拝殿
白木が美しく、
屋根の銅葺きも光り輝いていた。

おごそかな雰囲気が漂い、
厳粛な気持ちにさせられました。

穂高見命(ほたかみのみこと)を御祭神に仰ぐ穂高神社。

その奥宮は、
北アルプス穂高岳のふもと、上高地に祀られており、
嶺宮は、
北アルプスの主峰・奥穂高岳の頂上に祀られている。

穂高見命は海神族(かいしんぞく)の祖神(おやがみ)であり、
その後裔(こうえい)である安曇族は、
もとは北九州に栄え、主として海運を司り、
早くから大陸方面とも交渉をもち、
文化の高い氏族であったようです。

醍醐天皇の延長五年(西暦九二七年)に選定された
延喜式の神名帳には名神大社に列せられ、
古くから信濃における大社として、朝廷の尊崇も篤く、
殖産興業の神と崇められきたと伝わっています。
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