穂高人形
毎年、9月27日に行われる、
御船まつりの船に供される人形の事である。
穂高人形とは
喜怒哀楽、その豊かな表情と
温かみのあるしぐさが特徴。

古くから安曇人の手によって、
大切に受け継がれてきました。

木やワラ、とのこ、にかわなど、
すべて昔ながらの材料・道具を用い、
素人が素朴な技法で制作する伝統の人形には、
作り手の心がこめられて、
ひとつひとつに特徴があり、
今にも動き出しそうな、躍動感が感じられます。
丑乗天神(うしのりてんじん)
学問の神様・菅原道真公の
棺を乗せた牛車が、
途中で動かなくなった故事に例え、
丑年の平成二十一年、展示されている

手作り感たっぷりの
素朴な温もりを感じます。
顔が「世界のナベアツ」に
似てる気が・・(笑)
なんとなく雰囲気は伝わるでしょうか?

大遷宮と同時に催される
穂高人形祭りに向けて、
作者たちは寝る間も惜しんで、
制作活動に励んだ事でしょう。
私は見に行けませんでしたが、
壮大な歴史絵巻を
見る事が出来たでしょう。
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