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Page-03

B-021
Die Offene Tur / Saki      
(1964)  Diogenes 
 ドイツ語版のサキ短編集。後にフランクリン・ライブラリーから英語版が再版された。
B-022
You Know Who / John Ciardi
(1964)  J.B.Lippincott 
 子供が詩を書いたなら・・・。例えば「いつかカバンに荷物を詰めて家出してやるんだ。いつかきっとね。 でも今日はやめとこ」って感じの詩を集めた、非常にチャーミングな作品集。Goreyが描く子供達もとても可愛くて、絶対オススメの1冊。
B-023
Alvin Steadfast on Vernacular Island
/ Frank Jacobs (1965)  Dial 
 Alvin は10歳の男の子。500人以上の候補者の中から選ばれて、Cranshaw博士と一緒に謎の島の探検に来ました。 そこには、姿は奇妙だが本当は心優しい怪物が沢山住んでいます。しかし、恐ろしい怪鳥もいて、博士をさらってしまいます。 Alvin は博士を救い出すことが出来るでしょうか!?
B-024
The King Who Saved Himself from
Being Saved / John Ciardi (1965)  Lippincott 
 海の近くのある国に、鎧を纏った「勇者」が現れる。勇者曰く「巨人を打ち倒し、この国救おうぞ」。 しかし、この国の巨人は心優しく、皆平和に暮らしていたので、その必要はありません。いくら王様が説明しても聞き入れない勇者。 ついには・・・。中世の英雄物語をパロディにした、とっても楽しい大人の童話。
B-025
Monster Festival / Eric Protter
(1965)  Vanguard Press 
  ダンセイニ卿、E・A・ポー、B・ストーカー等の怪奇小説集。各作品の最初のページの頭に小さなイラスト、 その他に1ページ大のイラストが採用されている。後者は、白黒作品に朱色1色のみが用いられたパートカラー。 ある時は口から流れる血、またある時はカーペットと非常に印象的な作品になっている。
B-026
Die Orgie-Eine Idylle
/ Walter De La Mare (1965)  Diogenes 
  デ・ラ・メアの小説集。ドイツ語の小型本。ジャケット画と挿画は、この版の為のオリジナル。 デ・ラ・メアの世界なので、さぞかしオドロオドロしい絵が・・・と想像していたら、それ程でもなかった。
B-027
The Recently Deflowered Girl
/ Hyacinthe Phypps (1965)  Chelsea House 
  色々な場面で「女性はどの様に応えればよいのか」をユーモアと風刺を込めて描いた作品集。 ゴーリーのイラストは全て白黒のペン画だが、水彩絵の具か何かで陰影を付けているものもあり、バリエーションが楽しめる。
B-028
The Adventures of Gremlin    
/ DuPre Jones (1966)  Lippincott 
 おとぎの国に住む兄妹、ツェッペリンとグレムリンの楽しい冒険譚。 ゴーリーのイラストはどれもチャーミングで、それを見ているだけでも楽しくなる。
B-029
Cultural Slag / Felicia Lamport
(1966)  Houghton Muffin/Riverside 
  Lamportとの最初のコラボレーション。彼女の詩1作に対し、1〜2のゴーリーのイラストが添えられている。 詩の意味は良く分からなくても、イラストを見るだけでも十分楽しい・・・と思うのはゴーリー・ファンのみ?
B-030
The Monster Den / John Ciardi 
(1966)  Lippincott 
 John Ciardi による子供を題材にしたちょっとナンセンスな詩集。どの国でも子供は騒がしくって、陽気で、悪戯好きで、 愛すべきものなんですね。そんな作者二人の視線の暖かさを感じる作品集。
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