| Q:コンプレッサーで釉掛けしたあと注意することは? (質問箱200)
 
 A:中指の指紋がある部分で、やさしく均(なら)しましょう。
 
 コンプレッサーで施釉すると、釉薬が少しずつ降り積もるように掛かります。
 彫りの文様などがある場合は、溝に釉薬が入っていないことがあります。
 
 また、素焼き作品が水分を吸ったときにできた気泡が
 釉薬の下に残っていることもあります。
 プクッとふくらんでいて、釉ハゲの原因にもなります。
 
 中指の指紋がある部分で、釉薬のかかった部分をやさしく、ていねいに均します。
 擦り傷に薬を塗りこむように、渦を巻いて擦り込むと、溝にも釉薬が入ります。
 
 ※写真は、彫り文様(つわぶき)に石灰透明釉を掛けた作品。
 ていねいに10分ほど掛けて擦りこみました。
 
 
  
 
 
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