|  Q:お茶碗の底の厚さが7ミリ。高台を付けるのはムリ? (質問箱165)
 
 A:高台を削り出すのはムリですが、「付け高台」という手がありますよ。
 
 高台を削り出すなら、お茶碗の底の厚さが10ミリ以上必要です。
 それ以下だったら、「付け高台」にしましょう。
 
 お茶碗の内側の形を確認しながら、底の厚さ6ミリまで削ります。
 ふだん高台を削り出す、その高台部分がない状態にします。
 写真1
 
  
 ヒモ作りで、やや細めのヒモ(鉛筆くらいの太さ)を作ります。
 高台が乗る位置を決めて、水をつけた櫛(くし)でひっかいて、ドベを作ります。
 写真2
 
  
 その上に、輪にしたヒモをのせます。
 厚めのタタラ板でたたいて、高台を平らにします。
 ヘラで高台の外と内を整えます。
 写真3
 
  
 手持ち(手に持った感覚)の良いお茶碗をつくるには、
 思いどおりの重さにしやすい「付け高台」がお勧めです。
 
 ★撮影協力:短期集中レッスン受講 MNさん
 
 【Copyright(C) 津田沼陶芸教室】
 
 
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