Q:陶芸を始めたら、食器洗いのとき割らなくなったのはナゼ? (質問箱130)
A:器の持ち方や、扱いに慣れるからでしょうね。
削ったり、釉薬を掛けたりするときなど、器をしっかり持つコツが
知らないうちに身に付くからだと思います。
CMプランナーの時代に仕事をさせていただいた、
お豆腐懐石のチェーン店の社長さんからうかがった話です。
全店で1年間に割れる食器の数が、
1店舗を出店するときの器に匹敵していたそうです。
社長さんは一計を案じ、研修所に窯をつくり、社員に陶芸をやらせました。
割れる食器の数が目に見えて減ったそうで、
「器への愛着に目覚めてくれたんでしょう。ぞんざいな扱いをしなくなりました」
とのことでした。
器を持つコツだけでなくて、そんな、精神的な理由もあるのでしょうね。
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