.  エンジン組み立て#1

 さて、交換部はデイトナの SPクランクシャフト41.4o、ビッグフィンのシリンダーとその他もろもろ。


弄らない部品、パーツはそのまま再利用。

ベアリングも特にはガタが無かったので再利用です。


で組み付け。


キタコの虎の巻を読みながら、KTCのデジラチェを使って組付けます。

でも、クラッチとフライホイールの組付けは、デジラチェの握りが短く、結構力が必要です。


途中、キックスピンドルに不要なサークリップを取り付け、キックスピンドルが回らなくなりましたが、

ケースを組みなおして何とかクリア。


今日はここまで。


次の土曜日、また頑張ります。

                                                4,827km

                                                 2021/6/17


132. エンジン不調

 伊豆一周の帰り道、エンジンからカッ---カッ---という異音がしてました。

エンジン回転に合わせて異音が変わるので、原因はエンジン。


帰宅後、マフラー、キャブレターなどを確認しましたが緩んでいません。


初めて聞く異音だったので、色々原因予測です。

 @カムチェーン系

 Aヘッドのバルブ系

 Bシリンダー ピストン系

 Cミッション系

 Dクランクシャフト系

どれも結構重い整備になりますが、順番にエンジンをばらしながら確認です。

(分解前に念のため、キタコさんの虎の巻を購入しました)


@ヘッドのカムカバーを外して見ましたが、カムスプロケット、チェーンの遊び、テンショナー、プーリーの

 損傷なし、カムチェーンが当たった形跡もなし。


Aヘッドを外して見ましたが、カムシャフト、ロッカーアーム、バルブ等異常無し。

 ヘッドを逆さまにして洗浄液を貯めても漏れもありません。


Bシリンダーを外し、ピストンをコンロッドから切り離すため、ピストンピンクリップを外そうとした時です。

 あれ、ピストンピンが押すだけで抜けるーーーーーー。

 なんと片方のピストンピンクリップが無いのです。

 片方つけ忘れ?

 いえそれはありません。

 オーナー、組み立て時は必ず説明書にチェックを入れながら組み立てます。

 またピストンクリップは特に嵌りにくいので確認して取り付けています。

 

 嫌な予感がしてシリンダー内部を見ると、予感的中。


 ピストンピンがズレてシリンダーに当たる位置に深さ0.5mm、幅4m、長さ40mm程度の

 削れて凹んだ筋がーーーー。


 更に、シリンダーやピストンを見るとシリンダー内壁の車体前後方向に縦傷が多い。

 ピストンが首を振っていたようです。


 おそらく、ピストンピンがシリンダーに擦れて、その抵抗で首振りが発生していたのかと。

 そうなると、片方のみシリンダーに擦れていたので、変な曲げ応力がコンロッド、クランクに

 起きます。

 そうなるとクランクシャフト、コンロッドも確認が必要です。


 ともかくこれでシリンダーとピストンは廃却決定。


 またエンジン内に入っていると思われる(思いたい)ピストンピンクリップを見つけるため、

 エンジン分解を進めます。

 エンジン左側、右側をばらし、センターでクランクケースを割ります。


 そうすると、オイルフィルターのところになんと2つに割れたピストンピンクリップがありました。

 特に削れたり、変形はしていませんでした。

 これをギアが噛みこんだりしていたらと思うとぞっとします。


 でもなんでクリップが割れるのか? なんか理解できません。


 ちょっと安心して外したクランクシャフトを見てみると、やはりビッグエンドとクランクシャフトとの

 クリアランスが多少大きくなっています。

 またスモールエンドにピストンピンを入れてガタを見ましたが、やはり曲げ応力の結果か

 ほんの少しのガタがあります。


 これで、クランクシャフトとコンロッドも交換決定。



 まあ、モンキーのエンジンに換装されていることからすると、相当な距離を走っている

 可能性がありますのでしょうがないかと。

 ベアリングやミッションギアは問題なくまだ使えそうですが, さて、どう修理しますかね。


                                                4,827km

                                                 2021/6/6


131. オイル交換

 備忘録としてですが、書き込みます。


オイル交換 6ヶ月ぶり 1420km走行

0.6L(オイル交換のみ)

MOTUL 5100 15W-50

                                                4,527kmkm

                                                 2021/5/6


130. タンクバッグの擦れ 

 最近タンクバッグを付けて走っているのですが、ちょっと問題が発生。


そう、タンクに傷がついたのです。

Benlyのタンクに。

900SSには少しだけ、Ninjaは殆どなし。


Benlyは、走った後にバッグを外すとバッグの下に白い粉を吹いていたのですがそれは

どうも塗料だったようです。


その塗料が、振動するバッグと擦れて削られたようです。


タンク側には、小さいクレーター状のくぼみがいっぱい。



バッグのタンク接地面には、滑り防止のシボ模様の樹脂コーティングされた生地があります。

これが擦れている?


Benlyのタンクはまたタッチアップですが、プロテクトシートを検討中です。

                                             2021/ 5/ 4



 129.  ぴかぴか

 暇でした。

なので、Benlyのエンジンのサイドカバー両方を磨きました。

でも根性がないので、電動ドリルにバフ用のホイールを取り付けて、コンパウンドで磨くのみ。


バフのホイールが50mm位なので隅っこは磨けませんでしたが、1時間程度で両方ぴかぴか。


今日は、一番粗いコンパウンドを使いましたが、極細のコンパウンドで磨くと、おそらく鏡状態に

なると思います。


そこまでやると、メッキっぽくなるのですが、ちょっとぴかぴか過ぎて恥ずかしいので、適当に

磨きます。

                                      現在  4,073km

                                            2021/4/30


 128.  12V電源

 本日BenlyにACCでONになる電源を取り付けました。

現在使っていないサイドスタンドインジケータ-(サイドスタンドしまい忘れ防止用)の電源を使いました。

そこから電源を取り、コネクターはハンドル右のバックミラーの取付位置に設置。


このSAEコネクターで12V機材がいろいろ使えるように

 凸SAEコネクター → 5Aヒューズ → 凹シガーソケット

の接続ケーブルを製作。


Benlyでは、900SSやNinjaの様にETCを接続することは当然ながら無いので、繋ぐメインの機材は

スマートフォン充電器その他です。

なのでシガーソケット用USB電源のプラグを差し込んで使用します。


もし複数の機材を使う場合は、バッテリー直結コネクターを残していますので、機材の接続ケーブルを

そちらに繋げば、「12V低電力機材は何でも使える仕様」です。


                                      現在  4,073km

                                            2021/4/8


127.  そろそろ足回り

 Benlyの写真を見てお気づきの方ももしかしたら居るかもしれませんが、Benlyのスポークは

錆防止のためにラストリムバーを塗っているため、黒くなってます。


またリムも純正のフロント 1.20×17 リア 1.40×17で、少し錆びています。

これに1サイズ大きいタイヤを入れています。


この足回りをワイドにすることをずっと考えてました。


スポークで太くするか、キャストホイールにするかーーーー。(CB550F用のキャストもありました)


見た目では、Benlyにはスポークが似合います。

しかしチューブが必要なため、ツーリングに行くときはフロントとリア用のチューブとタイヤレバー、リムガードを

持参しないといけません。

またスポークの緩みや折れ等、またスポーク、リムの錆のメンテナンスも必要です。


しかしキャストホイールなら、チューブレスタイヤ用のパンク修理キット(千枚通しでゴムを突っ込む奴)でOK。

これによる荷物の削減と軽量化は、Benlyには大きいです。

また、スポークの緩みや折れ等、またスポーク、リムの錆からも解放されます。

アルミも腐食して白くなりますが、綺麗に磨けば自分で被膜作るので暫く綺麗な状態を保ちます。


見た目を取るか、ツーリングやメンテナンスを取るか。


少し方向性が見えてきた気がします。


                                      現在  4,073km

                                            2021/3/16


126.  ぶらっとさんぽ

 久しぶりにBenlyで散歩です。


朝すこしまったりしてから出発。


箱根旧道を登り、十国峠から熱海に降りて、海岸線とR1で帰宅。


箱根は相変わらずがらがらでしたが、熱海は梅祭りをやっていて、結構な人出。


帰りは125ccのスクーターと適当に競争して帰ってきました。


今回もノンストップでのツーリングでした。


バーナーとポットはいつも持っていくのですが、冬はお湯を沸かしてラーメン食べる良い場所が

なかなか見つからないのがつらいところです。

ベンチとテーブルを探すのですが、結構お店の近くだったり、通路沿いだったり。

そこで湯を沸かすのはちょっと気が引けます。


で、人出が無いところを見つけると今度は吹き曝しで寒い-----。


まあお湯を沸かしてラーメン食べるのが目的ではないので良いのですが。


早く大手を振ってラーメン屋さんに入れるようになってほしいもんです。


                                          現在  4,073km

                                            2021/2/21


125.  サブキャリアのトライアル

 本日快晴。

サブキャリアのトライアルです。


朝からいつもの御殿場の富士山ポイントに向かいます。

快晴ですが結構寒く、寒暖差アレルギー(疑惑)のオーナーは、鼻水垂らしながらの走行。

11時に御殿場のPhoto Pointに着き、写真撮影。


サブキャリアを取り付けた状態はこんな感じ。

SHADのベースに引っかけている感じです。

この上にGoldWinのシートバッグを取り付けましたが、問題なく取りつきました。


気にしていた強度は全く問題なし。

また容量も拡張なしの11Lで、工具、チューブ、タイヤレバー等充分入ります。


また、DEGNERのタンクバッグはBenlyのタンク幅に合わせて選んだバッグなので幅が一緒。

容量は充分です。

走ってもズレることもなく安定していました。


あ、帰り道に道の駅山北で、トイレ休憩して出発するときに、丹沢湖方面から走ってきた

旧タイプのレブルに乗る若い方から、「綺麗にされていますね」と声をかけていただきました。

その方の友達がBenlyに乗っていたとのことでしたが、なんか嬉しいもんです。


2,3言会話してオーナーはスタートしましたが、オーナーは旧タイプのレブルが250ccアメリカンの中では

日本のアメリカンらしくて一番好きなオートバイです。

ご無事に帰宅されたことを信じております。



鼻水が止まらないまま、ちゃきちゃき堂に着くと、密林商会からフロントブレーキケーブルが届いてました。

実は、以前ケーブルを交換したときにキタコの一番長いものを付けたのですが、少し長すぎて弛んでました。


長さを測って80mm程度短くしたかったのですが、現在のケーブルより一段階短いのは150mm程度短く、

心配しながら購入。


取り付けてみると思った通りぎりぎりの長さで、取り付けると余裕がありません。


なので余裕を待たせるためと、取り付けたバーエンド分ハンドルバー幅を狭くしたかったので電動グラインダーで

ハンドルバーを26o詰め、レバーの位置をぎりぎり中央寄りにして、グリップも再度付け直しました。


結果、何とか問題なくケーブルをとりまわすことができました。


これでまた遠乗りが楽しくなります。


                                          現在  3,731km

                                            2021/1/30


124.  トップケースベース用サブキャリア

 本日曇りのち雨。

なので、またまた暇つぶしをしました。


いま、SHAD45のベースをBenlyの純正キャリアに取り付けいつでも買い出しツーリングに

行けるようにそうしているのですベースが付いていると小型のシートバッグが付けにくい。

(中大型のシートバッグを取り付けるときは、ベースを外して専用に作った大型サブキャリア使用)


なので、ベースにパっと取り付けて平面が確保できるサブキャリアを作りました。


天板は5mmのただのベニア板。

そのサブキャリアの塗装前の状態がこれ(裏返しです)。

真ん中の2本の黒いクランクステーをベース先端のケース固定穴に入れ、前方と上下左右を決めます。

また中央下のこの字型金具がケースロック用の凸部にはまり、左右と上下が決まります。


ただし、この状態ではお判りの様に、後方へのズレ防止がありません。

でもシートバッグを固定するので、バッグとこのサブキャリアのズレ防止を行えば問題ないかと。

高さは、補強を考えながら手持ちの木っ端+ゴムシートを使って調整。


34cm×40pなので、全ての手持ちのバッグを取り付けられますが、流石に中・大型のバッグは

フルに入れると重くなるので5mmの天板が持たないと思います。

(不具合が出たら、もう一枚板を重ねればいいので⇒結局2枚にしました)


色は黒にします。

何か良いデザインやマークを探さにゃ。


                                          現在  3,630km

                                            2021/1/23


123.  メーターブラケット

 自作でウインカー、ニュートラル、ハイビームのインジケータ-ランプをハンドルクランプに取り付けていましたが、

ランプにキーホルダーがかぶさって、ウインカーの点滅が見えず、カーブを曲がってもウインカー出しっぱなし

になっていることがありました。

(Benlyに純正で設定されているサイドスタンド収納忘れランプは、外してます)


まあ、寄る年波によるものですが、ウインカーランプはちゃんと見えないとまずいです。


なので、ランプの位置を変えることにしました。

ついでなので、デジタルのタコメーター、油温計と共に一つのアルミプレートで作ります。


で、3日間夜なべしながら、2mm厚さのアルミ材からドリル、ヤスリ、ペーパーで形を作り

磨きながら、何回も現物合わせして作りました。


その改善前と改善後です。(クラッチとブレーキのワイヤーのレイアウトは勘弁です)


 

           改善後

写真のように取り付けました。

これでキーホルダー等でランプの点滅が見えなくなることもなくなります。


ランプは左から 左ウインカー、ニュートラル、ハイビーム、右ウィンカー。

デジタルメーターは上がタコ、下が油温。


結果、認識性が上がりましたが、何となくハンドルブラケット周りの賑やかさが減りました。

ほんの少し残念。


あと、取付がフォークエンドのボルト1個なので、2o厚さのアルミ板とは言え、強度はギリです。


でも楽しい暇つぶしでした。


                                            現在  3,630km

                                            2021/1/20


122.  あらら


 年が明けて、Benlyを掃除していた時、スロットル側のグリップラバーに長手方向の裂け目を

3本見つけました。


カッター等では切れないくらいまっすぐに裂けています。

グリップラバーはTZタイプのものですが、1年で裂けたわけです。


滑らないように柔らかめのラバーで作ってあるレーサータイプなのでので、耐久性が無いのは

しょうがないですが、ラバー自体の価格は700円位。


それでまた滑らないグリップに戻り、気分良くなるのならそれでいいかなと思います。


                                            現在  3,070km

                                            2021/1/7


121.  タンクの化粧直し

 エンジンが少し綺麗になったので、これまで放置していたタンクの化粧直しをすることにしました。

化粧直しと言っても、10か所以上になってしまった塗装の小さい剥げや傷をタッチアップして磨くだけ。


タッチアップの塗料は塗装屋さんが使う塗料レベルまでは短時間で硬化しないので、まずは時間をかけて

乾かします。


オーナーは1週間かけて、ちょこちょこ塗装しました。

塗装後にタッチアップした部分が乾くと塗料が痩せます。

なのでその痩せた部分に複数回 盛るような感じで塗料を載せます。


そして充分硬化したら、2000番の耐水ペーパーを磨き用のパッドに付けて盛り上がった塗料のみを削る

イメージで磨きます。

とは言っても周りも磨いてしましますが。


その後、カーショップで売っている3段階(粗目、細目、極細)のコンパウンドで暇に任せて磨きます。


すると、周りの景色が写り込むくらい艶々になりました(黒いタンクなので少しやり過ぎ---かも)


これで またCB550Fに近づいた気がします。(気がするだけ)


                                               現在  3,070km

                                                2020/12/20


120.  磨く

 なーんか、アルミ系の部品がくすんできました。

表面が白くなったりしたときには、真鍮ブラシで磨いてはいたのですが、

磨き傷で結構古めかしくなってしまいました。

ほんで、時間があった今日、耐水ペーパーでひたすら磨きました。


磨いたのは、ギアボックス左右とチェーンガード。


ギアボックス左右は、アルミ製ですので、まずは1000番から磨いてみました。

しかし、結構な深さの傷があり、1000番では消えません。

研磨するときは、細かい番手から順次荒いペーパーにしながら、傷を消していきますが、

800番でもとれません。

結局600番で頑張れば傷が無くなることが判り、その後1000番までひたすら磨きました。


手が灰色になりながらの作業ですが、傷が消えて光沢が出ると、またやる気が出ます。


そして左右の磨きが終わると、なんかピカピカで少し新車に近いしい感じになりました。


 ま、思い込みですが。


                                               現在  3,070km

                                                2020/12/12


119.  チェーン交換

 やっと、チェーンを交換しました。

D.I.Dの420のシルバーです。

コマ数は100Lを購入しましたが、4リンク余り。

チェーンカッターで切り離し、難なく交換終了。

4コマ切っても少しチェーンが長かったので、チェーンを少し引きました。


整備が終わってBenlyを押そうとしたとき、リアタイヤがロック。

チェーンを引いたときにブレーキロッドの長さが足りなくなってブレーキがかかってました。


そんなに引いたつもりはなかったのですが、まあ素人整備ですから。


無事チェーン交換完了しました。


 いい感じにカッコよくなったBenlyです。


                                               現在  3,070km

                                                2020/10/29


118.  キャブレターの変形

 前回のショートツーリングで起きたスロットルの張り付き。

一応キャブのピストンバルブが入る面(スリーブ部分)をコンパウンドで磨き、全開状態での張り付きは

収まっていたのですが、本日エンジンを掛けようとしたらまた起きてしまいました。


しょうがないのでキャブレターキャップを外してピストンバルブを動かしてみましたが、とても渋い動きです。

PC20に付いているスプリングではピストンバルブを押し戻すことはできそうにもありません。

前回スリーブ部分の汚れは取れていますで、原因は別のもの。


そこでまずはインマニからキャブを外します。

その時、オーナーの老眼の目にもわかるほど断熱のために入れている3mm厚のベークライトのスペーサーと

キャブの取付部に隙間が---。

2本の取付ボルトの真ん中の部分が一番隙間が大きくなってます。

「??」と思いながら取り付けボルト2本を外すと---片側のスペーサーのボルト穴付近が割れていました。

割れていると言っても少し潰れた状態-----。


あれれと思いながら、キャブを外し単体でスロットルバルブを入れてみると、なぜかスルスル動きます。

なんじゃこれ、と思いながら考えると、どうも

 @ベークライトのスペーサーが潰れ、

 Aインマニとキャブレターの取付面が取付ボルトの締め込みにより歪んで、

 Bそれによりスロットルバルブが入るキャブ本体まで変形していた

ため、スロットルバルブが全開域で張り付いたのではないかという原因推定になりました。


そこでこのベークライトの断熱効果を見る意味もあり、ベークライトの板を外しガスケットのみにました。

また、インマニとキャブレターの取付面も面が出ていなかったので面研もやりました。(地味な作業です)

そしてキャブレターをインマニに組み付けしてスロットルバルブを入れると、スルスル動いています。


エンジン始動です。


しかし---エンジンが掛りません。

そこでスロットルを少し煽ってキックすると普通にかかりました。

スロットルを捻っても高回転域まで引っかかりもありません。

でもスッロットルを放すとエンジン回転が落ちて止まります。

エンジンが掛った瞬間は1200rpmくらい。


??と思いながら回転を上げるためにアイドリングスクリューを締めこんでいくと、締めこむと同時に

回転が上がりました。

これまでは、アイドリングスクリューをスロットルバルブに当たらないくらい緩めてもアイドリングは2000rpmから

下がらなかったのですが、今回はスロットルバルブがアイドリングスクリューに当たるまで下がっていました。


更にスロットルケーブルの遊びもなくなっている。


スロットルバルブが下がった。


原因は推定した通り、キャブレター本体が取り付けボルトの締め込みで歪み、スロットルバルブが一番下まで

下がりきらない状態だったようです。

このためアイドリングが2000rpmから下がらなかった。

また、フルスロットル状態でスロットルバルブが戻らなくなったのもこの歪が原因でしょう。


スロットルを煽りながらエンジンを温め、アイドリング、スロットルワイヤーを調整し1800rpmにしてメンテナンス完了。


今回は、発見が早かったからかキャブレターのインマニ取付面を面研するだけで何とかピストンバルブが

動くようになりましたが、この状態で暫く乗っていたら、キャブレターは塑性変形してNG/交換です。


オーナーもキャブ本体が締め付けで変形することは認識していませんでした。

金属物ですので、弾性・塑性変形は当然起きるのですが、せいぜい熱膨張収縮による変形くらいかと。


高性能なキャブレターがインマニ(スピゴット)とインシュレーターで接続されている理由もわかりました。


キャブレターが精密機械であることを改めて思い知ったオーナーでした。


                                               現在  3,070km

                                                2020/10/18


117.  台風一過

 台風がUターンしてくれたおかげで、雨も上がり本日曇り。

朝から壊れたアクスルスリーブの交換です。


とは言っても慣れたもんですから、30分位で終了。

ついでにサスの取付部へのグリスアップも実施。


その時、ホイールベアリング等も確認しましたが、多少ゴロゴロしていて次のタイヤ交換時には、

一緒に交換が必要なようです。(グリスアップしてゴロゴロは殆どなくなってはいますが)


交換して、気分良くなったのでちょっとツーリングへ。

(自分のオートバイが壊れているとオーナーはとっても不機嫌です)


するとあれーってことが、ちゃきちゃき堂を出て3km位のところで起きました。


スロットルが全開直前でなんかグニューって感じで全開まで開けないなーと思ったら、スロットルが

その全開近くで固定され、スロットルが戻りません。


あわわわわわーーーーすぐに脇道に避難しエンジンを切って確認。


どうもキャブレター内のピストンバルブがキャブ本体に張り付いて(引っかかって)いるようです。


ピストンバルブ戻り側のスプリングを伸ばして戻りを強くしました。

その後、スロットル操作をゆっくして、ツーリングはなんとかこなし帰宅。


帰ってからキャブをばらすと、キャブ本体のピストンバルブが入る面の上側の内壁がガソリンのカスで

茶色に汚れてました。

ピストンバルブを入れてみると全開近いところでキツキツで動きが渋い状態。

この汚れを取るために、コンパウンドを指に付けてキャブ内径を磨き、汚れを取ります。

ピカピカになった後に、ピストンバルブを入れると、するする動くようになりました。


組み付けてスロットルを回すと、全開位置まで回ったときに出るカチッという音が鳴るようになりました。


キャブの内壁がガソリンで汚れた理由は、これまでの経年でのものと思いますが、暫く注意して見ていく

様にします。


                                               現在  3,070km

                                                2020/10/8


116.  あーあ

 蓬莱橋から帰った後、チェーンの調整を行っていた時、事件は起きました。


チェーンアジャスターでチェーンの張りを調整した後、ファイナルドリブンフランジを締め付けている時でした。

ファイナルドリブンフランジはBenly特有の機構で、ドリブンギアが付いたフランジがタイヤを外しても

スイングアームに残るようになっています。

そのフランジを締め付けるナットを締めていると、締め付けのピークにトルクになったときにナットが

’カクッ’と回ってしまいどれだけ締めてもトルクピーク→カクッ→また締め付けが繰り返されます。


やってしまいました。

フランジを止めているアクスルスリーブと締め付けのナットのネジ山が駄目になったようです。


早々に部品を注文し、昨日部品入手。


また休みの楽しみが増えました。


                                        現在  3,010km

                                             2020/10/8


115.  積載#4

 サブキャリアの位置がまずまずだったので、久しぶりに蓬莱橋に行ってみました。

朝6時半に出発。片道160kmのツーリングです。


R246経由で富士市まで行き、そこからR1で蓬莱橋へ。


Benlyは、絶好調で制限速度+αでの巡行も結構楽です。

でも、全行程60km/hをキープするトルクはありません。

でも2速 10,000rpmで60km/h弱出ますので、10,000rpmをオーバーしないようにすれば、

まあまあ登れます。


そして11時、蓬莱橋に到着。


Benlyの後ろに微かに見える橋が蓬莱橋です。

大井川に架かる木製の橋。

大雨で壊れる度に何度も作り直した橋。

自然(災害)を受け入れ、自然と寄り添う生活。

日本人、すごいです。


帰り13時ごろ、結構お腹すいたので、久しぶりに帰りの道の駅でバーナーでお湯を沸かして


カップラーメンを食べた、ラーツーでした。


ちなみに、燃費が今回も50km/Lを超えました。


                                            現在  3,010km

                                             2020/10/3


114.  積載#3

  サブキャリアの位置決めのため、ちゃきちゃき堂からR246で御殿場に行き、山中湖で折り返しのルートの

 ツーリングに行くことにしました。


 まあ、慣れたルートで道の心配をしなくて良いので、このサブキャリアの位置の確認にはBestのルートです。


 で、GOLDWINの32Lシートバッグに、フルセットの工具と前後タイヤのチューブ、レインウェア、ちょっとカップラーメン

 食べるためのガスバーナーとカトラリー。


 朝8時半に出発しました。


 まずは、シートに座った時の荷物との干渉ですが、ライディング時に動く範囲では全く荷物に当たりません。

 場所は大丈夫です。


 さてハンドリングへの影響ですが、これが思った以上に低減しました。

 街中の通常のライディングでは、荷物による振られは殆ど感じません。

 ただ、急ハンドルを切るとやはり振られ気味ですが、それでも問題ないレベルです。


 なんか嬉しくて山中湖での折り返しをやめて、そのまま富士五湖を巡って朝霧高原、沼津、箱根を回って

 帰宅する200kmルートにしました。

  

      ↑ 本栖湖にて            ↑ 朝霧高原 道の駅にて


 帰宅まで、サブキャリアがガタついたり、バッグのストラップが緩んだりすることもありませんでした。


 サブキャリアはこの位置で決定ですね。

 ただこのバッグには前後方向の寸法が少し大きいのでサブキャリアを5p程度短くしようと思います。

 また、写真でお判りの様に方向指示器が後ろの車から見えにくくなっています。

 なので、方向指示器を視認性が良い位置に追加しないと、後ろを走る車に迷惑ですね。


 考えまっす。


 ちなみに、燃費が50km/Lを超えました。


                                            現在  2,605km

                                             2020/09/19


113.  積載#2

  大型のオートバイは、自重がある事に加えシートが大きいので、いい加減な積載でもどうにかなりますが、

 小型オートバイは、車重もなく小さいため荷物のバランス取りと積載能力確保が結構難しくなります。


 小さくてもカブやCD50のように大型キャリアがあり、バランス取りと積載能力の確保が楽なオートバイもありますが、

 シングルシートになってしまうため、座る位置が規制されます。

 オーナーは、学生時代カブに乗っていて、ロングツーリングをやったときに、お尻をずらせない辛さを味わっているので、

 ロングツーリングが好きなオーナーは小さいオートバイでもシングルシートや座る位置が狭いオートバイには食指が動きません。


 このためオーナーのBenlyは、50cc純正のシングルシートではなくダブルシートにしているのですが、座る位置の自由を

 損なわないようにすると、荷物が当然ながら後ろになり、走るときの挙動がおかしくなります。


 「座る位置の自由を確保しつつ、どこまで前に積載してバランスをよくするか」です。


 積載量を上げ、がっちり積載するために強度のあるサブキャリアが必要ですが、今回場所決めのトライヤルもあるので

 穴あけ等がしやすい合板で造ります。

 単純にキャリアをステーとサブキャリアで挟むと、前後左右へのズレがボルトの緩み等で出てしまい、荷物が安定しません。


 そのためまずは位置決めのサブキャリアのベースを作ります。

 9mm厚の合板を純正キャリアのパイプが嵌まり込むように成形・配置し、それを9mmの合板に張り付けます。

 この9mmの合板で、キャリアとシートの段差(キャリア側が少し低い)が矯正されます。

 これがサブキャリアのベースになります。


 このベースに12oの合板(幅45cm×縦35cm)を取り付けてサブキャリアが完成です。

 左のサブキャリアをひっくり返してキャリアに乗せます。

 サブキャリアの上の黒いゴムシートは、オートバイのシートへの傷防止です。

 このサブキャリアとステーでキャリアを挟めば、上下前後左右方向への動きが拘束されます。

 ちなみに、サブキャリアの大きさは、GOLDWINの32Lシートバッグの大きさ+αです。


 最初はできるだけ後ろ側と思い、サブキャリアがタンデムシートに7cm位載るように取り付けました。

 そのサブキャリアにツーリングに使うさっきのシートバッグを取り付けてみました。

 シートバッグには通常の日帰りツーリングの荷物に加え、ちょっとしたキャンプ道具もい入れてパンパン(5kg)にしています。


 乗ってみると、シートの自由度は抜群なのですが、シートバッグがちょっと後ろ過ぎで、ハンドリングへの影響が大きく

 気持ちよく曲がれません。 (キャリアの後ろを持たれて、左右に振られている感じって言えばわかるでしょうか)


 この感覚は、少しの荷物の移動で結構変わるので、次はお尻を動かしたり体を反らせたりする時に邪魔にならない

 ギリギリの位置までサブキャリアの12mmの板を前側にずらしました。


 これでシートの後端から15cm位の位置までバッグが前進します。


 でも今日はここで時間切れ。


 来週シートバッグを取り付けて走ってみます。(晴れたらいいなー)


                                             現在  2,380km

                                             2020/09/13


112.  振動

  最近エンジンがすこぶるよく回るようになりました。

 暑い夏にも拘らずです。 涼しくなったら楽しみです。


 しかし最近、ちょっと振動が気になってます。

 車体ではなく、エンジン。

 アイドリングでハンドル・バックミラーがボアアップ前に比べて大きく揺れてます。

 エンジンを回してもその振動は高回転まで残ります。

 これまではエンジンをとにかく回るようにすることばっか気にかけていて、振動には目を瞑っていたのですが

 上が回るようになって、気になるようになってきました。


 ボアアップしてクランクを替えていないので、ピストンとクランクのバランスが崩れて、振動が起きているわけです。

 ピストン径がΦ39からΦ52になって、寸法で1.3倍、体積だと2倍。(全く同じ比率で大きくした場合ですが)

 多少の軽量化が図られているのでここまでの差はないとは思いますが、重さは1.5倍くらいになっていると

 思います。


 バランスが崩れるのは当たり前です。


 このバランスをとる方法は、クランクシャフトにウエイトを張り付けるか、ピストン重量に見合ったクランクに交換するかです。


 φ52のピストンの場合、ストロークアップで110ccにするクランクが複数のメーカーから出ています。

 このクランクは当然バランスをとっているはずです。


 なので、ボアアップ88ccよりボア+ストロークアップの110tのほうがもしかしたら振動が小さいのかもしれません。


 更に110ccにすればトルクも増えて乗りやすくなるーーーー。


 そう考えると、ストロークアップしたくなるのですが、その場合、排気量アップの伴うキャブレターの見直し、またパワーアップと

 高回転化に伴い、二次クラッチ、ミッションギア、ホイールローター、CDI等交換、またスピードアップのためブレーキの強化?

 その他いろいろパーツも交換しなければならなく(したく)なります。


 そうなると、軽く10万円オーバー。


 中古の125ccが買える価格です。


 どっしよっかなー。


                                            現在  2,316km

                                             2020/09/12


111.  積載

  これまで、Benlyでちょっと遠くに行くときは、SHADのSH45のトップボックスを付けて走っていました。

 このBOX、容量は充分なのですが、すこし幅が広すぎて、Benly得意の「狭いとこ走り」で気を使います。

 また、ベースをキャリアに取り付けているので、ちょっと重量が増えるとハンドリングにも影響が出ます。


 これは、ベースを前方にずらすことができれば、少し改善するとは思いますが。 


 さらに蓋が丸いため、その上に荷物を載せにくく、ボックスに入らないものはタンデムシートに乗せることになり、

 あまり積載能力が上がりません。

 丸いボックスが有利なのは、荷物がボックス内に収納できる、もしくはそれなりのサイズのオートバイの場合です。


 では、小さいオートバイで如何に積載能力を上げるか?


 オーナーは、荷物を積載するときに一番積載しやすいのはツーリング用などのバッグだと思ってます。

 ツーリング用のバッグは積載性が考えられていて、更にそのバッグの上にも荷物が積めるようになっています。


 しかしこれらのバッグを安定して積載するには、それなりの幅のシートもしくはキャリアが必要です。

 スーパーカブ、CD系なら大きなキャリアが付いているのでどんなバッグでも、取り付ける事が可能です。

 しかし、CB550Fを標榜しているオーナーのBenly50Sのリアには、強度は高いのですが申し訳程度の

 純正キャリアを付けているのみ。


 そうなると、キャリアを大型にしてバッグを沢山乗せられるようにするか、あとはサイドバッグを併用するかです。

 サイドバッグは重心が低くなるので、重いものを入れると効果的ですが、重量物を入れれば入れるほど左右に

 振られないように固定しないと車体がフラつき、狭いところを走るどころではなるのですが、オートバイの構造上

 フラフラしない固定が結構難しいのです。


 なので、Benly50Sは、純正キャリアに取り外しできる大き目のサブキャリアを取り付けてみようと思います。


 さて、まずは作って、使いながら改良です。 


                                            現在  2,316km

                                             2020/08/10


110.  強化カムチェーン

  帰省もあきらめ暇な夏季休暇、重い腰を上げての整備です。

 実はヘッドを交換したときに、やるはずだったカムチェーンの交換ですが、悪名高いコイルベースの下側のプラスネジが

 例のごとく舐めてしまい、まあいつかやろうと交換しないまま乗ってました。


 ヘッドの慣らしもそろそろ終わりなので、カムチェーンをキットに入っていた強化カムチェーンに交換することにしました。

 ついでに破れていたカムスプロケットカバーのガスケットの交換と、ヘッドボルトのオイルシールワッシャ(銅製)の交換も一緒に。


 まずはエンジン左のカバーを外します。

 そのあとフライホイールをプーラーで外したあと、コイルのボルトを外してコイルを邪魔にならないところに固定します。

 コイルから出ている配線、ピックアップも外して同じように固定。


 さて、めんどっちいコイルベースボルトの取り外しです。


 上側は前回緩んだのですが問題は下側。

 既になめているので、もしどうしようもなかったら、エキストラクターで逆ねじ切って緩めるしかありません。

 で、まずはネジに対して力がかかるようにオートバイを右に傾けて固定。


 気持ちを整えて、下側のボルトのネジ頭を再生するため貫通ドライバーをハンマーで叩きます。

 そしてドライバーをめいっぱいオートバイに押し付け、ドライバーをスパナで回します。

 ゆっくり、少しずつーーーーーー。


 するとなんと、あっけなくぬるっと緩みました。


 ほんとにあっけなく。


 カムチェーンの交換は他のHP等に詳しく書いてある通りの作業を行いました。


 その後、コイルベースとコイルベースボルト穴、フライホイルシャフトのオイルシールを交換し、無事終了。


 エンジンの調子も上がってきていて、気を抜くと10000rpmを超えてしまいます。

 これで少し安心してエンジン回せます。

  (でも一次側クラッチなので10000rpm以上が苦手なことに変わりはないのですが)


 今日は暑さを避けるため16時から始めたのですが、湿度が尋常ではなく、結局また脱水状態。


 夏の整備は水飲みながらやりましょう。


                                             現在  2,316km

                                             2020/08/10


109.  スロットルワイヤー交換

  キタコのモンキー用のハイスロットルを購入したことはお伝えしました。

 2種類のうちワイヤーが長いほう(735mm)を選んだのですが、ステム経由ではキャブレターに届かなかったので、

 ステムを経由せず、そのままキャブレターに繋いでしました。


 スロットル操作に関しては問題はなかったのですが、やはりワイヤーが‐宙ぶらりんで配線されているのと

 走行中に何かに引っかかったりして危険。


 なので、905mmのワイヤーに交換し正規の配線としました。


 当たり前の整備です。


 スピードメーターワイヤーやブレーキワイヤーなんかを長いまま付けている人がいますが、ワイヤー・ホースは最短で

 動きを邪魔しない曲げ方で取り回すことが安全上大事です。


 オーナーみたいに短くて正規の取り回しができていないのも同じですが。


 これで安心していろんなところを走れます。


                                              2020/07/27


108.  ステップ強化

  モンキーRのステップを取り付けた事は半年前に記載しました。


 ステッププレートの上の穴はΦ12(中古ですので前オーナーが拡大したのかもしれません)でしたが、

 スイングアームのピボットシャフト(Φ10シャフト+M10)に噛ませています。

 この結果少しガタがあります。


 そんでステッププレートの下の穴です。


 この穴はBenly50Sオリジナルではリアブレーキペダルを取り付けるシャフト(φ12)の位置にあるのですが、

 プレートに空いている穴はΦ8。

 なので、M8の全ネジと高ナット+普通のナットを使って固定していました。


 しかし、80sのオーナー、このM8ネジに少し不安を抱きながら半年間乗ってました。


 でも、不安なまま乗るのは精神衛生上良くないので、本日M8からM12の全ネジに交換しました。


 と言ってもステップの下穴をΦ12のドリルで拡大すればOK−−−と思っていたのですが、甘かった。

 M12の位置がステップの下穴に対してほんの少し下のため、Φ12に穴を拡大しただけでは入りませんでした。


 しょうがなくリューターで穴を少し長穴に削り何とかシャフトを通しました。


 M8からM12に交換したので、断面積は2倍以上になり、少し安心できます。

 ただもともとグニャグニャしていたわけではないので、乗った感じは変わりません。 

 お尻が痛くなったとき、ギャップを超えるときなどオーナーは結構スタンディングをするのですが、これで気兼ねなく

 スタンディングできるようになります。


 長距離ツーリングがまたやりやすくなるはずです。


                                                  2020/06/14


107.  セッティング

  何故かエキゾーストを交換した後もそれまでのセッティングでいい感じに走ってます。

 そこで8番にしていたプラグを見てみましたが、きつね色より少し白い状態。

 少し薄いですね。

 以前は真っ黒でかぶった感じでした。


 PC20+ファンネル

 MJ #85

 PJ #38

 ニードルクリップ 下から4段目(薄目)


 ビッグバルブのヘッドに交換したことで、 空気の吸入量が増えます。

 空気の吸入量が増えると負圧が増し、同じMJ径でもガソリンの吸出し量が増えます。


 その結果、#85のMJで丁度良くなった???(少し薄いかも。)


 でもオーナーのPC20は、年代物なので本当のセッティングになっていない可能性もありますが、元気に走るので

 まずはこのセッティングを基本として、高回転域の回り方を見ていきます。


                                               2020/05/24


106.  少しだけ太足

  8年走ったM35を交換しました。

 純正は、フロント2.25-17、リア2.50−17ですが、折角交換するので少し安定方向にするため、

 それぞれ1サイズ大きいフロント2.50-17、リア2.75-17にしてみました。


 しかしMichelinのHPには、2.50-17の標記のみ。

 おそらくそれ以外のサイズは、タイとかの生産国から、並行輸入的に入ってきているんだと思います。


 で、近くのパーツショップで前後タイヤ+チューブを購入。

 早速本日交換しました。


 チューブタイプは自分で交換しています。

 チューブレスは嵌めるのが硬く、アルミホイールに傷をつけやすいことと、バランス取りも必要なためタイヤショップで

 やってもらっています。


 最初にリアタイヤから交換です。

 ホイールを外し、エアを抜いてからタイヤのビードを落としてからタイヤを外します。

 ホイールを見ると、やはりさびさび。


 ワイヤーブラシで錆を落とし、タイヤにビードクリームを塗ってから嵌め込みます。

 このサイズ位だと殆ど手で押し込み、最後の最後だけタイヤレバーを使います。


 そしてフロント。


 フロントはさらにタイヤが細いためか、簡単に取り外し、はめ込みができました。


 ところが-------いくら空気を入れてもタイヤが張りません。

 そういう場合、チューブのムシゴムの締め付けが悪い場合があるので、ムシゴム回しで確認。


 でもちゃんと締まってます。


  どうもやってしまったようです。

 最後にタイヤレバーでビードをはめ込んだ時にタイヤレバーとリムでチューブを噛んで穴が開いたようです。

 これまで自転車、オートバイ含め20回以上タイヤ交換してますが、久しぶりです。


 しょうがなく、ツーリングの予備に持っていたチューブに交換。

 今度はチューブの挟み込みに注意してはめ込みました。



 交換して分かったことは、明らかにこれまでよりタイヤ自体の重量があります。

 強化タイプなのでタイヤも厚くなるのでしょうが、乗れば安定側に効くはずです。


 ほんで試乗。


 乗った感じは、思いのほか安定しています。

 最高速は落ち気味ですが、軽量ゆえのふらつきも減り125ccクラスのような

 乗り味になりました。(まったりした感じでしょうか)


 またまたこれで、疲れないオートバイに近づきました。

                                              2020/04/26


105.  バックステップの効果

  モンキーRのステップ取り付け、マフラー交換など、ほぼ目指す最終形になってから4か月が過ぎました。

 最近、調整もだいぶ進んだので、88cとしては結構長い300q以上のツーリングを始めました。


 エンジンの回転の上がり方やパワーは明らかに良くなっていて楽しいのですが、更に楽しくなることが起きました。


 実はシートを変える前から、連続ライディングはいいとこ2時間で、お尻が痛くてコンビニに立ち寄っていました。


 この原因は、Benlyの純正のポジション。

 Benlyは膝が90℃になるくらいステップが前にあります。

 このため、上半身を前傾させ辛く、上半身が直立になって上半身の重量がそのままお尻にかかります。


 なのでバックステップにして上半身を前傾させ、上半身を手とお尻を支えるようにしたかったのです。


 少しレーシーなポジションですが、本気でロングを走る場合はお尻の負担が少なくなるのでやっぱり楽です。


 900SSやNinjaと同じように4時間乗っても大丈夫なのでついついノンストップで長距離を走ってしまいそうです。


                                                2020/03/30  


104.  ブリーザーホース

  以前、オイルキャッチタンクは、75ccでは必要なかったので取り外し、圧抜きだけの目的で大気解放してました。

 88tにしてからも特にホースからオイルが垂れることもなかったのでそのままだったのですが、先日ツーリングに行って

 問題が起きました。



 180q程度走ったので、ちょっと休憩のためコンビニで休んでいたところ、車体のリア側が濡れているーーー。

 特に雨も降ってなくて水たまりも近くにはなし。

 よくよく見てみると、スイングアームやサイドカバー代わりに取り付けているアルミ板の内側も酷い。


 ほんでよく見てびっくり。

 透明で水のように見えていたのですが、濡らしていたのはオイルでした。 


 オイル注入口に取付けたブリーザーホース先端を、サイドカバー代わりのアルミ板内側に固定していたのですが、

 そのホースからオイルが霧状に吹き出したようです。


 慌てて持って行っていたパーツクリーナーでオイルをふき取りましたが、オイルはそこまで減っていません。

 しかしどこにオイルが回っているかもわからないのでこのまま先に行くわけにもいかず、Uターンしで

 帰路に就きました。


 特にトラブルもなく帰ってきて改めて車体を拭き上げ、脱脂しました。


 このオイルの吹き出しの原因は、おそらく最高回転数上昇によるものだと思います。


 これまで8000rpm以上では頭打ちがあったため、あまり多用していませんでしたが、マフラーを変えて簡単に

 10000rpm回るようになったことで、8000〜10000rpmを結構常用するようになってます。


 なのでオイル注入口にブリーザーホースを付けた場合、88cc + 8000rpm以上を多用するのであれば、

 オイルキャッチタンクが必要ということですね。


 しかし、元々横型エンジンには、ミッションケースにブリーザーニップルがあり、クランク+ミッションケースの内圧抜きは

 それで十分のはずです。


 が、そこは見た目重視+もしかして必要?と思って取り付けてました。


 見た目をあきらめ、オイル注入口のブリーザーホースを外して走ってみました。

 (ミッションケースのブリーザーニップルホースは車体後方のウインカー近くで開放しています。)


 すると、特に回転の上昇が悪くなることもなく、オイルの吹き出しも今のところありません。


 まあ、必要以上にエンジンを回さずに走ることです。


 これで様子を見てみます。


                                            2020/03/29


103.  ----タイヤ---

  ブレーキシューを交換して、次の週に近くを走り回りました。

 その途中の休憩の時、タイヤを見てみるとリアタイヤが、角減り。

 タイヤを交換したのは、このBenlyを購入した2012年。


 もう8年間が過ぎました。

 ひび割れが起きるまで出来る限り使ってみようと思い、交換していませんでした。

 未だひびすら起きてはいませんが、いい加減交換ですね。


 M35の並外れた耐久性は確認できました。


 パワーも大分上がったので、次は少し安定側を狙って、フロント・リア共に1サイズ太くしてみようと思います。

 最高速は少し落ちますが。


 タイヤはもちろん今と同じ Michelin M35 です。 


                                          2020/03/14


102.  ブレーキシュー交換

  この前、熱海に行ったのですが、ちょっとブレーキが甘くなってました。

 特にリアのブレーキが効かない-----。


 ドラムブレーキですので、シューが残っていても熱で硬化したり当たりが悪くなったりで

 効かなくなります。


 そういう時は交換です。


 今回はDAYTONAの水色の奴にします。


 交換自体は1時間程度で完了しました。


 さて効き味ですが、握り初めにガツンとくるタイプではなく、握っただけニューっと効く感じ。

 絶対的な制動力はありますので、あとはそのフィーリングがオーナーに合うかです。


 暫く様子見です。


                                           2020/02/23


101. 微調整 

  あけましておめでとうございます。

 昨年末、マフラーと、ステップを交換し、ほぼ完成形になったBenlyですが、冷静になって

 乗っていると色々ビミョーな課題が見えてきます。


 16-36Tのスプロケットに変更して、4速の少ない振動のまったり走りはお気に入りなのですが、

 当然出だしのトルクと4速50km/h程度の巡行での加速が少し足りない感じです。

 半クラを多めに使ったり、4⇒3速の変速をこまめにすれば問題はないのですが、少しでも街中を

 楽に走ることを目的にしていますので、やはり気になります。


 現在の手持ちはドライブ 13Tと14Tと16T、 ドリブンが36Tと41T。

 そこでドライブ側を手持ちの14Tにしてみました。


 すると

  @1速の出だしは強めになったが、気持ちよく引っ張れる8000rpmでの速度が30km/h⇒25km/hに

   なった。(低速域での5km/hは大きいです。)

  A4速60km/h巡行は 5000⇒5700rpmで巡行中の加速も出来、多少の上り坂は楽ちん。

    ただし巡行するには少し振動があり排気音も大きめ。

 という感じになりました。(あくまでドライブ16Tと比べてですが)


 もう少し、同じ回転数でスピードが出る方向(トルクが細る方向)が良いかなと思います。


 メーカーが設計、製作したオートバイを素人が改造し、パワー、トルク、それらの発生回転を変えてしまうと、

 乗りやすく気持ちのいいギア比を設定することの難しさが判ります。


 とはいえ趣味の世界、納得するまでやってみたいと思います。


 まずは15Tのドライブで確認し、だめならその後ドリブンでの微調整でしょうか。


 もしくはノーマルのモンキーエンジンは1速がちょっと低すぎるので4速クロス?


 それともトルクを上げるためにストロークアップ?(最高回転落ちて回しすぎ防止になるかも)


 既に獣道ですね。


                                               2020/01/12           


                                                                                                                                                                

                                                                                                                     以前のものはこちら (1-50話)