なんだか気になる・・・

ケータイの人 シートベルト エアバッグ 「私の赤ちゃん」 脱出用ハンマー

ケータイの人

ケータイとクルマの運転については、すでにたくさんの人が書いているので、自分としてはもう目新しい事は書けそうもないのであまり触れないが、そもそも自分自身ケータイを持ったこともないし、これからも当分必要にはならないと思うので、実際の話、ケータイ使いながら運転することがどれくらい危なっかしいものなのかを実感は出来ないのだ。

ただ、ラジオを聞いたりエアコンのスイッチを入れたりする操作に比べて、はるかに気持ちの“持っていかれ方”が違うだろうという事は想像がつく。
そして、気持ちの問題もそうだけれど、実際の運転操作にも少なからず影響は出てくるだろう。

車線変更や右左折の際、「なんか知らんけどおまえさっきから全然ウインカー出さんやないかー」というクルマの後ろについてしまう事が時々あって、そういうクルマのドライバーを後ろからよく見てみると、たいがい右手にタバコかケータイのどちらかを持っている事が多いのだ。これはもう、迷惑だとか違反だとか言う前に、とにかくアブナイのでやめてほしい。

それにしてもどうしてケータイしながら運転している人達ってみんなあんなに楽しそうにニコニコしてるんだろう。対向車とすれ違う時ムッとしてる相手のドライバーと目が合った時、なんか気まずいナとか感じたりはしないのかなあ。しないんだろうなあ。

シートベルト

誰かの運転するクルマの後部座席に乗った時、ちゃんとシートベルトしていますか?

もう十年ぐらい前のことだけど、仕事の途中、4人で同僚のセダンに乗って会社まで戻ることになり、その時後部座席に座った自分は躊躇なくシートベルトをカチッと締めたのだが、その音が車内に響いた瞬間、運転席の同僚がくるっとこちらを振り向き、「おまえ、俺の運転が信じられないのか」と、いかにも不愉快そうにこちらを見て言った。
突然パンチを食らったような感じで返事も出来なかったが、結局ベルトは最後まで外さなかった(あたりまえだけど…)。
その同僚は、2〜3ヶ月後に会社を辞めてしまったけれど、彼のクルマにはその間決して乗る事はなかった。

この件以降、なんだか人のクルマの後部座席でシートベルトをするのがためらわれるようになり、変にドライバーの顔色をうかがうようになってしまった。特に、タクシーに乗った時なんかは運転手さんの様子を見ながら、そーっとなるべく音がしないようにカチリとベルトを締めるようになってしまい、なんかものすごく情けないのである。

エアバッグ

メガネかけてクルマ運転してて事故って、エアバッグが開いたことにより一命は取りとめた代わりに失明してしまった人ってどれぐらいいるんだろう。

エアバッグなしで死んでしまうよりは、失明ぐらいで済むのならそれもまたやむなしっていう考え方でエアバッグの標準化は進められてきたのだろうか。もしそうなら自分は「眼鏡等」なので、レスオプションでエアバッグのないクルマを選びたいです(コンタクトしてても目に傷がつくっていうし…)。

何も自分は「失明するぐらいなら死んだほうがマシ」とか言ってるんじゃなくて(そう言いきってしまいたいぐらいの漠然とした恐怖感というのはあるけれど)、なんというか、死ぬほどの事故じゃなくてもエア・バッグは開くし、聞くところによると、まれに事故とは言えないほどの軽い衝撃でも開く事があるらしく、これが実は一番恐いことだと思っている。

以前テレビでエアバッグの特集をやっていたのを偶然見たけれど、その番組によると、ある人がホームセンターかどっかの駐車場に入ろうとして車道から歩道に上がる際、段差のない低くなっているところからではなく、あやまって歩道のへり(高さ15センチぐらい?)に直接タイヤをぶつけて止まってしまい、それと同時にエア・バッグが開いて顔面に炸裂したという話をしていた。詳しい状況はよく覚えてないけれど、いずれにしてもこれぐらいの事で炸裂された日には顔面がいくつあっても足りないではないか。

技術は日々進歩していると言うから、本当に必要な時にだけ確実に開くエアバッグというものもそのうち作られると思うけど、自分としては「メガネをかけていても目に優しいエアバッグ」が標準装備にならない限り、恐くて敢えてそれを装備しようとは思わない。でも、もう標準じゃない新車って買えないのかなあ…。

「私の赤ちゃん」

私の赤ちゃん可愛いでしょって、そんなに見せたいの?どれどれ、近くまで行ってよーく見てあげようかなあ…。

いまだに見かける「赤ちゃんが乗ってます」という例のアレっていったいどういう意味なんだろう?

近寄って欲しくないってこと?車の後ろに何か貼ってたら思わずなんて書いてあるのか確認したくて近づいてしまうんですけど…。そういう心理ってありますよね?

赤ちゃんが特別か弱い存在とでも言いたいのならそれは違います。最もか弱く、且つ「壊れやすい」のはむしろお年寄りの方でしょう。その上、赤ちゃんは自分では運転しませんが、お年寄りは自分でハンドル握って運転もします。私なら、赤ちゃんがただ寝てるだけのクルマより、お年寄りが自分で運転しているクルマの脇を通りぬける時の方が、よほど神経を遣います。

と言うわけで、私はこんな物を作ってしまって今クルマの後ろに貼って街を走っているのです(バカですねえ)。

関連日記

脱出用ハンマー

緊急脱出用のハンマーを車内に常備している人はどれぐらいいるのだろう?

私は、今のクルマに乗り替えた時に運転席の足元に設置しており、その時、なんだか車内に一つの「安心」を備え付けたような気がしてほっとしたことを覚えている。

しかし、その後ふと頭をよぎった事があった。衝突の衝撃でシートベルトがロックして戻らなくなったり、運転席のドアが全く開けられなくなるほど変形してしまうような大きな事故で、果たしてその時自分に意識があるのだろうかと。

それなりに大きい事故で、かつドライバー本人の意識がしっかりしていて身体も動かせる、という一種ピンポイント的確率のダメージを受けた時に初めて役に立つものなのではないのか・・・。

しばらくこんな事を考え、この「道具」の有効性に疑問を持ったこともあった。

しかし、今ではもうそんな事は考えなくなった。実際これが常に自分の手の届く所にあるということはそれだけで大きな安心感に繋がるし、自分の場合、趣味で釣りに行く事もあるので、調子に乗ってすっ飛ばして川にクルマごと滑り落ちる事がないとも限らない。

少なくともルームミラーにぶら下がってゆらゆら揺れている○○神社のお守りよりはずっと「御利益」があるのではないかと考えている。

実際にヨーロッパの国々ではバスに備え付けが義務づけられているというし、やはり、いざという時の効果は絶大なものだろう。

ところで、このハンマーは必ずしも自分の脱出用だけの為に準備されるものではなく、国によってはパトカーに常備されている事からも分かる通り、走行中自分の近くで事故が発生した時に、車内に閉じ込められたドライバーを救出する為に備えるという意味あいもある。

自分が一生のうちにそんな場面に遭遇する確率は限りなく低いとは思うが、万一にでもそんな機会があれば、もしかしたらこのハンマーを常備していた事によって、結果的に自分以外の人命を救う事ができるかもしれない。

ドライバーに救命講座を受けさせるのであれば、それと同時に一人でも多くのドライバーにこのハンマーを常備してもらう事によって、年間の交通事故死者数をごくわずかでも減らせるかもしれないと思うのは、少々甘すぎる考えなのだろうか。


ハンマーの中にハサミが入っていて、シートベルトを切ることができます。

なんでそうなるの?煽り煽られ何処へ行く