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【考察】
一、国の財政事情
二、利府町の現状と課題
三、2市3町が合併した場合の合併特例法
四、2町が合併した場合
五、まとめ
として深めてみたいと思います。合併の是非を決めるのはあなた自身です。その判断材料の一助になればと思っています。
考察するに当たり枠内の資料を参考にしました。
・宮城県・市町村合併調査研究事業基礎調査報告書(H14・3)
・市町村合併関係資料制度合併協議編(H16・2)
・H14年度・市町村決算について(H15・11)
・宮城県内の合併協議状況(H15・12)
・H15年度・宮城県市町村概要、
・市町村財政の現況・目で見る財政指標(H15・12)
・市町村合併のそこが知りたかった(ぎょうせい)
・市町村合併の決断(小西砂千夫)
・自治体財政の本(小坂紀一郎)
・H15・宮城県地方自治の実態
・その他資料。
一、国の財政事情
●16年度の一般会計予算は82兆1109億円に決定しましたが、国の財政事情は719兆円の累積借金に苦しんでいます。
●予算の中身は、税収が41兆7470億円(50・8%)に、3兆7739億円の税外収入と、36兆5900億円という借金で成り立っています。つまり不足分を補うため国債を発行し、44・6%の借金に依存しているという台所事情なのです。
●国の借金残高は、財務省原案によると2005年3月までの国債残高が、483兆円に達する見通しであるといいます。これに地方の長期債務残高を足しますと、719兆円に達するとの事です。
●解り易くいうと、父ちゃんの給料が41万円なのに、毎月36万円の借金をして、77万円の生活をしている事になります。これはもはや、サラ金に手を出しているなどという生易しいものではなく、自己破産を申請するか、首をくくるかと言うくらい悲惨な状態なのです。そういう生活を長年にわたり続けてきた結果、天文学的な数字の借金が増えてしまったのです。
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