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Page-06

B-051
The Shrinking of Treehorn
/ Florence Heide (1971)  Holiday House 
 最初に気付いたのは、棚の上の物を取ろうとした時でした。いつもは楽々なのに、何故か届きません。 洋服もタブタブです。Treehorn は段々と小さくなって行きました。スクールバスに乗るのも大変です。 僕はどうなっちゃうんだろう? でも誰も、ちっとも慌てない・・・。
B-052
Two Early Stories / Ronald Firbank
(1971)  Albondocani 
 226部のみ限定出版された小冊子。ゴーリーのイラスト4つが挿入されている。 表紙はゴーリーの手によるものではない。紙・フォント等々、非常に凝った作品。 本当は、イラストをスキャニングするべきなのでしょうが、本が折れてしまうのが怖くて出来ません。ゴメンナサイ。
B-053
Red Riding Hood
/ Beatrice de Regniers (1972)  Antheneum 
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 あまりにも有名な「赤ずきんちゃん」を、ド・レーニエが書き直し、ゴーリーが絵を添えた。無表情な赤ずきんちゃんが、何ともはかなげ。 ゴーリーのことだから、もっとグロテスクになるかと思ったけど、流石に子供の本なのでセーブしたのか・・・とも思います。
B-054
The House with a Clock in Its Walls
/ John Bellairs (1973)  Dial 
 Other Books でまとめて紹介している、児童小説家ベレアーズのゴーリーが手掛けた最初の作品。 彼の他の作品がジャケットと扉絵のみなのに対し、本書では数点の本文イラストと各章の最初に小さなイラストが入っている為、 「Secondary Books」に分類されている。
B-055
Jack the Giant Killer
/ (Anonymous) (1973)  Scholastic 
 ご存知「ジャックと豆の木」。正確には「本」ではなく、長い紙を折り畳んだパンフレットの様なもの。 畳むと6.5cm×9cm の小サイズになる。一体、どんな形態で販売されていたんでしょうか?
B-056
Limericks / Betty Jane Wagner
(1973)  Houghton Miffilin 
  ちょっとシュールな詩集。意味はよくわからないが、非常にリズミカルなテキスト。 青のインクで印刷されているのも珍しいが、時々、本の向きを変えないと読めないページがあるというのも面白い。 2版以降から、初版にはあったイラストが幾つか削除されてしまっている。
B-057
Rumpelstiltskin / Edith H. Tarcov
(1973)  Scholastic 
  グリム兄弟による童話を、Edith H. Tarcov が脚色。 全48ページという薄い本ながら、本文の全ページにゴーリーのイラストが用いられている。 作品を朗読した7インチのレコードも一緒に発売された。
B-058
Instant Lives / Howard Moss
(1974)  Saturday Review/Dutton 
 2〜3ページの小説風文章によって、歴史上の有名人達の人となりを表している。 採り上げるられたのは、バッハ、ブロンテ姉妹、アインシュタイン、サッフォー、アンナ・パブロワ等々、総勢34名。 ゴーリーは、その内25名に関するイラストを描いている。
B-059
The Rats of Rutland Grange
/ Edmund Wilson (1974)  Gotham Book Mart 
  ラトランド州のある古い屋敷に住むネズミ達はイタズラな上に知恵者。 困った子供達は、チョコレートの中に毒を仕掛けます。クリスマス・イブの夜、プレゼントを届けにやって来た サンタクロースが、そのチョコをつまみ食いしてしまったので大騒ぎ! 初版は126部・通し番号サイン入り。 一般向けの版はサインは無し1,000部限定。
B-060
The Story of Harold
/ Terry Andrews (1975)  Avon 
 未読。初版はハードカバーだが、こちらにはゴーリーの作品は収録されておらず、表紙も異なる。
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