|  Q:電気の窯を焚くとき、途中までフタを開けておくのはナゼ? (質問箱128)
 
 A:窯の外に水分を逃がしてやるためです。
 
 釉薬を掛けたときに器にしみ込んだ水分や、
 分子として存在するH2O(エイチ・ツー・オー)が蒸発してなくなるのは
 530℃前後と言われています。
 
 スタート時には窯のフタを10pくらい開けておいて、
 530℃をこえたら閉めます。
 
 水分を逃がす理由は、
 1、窯の鉄部がさびやすいこと
 2、釉薬が変色することがある
 
 電気の窯だけでなく、ガスの窯でも同様の閉め方をします。
 
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