刊行物

 以下には、TAME研究会名義で刊行した論文集などの情報を新しい順に掲載します。コアメンバーによる公刊論文など、これ以外の刊行物については、「新着情報」の項をごらんください。

『時制・アスペクト・モダリティ・視点と状況把握・状況報告』

2022TAME論文集

和田尚明・渡邊淳也編(2022):『時制・アスペクト・モダリティ・視点と状況把握・状況報告』TAME研究会.
ISBN:978-4-9908803-3-0
B5判、162ペ-ジ

も く じ
はしがき
移動タイプの懸垂分詞構文とその動機づけ―メタファー転用にまつわる考察― / 早瀬尚子
大過去が伝達する背景知識 / 岸彩子
絵本における読者の視座の変化と表現技法―時制形式の選択を中心に― / 五十嵐啓太
名詞後位修飾の-ble形容詞が表すモダリティと限定詞制約 / 石田崇
分岐的時間のモデルからみたフランス語の法動詞 / 渡邊淳也
Be Going Toの「依頼」用法について / 和田尚明・志村春香

『TAME に関する多言語研究と認知モード』

TAME2020

渡邊淳也・和田尚明編(2020):『TAME に関する多言語研究と認知モード』TAME研究会.
ISBN 978-4-9908803-2-3
B5判、190ページ

も く じ
はしがき
日本語と英語の時制・アスペクト・モダリティならびにその関連現象―包括的時制解釈モデルによる分析― / 和田尚明
絵本における名詞句で終わる文と読み手の視座の関係 / 五十嵐啓太
状態動詞におけるアスペクト対立―知覚を表すオノマトペ動詞を例に― / 鈴木彩香
フランス語の名詞文のアスペクトに関する一考察 / 栗原 唯
現代フランス語で「希望・願望」を表す動詞の構文と法について / 小山美穂
ScaPoLine を用いたフランス語における接続法の分析 / 佐多明理
フランス語の半過去における語調緩和―動詞 vouloir に着目した認知言語学的分析― / 森 一平
認知モード、アフォーダンスとフランス語 / 渡邊淳也

『諸言語におけるTAMEの発現について』

tame

渡邊淳也・和田尚明(編)(2018):『諸言語におけるTAMEの発現について』TAME研究会(筑波大学).
ISBN : 978-4-9908803-1-6
B5判、88ページ

もくじ
はしがき / 渡邊 淳也
フランス語の動詞 regarder に関する一考察 ―共起しやすい副詞表現― / 木島 愛
アラビア語エジプト方言の能動分詞 ―完了形とbi-未完了形との比較において― / 榮谷 温子
意識と無意識の間で ―語る主体に対する理論的考察― / 髭 郁彦
フランス語の単純未来形・前未来形と
ロマンス諸語における対応形式の対照研究 / 渡邊淳也・小川紋奈


『時制ならびにその関連領域と認知のメカニズム』

科研費論集

和田尚明・渡邊淳也(編)(2015):『時制ならびにその関連領域と認知のメカニズム』TAME研究会(筑波大学).
ISBN : 978-4-9908803-0-9
B5判、224ページ

もくじ
はじめに
英語の単純現在形の包括的分析 / 和田尚明
実体験知覚と共有知識―未来の事態を表すフランス語の直説法現在形― / 岸 彩子
日本語の動詞テイルと対応するフランス語の形式 / 津田香織
英語の懸垂分詞とフランス語の主語不一致ジェロンディフの対照研究 / 早瀬尚子・渡邊淳也
Mirativityを表すマーカーとしての「の」 / 五十嵐啓太