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Page-04

B-031
Brer Rabit and His Tricks
/ Ennis Rees (1967)  Young Scott 
 アメリカ南部に伝わっていたおとぎ話を、Rees が現代語に直したもの。 ゴーリーの絵は、他の作品とかなりタッチが異なり、いわゆる「ヘタウマ系」という感じ。
B-032
The Christmas Bower         
/ Polly Redford (1967)  Dutton 
 Kubichek一家は町で商店を営んでいます。時は11月。そろそろクリスマス商戦の準備が必要です。 一家の男の子ノーアは、自然博物館の鳥類部門の主任であるおじさんのところへ、デコレーションの相談に行かされます・・・。 作者とゴーリーは高校時代のクラスメート。「いつの日か、一緒に本を出そう」。そんな約束が実現した一冊。
B-033
Die Neunnunddereissig Stufen
/ John Buchan (1967)  Diogenes 
 バカンの「39階段」のドイツ語版。後にフランクリン・ライブラリから発売された米版は表紙が異なる。
B-034
Son of the Martini CookBook / Jane Trahey &
Daren Pierce (1967)  Clovis Press 
 タイトル通り、料理のレシピ集。と言ってもその種類は10以下。これで料理本と言えるの?  私には詳しく分かりませんが、全体がパロディになっている様子。
B-035
Cobweb Castle / John Wahl
(1968)  Holt,Rinehart & Winston 
 夢見る男Flemming は日常生活を捨てて旅に出ます。道で出会った老婆を魔女と思い込んだ彼は、尋ねます。 「お金持ちになるには、これからどうしたらいいでしょう?」答えて曰く「この先にいるカラスに尋ねなさい」。 カラスは彼をお屋敷へと導きます。そこには美しい娘さんがいるのですが・・・。
B-036
Hauntings: Tales of the Supernatural
/ Henry Mazzeo (1968)  Doubleday 
  17編のオカルト短編集。
B-037
He was There from the Day We Moved in
/ Rhoda Levine (1968)  Harlin Quist 
  僕たち一家がその家に引っ越して来た時、その犬はまるで当然の様に庭に座っていたのです。 犬はただじっと座っているだけで、何もしません。一体何を待っているのでしょう? 弟はそれを解明するべく必死です。 しかし、全て空振り・・・。でも、ついにある日ひらめいた! 「名前を付けて欲しいに違いない!」さてさて、この結末は・・・?
B-038
The Jumblies / Edward Lear
(1968)  Young Scott 
 Jumblies は、とある島に住む小さな人々。頭はグリーンで、手はブルー。ふるいの船で大海原を旅します。 頭でっかちなキャラクターたちが小さな船に乗っている様子は、日本の「七福神」を思わせる。 時代は違うが、ゴーリーとリアには共通するセンスが感じられる。
B-039
More of Brer Rabit's Tricks (1968)
/ Emmis Ress (1968)  Young Scott 
  「Brer Rabit and His Tricks(B031)」の続編。賢いウサギが、ちょっとオマヌケなオオカミを騙すというストーリーがメイン。
B-040
The Very Fine Clock
/ Muriel Spark (1968)  Knopf 
 モリス教授のと友人たちは、とても正確な時計 Ticky に教授の称号を与えようとしますが・・・。 『死を忘れるな』等のユニークな作品を発表しているミュリエル・スパークの、言葉遊びがとても面白い童話。
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