堀金田尻の枝垂れ桜
ここには三十メートルほどの距離に、
二本の枝垂れ桜の大木が、
競うようにそびえています。

道のすぐ脇で、
目立ちやすいのはこちら
空の色がはっきりせずに、
ちょっとコントラストのない
写真になってしまいました。

道路を隔てて、
南へ少し引っ込んだ所には
いずれも大木です。
こちらの方がいくらか色が濃いようです。

枝垂れ具合が、
まるで滝のよう、流れているようです。

青空に映える枝垂れ。

天然記念物指定は無いようです。
それでも立派!
惚れ惚れする桜です。
追記

先ごろ、偶然にも一番上の写真の桜のある
お墓の持ち主の方とお話が出来た。

ネットで調べてもこの桜の事を
取り上げているページはなく、
こんなに立派なのに何故かな?
と思い調べていたら、
偶然、持ち主の方とお話が出来たのだ。

その方が仰るには、
いつ頃どのような理由で植えられたか、
云われや伝説は、全く分からないとの事。

しかし、過去帳は元禄までさかのぼれるといい
もしかしたら、その頃、お墓と一緒に
桜を植えたのではないか?と想像は膨らむ。
そう考えると樹齢は200年以上?

堀金豊科地区には
お墓に古木の桜が多い。
お墓には桜を植えるのが、
流行りだったのではないか。

天然記念物等に指定されれば、
手入れや保護が大変になるので、
騒がずに、おとなしくしているとの事。
それでも手入れは行き届き、
今年も立派に花を咲かせている。

大変でしょうが、
立派な桜をいつまでも守って下さいと
お願いしたのであった。
 
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