| Q:「三島(みしま)」にするためのハンコ押しは、削りの前?後? (質問箱177)
 
 A:ハンコ押しは、削りの前におこないます。
 粘土の乾燥具合に気をつけて。
 
 
  
 三島の中でも「暦手(こよみで)」と呼ばれるものですね。
 
 粘土は縁から乾いてゆくので、縁に近い部分からハンコを押します。
 (いちばん上部は、ハンコを押すと歪んだりこわれたりすることが多いので、
 竹串などで模様を入れるのがふつうです)
 
 上部へのハンコ押しが終ったら、
 少し時間を置いてからその下の部分へ。
 さらに時間をおいて、底に押します。
 
 ※ハンコを押すのに良いタイミングは、
 感覚的なものなので説明しにくいのですが、
 手で触ってみて、粘土がベタつかなくなったときです。
 1個押してみて、行けるかどうか判断してみてください。
 
 
 先に底を削ってからハンコを押すと、(底に)ヒビが入ることがあります。
 削りは、ハンコを押し終ってから。
 
 
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