BAR
Secondary
Tertiary
Calendar
Ephemera
Links
Page-02

B-011
The War of the Worlds
/ H.G.Wells (1960)  Looking Glass Library 
 ご存知、SFの名作「宇宙戦争」。カバーと各章の頭にGorey のイラストが使われている。 奥付に版の記述が無い。初版の見分け方は、巻末の"Looking Glass Library" のリスト。 初版は23作品が紹介され、"Corey"とスペル・ミスがあるのに対し、以降の版には28作品が掲載され、スペル・ミスも直っている。
B-012
The Man Who Sang the Sillies
/ John Ciardi (1961)  Lippincott 
 Ciadi とゴーリーのコンビによる初めての作品集。ほぼ全ページにGゴーリーのイラストが掲載。 子供たちが走り回り、笑い転げる様子が見えて来そうで、とても幸せな気分になれる本。
B-013
Quake, Quake, Quake / Paul Dehn
(1961)  Simon & Schuster 
 表紙を見ても分かる通り、原子爆弾を主題(?)にした詩集。正確な意味は分からなくても、 声に出して読んでみると、言葉の紡ぎ出すリズムと音の調和を味わうことが出来る。 2ページに1枚以上の割合でゴーリーのイラストが掲載されている。
B-014
Scrap Irony / Felicia Lamport
(1961)  Houghton Mifflin 
 時にはユーモラス、時にはアイロニカル、そして時にはブラックな詩やエッセイの作品集。 添えられたゴーリーのイラストも、それに合わせて色々な雰囲気に描き分けられている。 特に登場人物達のファッションは一見の価値あり。
B-015
How to Cope / Merrill Pollack
(1962)  Bobbs-Merrill 
-
 未入手。
B-016
Pipin's Journal / Rohan O'Grady
(1962) Macmillan 
  先祖が残したイギリスの屋敷に引っ越して来た青年は、悪夢にうなされる。14〜5歳の美少女が現れると、彼女の首は グロテスクにねじ曲がって行き、やがて死んでしまうという奇妙な夢だ。目覚めた彼は、その少女が残したと思われる手記を 発見する。そこに綴られていたのは、世にも奇妙なロマンスだった・・・。
B-017
You Read to Me, I'll Read to You  
/ John Ciardi (1962)  J.B.Lippincott 
  Ciardi とゴーリーによる第二作品集。表紙の折り返しにはこんな言葉が。「この本を2冊買わないで下さい。 1冊だけ買って、膝の上にお子さんを乗せて読んであげて下さい。そして次にお子さんにも読ませてあげて下さい・・・」 Ciardi と子供達による朗読LPも発売された。
B-018
Quail in Aspic / Cecil Beaton
(1963)  Bobbs-Merrill 
 扉、23各章の頭部、エンドペーパー、裏ジャケットに小さなイラストが掲載(表ジャケットはゴーリーによるものではない)。 どこにもゴーリーに関する記述が無く、画風もこの時代のものとはタッチが違い、寧ろ"Q.R.V. Hikuptah(1996)" あたりに類似性を見出すことが出来る。左の書影をクリックして出てくるのは裏ジャケットのイラスト。
B-019
Three Ladies Beside the Sea    
/ Rhoda Levine (1963)  Atheneum 
  海のそばに三人の女性が住んでおりました。その内の一人は変わり者。いつも樹の上で過ごします。 なんとかしなくちゃと思った二人は、美しい小鳥を贈りますが・・・。 珍しくパートカラーで描かれた、とてもほのぼのとした作品。
B-020
The Dream World of Dion McGregor
/ Dion McGregor (1964) Bernard Geis Associates 
 サブタイトルに、"No one wrote this book -- these are the tape-recorded dreams of a man who talks in his sleep" とあり、裏表紙には、"Portrait of the author at work" というキャプションが付いた、睡眠中の作者の近影 が掲載されている。本当に寝て書いたのかって? さぁ・・・・?
All Rights about Illustrations are Reserved by Edward Gorey