■ 半乾燥させた粘土どうしを接着させる便利な道具! /陶芸の知恵袋80
陶芸用品の「櫛(くし)」を、歯3〜4本分に切断したものを使おう!
取っ手を付けたり、「付け高台」を接着したりするとき。
一般的な方法は、筆に水をつけて濡らして、
針先でひっかいてドベをつくって・・・というやり方です。
これだとふたつの作業が必要です。
そこで私(林)は、櫛を使う方法を考案しました。
陶芸用品の木製の櫛、これを切断して3〜4本櫛にします。
写真1

水を入れたボウルを用意して、櫛先を水に浸してから
半乾燥した粘土の表面をリズミカルに引っかきます。
水がなくなったら、また水をつけてひっかく。
写真2

この方法なら、櫛のあいだに水があるために
「水をつける」「引っかく」の作業が同時にできます。
ドベが固まりかける(水がひく)まで待って、
粘土どうしを接着させます。
(写真協力:「短期集中コース」受講のM.Nさん)
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