| 質問Q:高台(器の底の丸い輪)はなんのためにあるのでしょう?(質問箱59)
 
 A:高台は「こうだい」と読みます。これがなかなかの優れものです。
 
 高台の高さがあるために、器の形にメリハリが効いて良いスタイルになります。
 
 乾燥時に底が板から浮いているために、早く乾燥します。
 
 釉薬を掛けるときに高台を持つと手に釉薬が付きません。
 手を洗うことなく、何個でも掛けることができます。
 
 使う人にとっても、底に指が掛かるために、しっかり持てます。
 
 教室で見ていると、浅い高台を削り出す人が多いのですが、
 後の作業のしやすさ、使うときの安定感を考えると
 最低3ミリの高さは欲しいです。
 
 僕は5ミリくらいのしっかりした高台が好きです。
 
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