2004年の意見

日本の学力低下、ゆとり教育の成果

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2003)の結果以下のとおり
小学校4年 理科
1位:シンガポール 565点(10位)
2位:台湾 551点(不参加)
3位:日本 543点(2位)
4位:香港 542点(14位)
5位:イギリス 540点(8位)

小学校4年 算数
1位:シンガポール 594点(1位)
2位:香港 575点(4位)
3位:日本 565点(3位)
4位:台湾 564点(不参加)
5位:ベルギー 551点(不参加)

中学校2年 理科
1位:シンガポール 578点(2位)
2位:台湾 571点(1位)
3位:韓国 558点(5位)
4位:香港 556点(15位)
5位:エストニア 552点(不参加)
6位:日本 552点(4位)

中学校2年 数学
1位:シンガポール 605点(1位)
2位:韓国 589点(2位)
3位:香港 586点(4位)
4位:台湾 585点(3位)
5位:日本 570点(5位)

注 ( )は前回順位

 

この結果から、ゆとり教育の成果で着実に順位が落ちてきていることが分かる。
今になって、ゆとり教育が間違いだったといっていることは信じられない。
教育関係者が無能だということを証明しているようなものである。
また、この調査と併せて行われたアンケートで、参加国・地域中「数学・理科への
自信」は最下位。一方でテレビを見る時間は最も長く、逆に自宅で宿題に取り組む時間は
最低となった。成績上位を占めたアジア諸国に対し、日本の子供たちが「自信」と
「やる気」を失っている実情も浮かび上がった。
ゆとりの時間がかえって好奇心をそいでいる。
生活体験の詰め込みが必要。例「南はどっち」と聞いても今の子供には分からないんです。
完全学校週5日制で学力低下が心配
参照
(2004/12/15)

テレビ朝日ドラマスペシャル「にんげんだもの 相田みつを物語」

テレビ朝日開局45周年記念ドラマスペシャル「にんげんだもの 相田みつを物語」1211日(土)放映を見ました。なかなか良い番組でした。録画しておけばよかった。奥さんの千江さんは良くできた人です。奥さんの支えがあって活躍できたのですね。相田みつを氏の言葉や文字には想像以上の重みがあることが分かりました。文部省推薦というか、是非多くの人に見てもらいたいと思いました。再放送を期待します。
“つまづいたっていいじゃないか、にんげんだもの”
(2004/12/15)

横田めぐみさんらの「遺骨」が別人のものだった

拉致被害者、横田めぐみさんらの「遺骨」が別人とする日本政府の鑑定結果受け、国内では北朝鮮に対して制裁発動を求める声が起きている。これに対して、北朝鮮は、日本が経済制裁を発動すれば「宣戦布告」とみなすとした上で、6カ国協議から日本の排除を求める可能性を示唆した。私としては、日本政府が北朝鮮の脅しに屈することなく、毅然とした態度で臨むことと、諸外国に対して北朝鮮のテロ国家の実態を知らしめて、日本に対する理解を深めてもらうことが最善と考える。世界中どこの国が、自国民を拉致するような国を許すということがありえようか。拉致こそ宣戦布告ではないか。裏でテポドンミサイルを開発し、核兵器の開発も進めようとしている。
(2004/12/15)

縦割り行政の是正を

日本のいろいろな政策を見ると、縦割り行政の弊害が目に付いてならない。各省庁は自分の都合だけで動いている。懇談会や研究会で専門家の意見を聞いたり、パブリックコメントとかいって国民の意見を聞いたという形は作っているが、どうもしっくりしない。原案を作るのが、特定の省庁で、そこの都合の悪いことは出てこないからである。特に体外清s買うとなると、例えば、領海や経済水域を決める場で、日本は、農水省の意向で、誰にも相手にされない案に固執した結果、次善の案もとれず最悪の事態を招いた。でも責任は取っていない。しわ寄せは国民にといったことがないように、柔軟に対応すべきである。いつも外務省の非難をしているがここでは少し弁護させてもらうが、総合的に考えるべきところ、省庁の利益が優先される嫌いがある。外務省が、世界の情勢を各省庁にきちんと伝え、各省庁も世界情勢を自分の所管に限らず周辺も含めてよく把握する努力を行うことが必要と考えます。ところで外務省は省内も地域割りで縦割り行政になっているのではないかと思われるが、中国担当部門と、アメリカ担当部門では、考え方が相当違うようである。相互交流を活発にし、固定観念を捨ててもらいたい。各省庁間の人事異動の割合を大きくし、特定省庁の利益に偏ることなく、国として、国民の利益がどうかという観点から考えるようにしていくことを提案する。他省庁からの目で見て、効率化を進めてもらうことが可能と思う。すでに役割を終えた外郭団体の整理を、時間をおかずに実施することができ、そのことにより無駄を省き、税金の引き上げをしなくてすむようにできるものと思う。
(2004/3/30)

中国の対日政策

日中首脳会談の実現は難しいようだが、私は、中国が事あるごとに日本の首相の靖国神社参拝を非難するのは、日本を自国の影響下に置こうとするための一つのステップと考えているのではないかと思われて仕方がない。この件は、明らかに内政干渉であり、また、靖国神社参拝が中国の言うような戦犯を祀っているというもの的外れである。それと、戦犯と決めた東京裁判が正しいのか、大きな疑念がある、というより、はっきりいって勝った側がまけた側を裁くという大きな間違いがある。とても公平といえるものでなかった。きちんと研究すればそれが分かるであろう。もし、中国の意見を受け入れたなら、次は新たな要求を出してくるだろう。次から次へと日本の譲歩を引き出し、領土を奪ったり、日本の権益をどんどん吸い上げ、いずれ、日本を骨抜きにして、中国が宗主国で日本が植民地のような関係にもっていこうとしているのではないかと思われる。中国は国民に日本が中国を侵略し虐殺など悪いことをした、そして今、靖国神社参拝といって軍国主義を復活させようとしているという教育を行っている。このことが、中国国内の不満を日本にぶつけるようにもって行こうとしていると推測している(サッカーの試合で日本に対するブーイングがそれを証明している)。非常に残念なことに、日本の中に、中国の言うことを聞いて靖国神社参拝をやめればよい=日本の自立より、争いを避けるほうが大事と思っているような人たちが大勢いるということである。その背景には、自虐史観を押し付ける反日教育があるのだが、日本の教育者たちは知らん顔である。自分たちは間違っていないと信じているのだから。教育と政治は別と思っているのかもしれない。今、少しずつ間違いに気付いている人たちが声を上げているが、大勢になっていない。いや、逆に、間違った教育を受けた人たちがどんどん世の中に出てきて、自ら好き好んで日本が自滅する道を選んでいるようで恐ろしい。安易に「戦争は悪いことだからやめよう」といっていれば、そうなると思っている。私から言わせればそれは幻想である。過去の歴史を見ればそんな単純なことで戦争がなくならないことは明白ではないでしょうか。私は中国との関係を悪くしようとは思っていないが、中国が日本と仲良くしたいだけと思わないほうが賢明と思う。特にしたたかな中国は要注意である。

特集(中国)参照
(2004/12/2)

3回北京6カ国協議

北朝鮮側が行方不明者の調査に関して出してきた内容は“えーっ!それだけ”という感じで国民として許しがたいという認識でしたが、日本の代表団は全く驚いたり怒っている様子がない。そろそろ国民の怒りも爆発するのではないか。経済制裁をちらつかせ早くやれという気持ちである。また、協議の始まる前に人道援助といって相当な援助を行ったようだが、交渉の進展により増減させるべきと思う。
また、この6カ国協議で大きな進展があったとは思えないのだが、中国側が“日本の世論、第3回北京6カ国協議がかなりの進展を遂げたと評価”とは驚き。国内向けの自画自賛の評価か?
(2004/9/29)

小泉首相が日本が国連の常任理事国の候補になりたいといったことについて

当然と思う。世界第2位の分担金を出しているのだから。
多くの国は、日本に対して好意的であったように思う。唯一例外は中国である。アメリカのブッシュ大統領が、日本の憲法の制約は問題だといったそうだが、相応の役割は果たさなければならないと考えるので妥当な意見と思う。そろそろ第2次大戦直後の枠組み(戦争勝利国がコントロールする)から外れる時期ではないか。
中国が、日本が常任理事国になるのは不適切といいながら金は出せというのは、はなはだ身勝手である。今でも、日本が軍国主義の国というイメージを持っているのであろうか。私から見れば毎年軍事予算を拡大している中国のほうが軍事力の強化を着々と進めているのではないか。その仮想敵国として日本を挙げていると考えている。
(2004/9/29)

中国の軍事力の位置づけはを参照

栃木県で幼い兄弟が川に落とされてなくなったことについて

0409月、栃木県で幼い兄弟が川に落とされてなくなったが、この父親にも大きな責任があると思う。「暖めてやりたい」というくらいなら、なぜ虐待する人に預けたのか、後輩だから言う事を聞くのでそれでよいと思っていたのだろうか。人の気持ちが分からないからこういうことになったと思う。また後輩のほうは何故預かれないとか預かるなら金を入れて欲しいといえなかったのか。加害者に情状酌量の余地はあると思う。無理やり預けられてそれに対して文句が言えないという状況なら、通常の人なら同じようなことを考えるのではないかと思える。加害者には厳しいが、加害者にさせるようなことをした人が全く責任を取らされないというのでは、やりきれない。
(2004/9/16)

郵政民営化基本方針の閣議決定について

小泉首相が掲げていた郵政民営化基本方針の閣議決定がされたが、議論が不十分で説明責任を果たしていないと思う。国民の大多数は、郵政民営化が果たして良いことなのか、あるいは何故必要なのか分からない。竹中氏は、アメリカかぶれである。また、小泉首相は銀行の利益代表ではないかと思える。アメリカの競争社会が本当にうまくいったのか、よく検証して欲しい。うまくいったという人は、一部の大企業トップだけが儲けて、大部分は貧乏になったということを、また、失業者が増えたという事実をどのように見ているのだろうか。日本が今元気がないというのは、失業者が増え、大部分が貧乏になっているということがあるのではないか。これはまさにアメリカ追随の成果であると考えている。注意したいのは、アメリカは日本を競争に巻き込み自分たちの利益を最大限にする、日本から利益を吸い上げるというスタンスにあるということである。そのための研究機関がありアメリカ政府もそれを支援しているということである。銀行は金融機関として競争相手である郵政を潰したいということであろうが、今の郵便貯金は金額の上限など多くの制約がついておりその見直しで良いのではないか。もちろん業務効率化、経費削減に努力してもらうことはしっかりやって欲しいが、民間と競争させる必要はないと考える。
(2004/9/16)
新聞の社説(リンク)

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郵政民営化・掘り下げた議論が必要 - 琉球新報 (2004106)

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臨時国会と郵政民営化 なぜ「最優先」なのか - 中国新聞 (2004106)

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郵政民営化 納得できぬ閣議決定 - 中国新聞 (2004912)

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郵政民営化/国民に分かる議論展開を - 神戸新聞 (2004911)

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郵政民営化/なぜ、そんなに急ぐのか - 神戸新聞 (200498)

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郵政民営化方針 避けたい見切り発車 - 中国新聞 (200496)

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郵政民営化 もっと利用者本位の論議を - 熊本日日新聞 (200488)

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郵政民営化/ことを急いでは失敗する - 神戸新聞 (200488)

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郵政民営化/必要性の説明が先決だ - 神戸新聞 (2004723)

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郵政民営化中間報告/選択と集中の発想がない - 山陰中央新報 (2004428)

 

ヤマト運輸が他社の業務を請け負うことを禁止する契約を強要していることについて

ヤマト運輸がローソンに対して他社の業務を請け負うことを禁止する契約を強要している、他社というのは郵政公社のことであるが、反郵政ということで、自分勝手な理論である。民間で宅配業で成功して傲慢になったとしか思えない。自由競争を標榜して参入したが、自分が成功したら、保護主義にというか、利己主義に転向したということか。
(2004/9/16)

小泉首相の訪朝と拉致家族5人帰国について

8人帰国と思っていたが、蓮池さん、地村さんの家族は含まれていたが曽我さんの家族が含まれなかったことと、不明の10人について再調査するということで具体的な情報が無かったことから、家族会などから不満の声が大きいが、私は小泉首相の今回の行動と結果は評価すべきと思う。少なくとも5人の帰国が叶ったということは大きな前進である。また、曽我さんの家族が帰らないのは、ジェンキンズさんが日本の行くことを望まず、小泉首相が説得してもだめだったということで、小泉首相を非難することは不適切と思う。北京で話し合いの場が持たれるということで、今後の進展に期待したいと思う。ただ、結果からいうと日本側から食糧支援の実施を引き出し、また制裁はやらないという言質を取った北朝鮮側に有利な結果で終わったという気はする。日本テレビの事前の報道は良くなかったと思う。報道の自由は日本の利益より優先するのか、私ははなはだ疑問である。
(2004/5/22)

冬のソナタ

ドラマの評価はあまりしないのだが、最近大人気ということもありテレビで見たが良くできている。それと、今の日本では薄くなってしまったが、韓国では礼儀・行動様式というものがきちんとしているという印象受けた。ドラマということで現実ではないということは分かっていいても、惹きつけられる。
(2004/5/9)

年金問題

閣僚など年金の保険料の未納が問題になっているが、結局、複雑で分かりにくいものであるということなのであろう。CMに出ていたタレントが未納していたということもあったが、釈然としない。法律上、遡って徴収できないということであるが、財源不足といわれているのに、徴収できないというのはおかしい。違約金というか延滞割増料を設定して集めるべきと思う。それから、今の制度では、自分が払った保険料は自分のためではなく今、年金をもらう人のために使われてしまう、ということだそうだが、法律ができた最初は自分のためであったのをある時点で変えたとのこと、そのとき変えた人は重大な間違いを犯したといえよう。今の制度では、保険料を払おうというインセンティブが働かない。まして、将来もらえるかどうか分からないというのでは余計払いたくない。年金制度をそのとき変えた人たちは現在よければ将来はどうなっても良いと思ったのであろうか。責任をとってほしいと思う。
それと、未納分について徴収できるような制度に改めることも早急な課題として取り組んでほしい。
(2004/5/9)
民主党は保険料未納の議員を公表したが、自民党は公表しないということである。公表しないと何となく未納者がいっぱいいる、あるいは小泉総理も未納ではないかと勘ぐりたくなる。隠さないほうが良いように思うのだが。
(2004/5/13)

イラクで日本人3人が人質になった事件に関して

4月8日、ニュースが入り日本のNGO3人拘束されたとのニュースが入ったが、無事に解放されることを望む。しかしながら、武装グループの要求に屈して自衛隊の撤退をさせてはいけない。人質となった方の家族などから自衛隊の撤退を求める声もあるが、自衛隊はイラクに対して人道支援、復興支援を行っているのであり、米軍の軍事行動を支援しているわけではない。まず、そのことを理解してもらうことが必要と思う。それをしないと、今後も同様の事件が起きかねない。また、日本は圧力に弱いと見られると今後日本人をターゲットとした同様の事件が多発することにつながる。また、人質救出をアメリカに頼むのは慎重にしないといけない。やはり、日本が自ら日本人の救出を行えるようにする必要があると思う。それには情報収集能力の向上や救出のための特殊部隊が外国でも活動できるようにすることなどが必要である。
かつて、ダッカ日航機ハイジャック事件で人命は地球より重いとしてテロリストに屈して世界から非難されたが、あのときの教訓を生かさないといよいよ世界から馬鹿にされる。
(2004/4/13)
18日になって3人は無事解放された。しかし、この3人は退避勧告の出ている危険な場所に自ら望んで行ったという認識が無く、常識がなさそう。また、一番悪いのは武装グループなのに、自衛隊が悪いといっているようでは、先が思いやられる。
政府の自衛隊を撤退させる理由は無いという判断を支持する。
アメリカに対しては、イラクの復興について国際的協調をとりできるだけ平和的に進めるよう望む。
(2004/4/20)

首相の靖国神社参拝が宗教活動であり違憲とした判決は間違い

福岡地裁で、首相の靖国神社参拝が宗教活動であり違憲とした判決があったが、この判決の方が間違いである。このような裁判官は辞めさせるべきと思う。どこからそのような結論が出てくるのか、この裁判官の常識を疑う。一般の人でもお寺や神社にはよくお参りするがそれをもって宗教活動ということはまったくもって理解できない。この件に関して中国から評価するとのコメントが来たが、中国にすれば大喜びであろう。朝日新聞が中国に同調しているのは困ったことである。
(2004/3/13)

また教科書が変わる

つい最近、教科書が変わったと思ったら、また、変わるらしい。はっきり言って、ゆとり教育の間違いを修正するということなのだろうが、ゆとりのある人は教えてもよいということで、現場に混乱が生じそうである。有識者からは、すべて教えるべきだという声があるが。前からいっているが、教育は次世代を担う人材を育成するということなのだが、文部科学省は、自分のところだけで閉じていると思っているらしい。大きな勘違いである。ゆとり教育で、学力を低下させることは、日本の力(地位)も低下することなのだがそういった認識が無い。まったく能天気な人たちである。役所なり、そのようなことを推進してきた人には責任を取ってもらう必要があると思う。責任を取らされることが無いということで、いい加減な政策がとおってしまうのはまったく憤懣やるかたない。
(2004/3/30)

尖閣諸島の魚釣島に不法入国した中国人の扱い

尖閣諸島の魚釣島に不法入国した中国人の扱いについて、当初、入管難民法違反で逮捕し送検するといっていたが、中国との関係悪化を嫌って強制送還にしてしまった。
まったくの弱腰外交にあきれる。弱腰外交でこれまで何も得るところが無かったにもかかわらずまったく学習していない。中国側は表向き非難しているが、本心では大きな問題にしたくないところなのに、こちらから妥協するなど、馬鹿にされるだけである。直ちに、強制送還したことにより、中国側は自分たちが正しい、日本が間違っているとの認識を持ったのではないか。
尖閣諸島は1895年に中国(当時清)の支配が及んでいないことを確認の上、日本の領土とした。アメリカも尖閣諸島が1972年、沖縄とともに日本に返還されたといっているのである。なぜ、中国に媚びるのか、理解に苦しむ。
竹島にしても、一方的に韓国に占拠されている現状に、政府・外務省は取り返す動きが見られないのは不可解である。北方領土にしても然り。
(2004/3/30)

年金制度の改正案について

自民党・公明党の年金改革案に対して、民社党は抜本的な改正案を出すといっているが、具体案が出てこない。現状では、自民党・公明党の提案を良しとしたい。放っておけば破綻は目に見えており、早く何とかしないといけない状況にあると思う。ベストではないかもしれないが、現状で放っておくよりはるかに良いからである。
(2004/3/30)
補足:年金資金の使い方で不当なものがあり、損失を被ったがその是正は早急に行い、損失は補償してもらいたい。

戦時賠償に対する新潟地裁判決は不当

第二次大戦中に中国人が日本で過酷な労働を強いられたとする訴訟で、新潟地裁は国と企業に損害賠償の支払いを命じた。国家間で解決済みの問題をあえて蒸し返した不当な判決である。この新潟地裁の判決は、国の行為に対して個人が賠償請求できないとする国の「国家無答責」に反するものである。
また、昭和47年の日中共同声明で中国が日本に対する賠償請求を放棄することをうたったことに反するものである。このようないい加減な裁判官が放置されることに問題ありと思うが、何とかならいものか。
(2004/3/30)

裁判員制度導入には反対

日弁連は「わが国では戦前の一時期、国民が裁判に参加する「陪審制」が実施されていました。戦後は職業裁判官だけで判断しています。しかし、裁判は国民のものです。『疑わしきは被告人の利益に』という刑事裁判の原則を確立し、国民の良識に基づいた刑事裁判を実現するために「裁判員」制度の導入が必要」として、これを支持するといっています。しかし、一般国民は法的知識を十分に持っていないこと、感情的になりがちであること、また、突然裁判員になれといっても受けかねる。病気等の場合以外拒否できないというのも問題がある。また、内容を他人に話したりすると罰則があるなど責任が重過ぎる。一般国民に判断できるなら職業裁判官は何なのであろうか。
衆愚政治という言葉があるが、衆愚裁判になりかねない。
何らかの条件をつけてその中で裁判員になってもよいという希望者の中から選定する方法もあるが、希望者が特定の思想や団体の者に偏らない保証をどうするかとか、検討課題は多いと思われる。
ただ、裁判においてあまりに国民感情から離れた判決というのも見受けられるので、この是正は必要と思う。また、被告の利益ばかり重視されて、被害者の利益・補償に対する配慮が欠けている嫌いがある。また、弁護士の姿勢も、被告を無罪あるいは刑をとにかく軽くすれば良いという風潮があるが、これはおかしい。本来不当に重い刑を受けることが無いようにするという趣旨であり、被告を無罪にする、刑を正当なものより軽くするというのは、趣旨に反する。
国民の意見を入れたいという気持ちはわかるが、その回答が裁判員というのは考えが狭すぎると思う。裁判員制度導入に賛成しているのは少数であり、一部の人の自分勝手な意見と思える。広く国民に意見を聞いてほしい。
いや、過去に聞いたことがあったのですね。でもそれを読むと、少なくとも全面的に賛成という意見はほとんど無いようですが、それでも強行するのでしょうか。一部の政府関係者や日弁連等の意見を無理に通そうとする姿勢のほうが大きな問題だと思います。現在の裁判官の無能さの責任転嫁ではないでしょうか。常識を備えた裁判官を育成し、非常識な裁判官を排除する制度を作ったらよいと思いますがいかがでしょうか。特に今の最高裁判所裁判官の信任投票は形骸化しており抜本的改正が必要と思います。
(2004/3/2)

今年は日露戦争100周年

新聞に「再確認したい日露戦争の世界史的意義」というのがあった。あまりこのようなことを考えていなかったが、改めて考えてみる意義は大であると思う。
(2004/2/10)

最近の自衛隊に関する報道は行き過ぎではないか

自衛隊のイラクにおける駐屯地がどうなるか、どのような装備をしているか、あるいはどんな訓練をしているかとかいう報道が増えているが、これらの報道により自衛隊のリスクが増大し、あるいはこれらの報道が原因で自衛隊員に被害者が出たとしたら、報道はどのように責任を取るのでしょうか、それとも報道の自由とは自衛隊員のリスクが高まることより優先されるものでしょうか、自衛隊員の命より重いというのでしょうか。そんなことはないと思います。時期がたって危険がなくなったときなら問題ないでしょうが、今はまずいと思います。テロリストも日本の報道を見ているでしょう。日本の報道を見て攻撃のヒントを得た、あるいは弱点を知ってそこを狙った、ではあんまりではないでしょうか。良識ある人なら報道の自粛をするべきではないでしょうか。それとも、報道機関は自分たちの活躍の場が広がるように、自衛隊が攻撃されるように仕向けているのかと勘ぐりたくなります。この意見に対する報道機関の意見を求めます。
(2004/2/1)

日本がアメリカの言いなりだという人は北朝鮮や中国の言いなりと思える

日本の自衛隊のイラク派遣はアメリカの言いなりだという人がいるが私はそうは思わない。「自衛隊のイラク派遣」参照
日本として自衛隊を派遣する場合と派遣しない場合のどちらが良いか、世界の動きの中で見ないといけないと思う。また、将来の国益がどのようになるかも考えないといけない。過去、湾岸戦争では巨額の経費を負担しながら評価されなかった。金だけでは評価されない。
それから、発想を逆にしてみると、日本がアメリカの言いなりという考えを持つ人は北朝鮮や中国の言いなりという見方もできる。彼らも全く同じ言い方をしているのだから。その背景には日本とアメリカが仲違いしてばらばらになりその結果自分たちが優位になろうとしているのだから。
(2004/2/1)

イランからの脱出

NHKのプロジェクトXを見た感想であるが、1985年、イランに対してイラクが攻撃をしかけて、多くの外国人が脱出するということがあったが、この時、外国の航空会社は自国民を優先し、日本人を載せてくれる飛行機がなかった。2日後にはイラクが民間機を攻撃するという情報が入って、日本大使館の大使がトルコの大使に頼んで飛行機を派遣してもらい、残っていた日本人が危機一髪で脱出できたという。日本から救援機が出ず、外国の飛行機に載せてもらったということは聞いたことがあったが、ここまで緊迫した状況であったのかという気持ちでいっぱいになった。また、日本人のために特別に救援機を飛ばしてくれたトルコの大使、オザル首相、アリ機長他、多くのトルコの方々には本当にありがとうとお礼を言いたい。しかし、日本の報道機関はあまりこのことを積極的に知らせてこなかったような気がする。何故なのでしょうか。それから、本来ならこのようなときこそ自衛隊が行くべきだと思うが何故そうしなかったのか。外国から頼まれ日本がそれをできるであろうか。多分できないような気がする。それをやったトルコはとても立派な国であるとトルコに対する認識を新たにした。
(2004/1/27)

自民党内でイラクへの自衛隊派遣に反対している人

自衛隊のイラク派遣の国会承認をめぐり、自民党内で、加藤紘一氏、古賀誠氏など一部自民党員が造反しようとしていることに対し、党は処分を考えているという。本来なら党の方針と合わないなら、離党すべきである。
(2004/1/27)

警官発砲に対する判決

警察が不審者に対して職務質問しようとしたところ抵抗したので発砲して怪我をさせた事件で警官の発砲はいき過ぎという判決があったが、この裁判官の常識を疑う。この警官は当然のことをしたのであって、それがいき過ぎというなら、職務の遂行は不可能である。また、警官に対する暴行が増える恐れが生じる。これでは、警官は誇りをもてない。ダーティーハリーではないが、市民の安全を第一に考え、市民に危害を与えるような者を野放しにしておくことはない。また警官に危害を加えようとするような不審者に同情の必要はない。
(2004/1/27)

イラクの自衛隊はテロに狙われやすい?

これは日本の大々的な報道がテロリストにとって自分たちの存在を示し、その力を示すには好都合だということが挙げられる。テロリストから見て、相手が被害者がでたらさっさと逃げるというのなら、一層、攻撃したくなるのではないか。攻撃を与えて相手が逃げれば、それはテロリストにとって自分たちの力が如何に大きいかを示す絶好のチャンスと見えるのだから。また、相手が非現実的なマニュアルに縛られていて簡単には反撃できないということも目標として非常に好都合である。報道機関ジャーナリストは現地自衛隊の活動の危険性が高まらないように配慮してほしい。
(2004/1/27)

日本の昔のからくり人形

1月24日(土)NHKでからくり人形の番組があったが、それを見て改めて日本の昔の人は凄かったと認識した。なお、この番組の中でからくりの仕組みがわかって本当に良い番組を見せてもらったという気になった。弓を引く人形でわざと的を外すというアイデアには恐れ入った。それから以前から気になっていた茶汲み人形や、最も古いマイクロロボットと認定された鼠や蛙、宙返りで段を下りるロボット(実は中の液体で動いていた)は眼からうろこであった。モーターやコンピュータのない時代に良くあれだけのものができたと感心した。現代に生かそうという動きもあり、これからの日本を支える技術として注目されていた。これからの若者がこの技術を引き継ぎ、発展させてくれることを期待したい。
(2004/1/24)

台湾に関する日中米の動き

杏林大学の田久保忠衛氏の意見だが、『台湾の陳水扁総統が3月20日の総選挙日に予定していた中国のミサイル配備撤去を求める住民投票を、こともあろうに日本政府が事実上支持しない考えを台湾側に伝えた。と思ったら、中国の劉建超・外務省報道官は「日本政府の態度表明は積極的だ」とあたかも子供の行為を褒めるような対応を示した。台湾政府が何をしようと日本政府がとやかく言うことはあるまい。中国のほうが内政干渉はやめてほしいというのなら分かる。(これは中国が台湾を自国と認めていない証拠) また、ブッシュ大統領の『台湾の現状を変更する一方的な決定には反対する』という発言も台湾の民主的な行動を否定するもので、アメリカ国内からも反論が上がっている。現状を一方的に変更しようとしたのは陳総統なのだろうか、台湾の対岸に496機のミサイルを展開しようとしている中国にどうして批判の目が向けられないのか。一方、米高官が米中会談の説明の際『われわれは中国に対し、もし台湾に軍事力あるいは威圧力を行使しようとの挙に出れば出動すると伝えた』ともある。日米同盟は重要だが、日本は米中に繰り広げられる虚々実々の外交を冷静に受け止めて行動すべきで、尻軽行動はやめるべきと述べている。』まったくその通り。
(2004/1/24)

強制連行・歴史教育の中立性欠く

大学入試センターの試験の世界史の試験の中で、日本統治下の朝鮮に関連し、第二次大戦中、日本への強制連行が行われていた。問い言う設問に対し、それを正解とするのは設問に欠陥がある。という意見が新聞に掲載されていた。国会で強制連行の件に関し、川口外相は「調査したがそうした事実はない」と答えているという。しかし、かなり多くの日本人は「教科書にそう書いてあるから正解よ」「日本は悪いことをしたのに隠そうとしている。」という考えではないか。しかし、きちんと調査した結果「そうした事実はない」ということになったのに、頑なに(間違った)教科書を信じて、他の考えを受け入れないというのは問題である。私の想像だが、強制連行は組織としての考えではなく、ごく一部の熱狂的な軍人が半強制的に連れて行った可能性は否定できない。しかし、これは中国から日本に来て強盗する人がいるから中国政府は強盗をやっているというようなものである。間違ったことを教え続ける教育、教科書というのは多くの弊害を生む。直ちに修正すべきと考える。
(2004/1/24)

韓国が竹島の切手を発行したことについて

日本も竹島の切手を発行したら良い。それと、竹島そのものを日本の管理下にきちんと置くこと。韓国が自国領土扱いにしようとしているのを黙ってみていては駄目。
かつて、イギリスがフォークランド島(マルビナス島)の領土争いでアルゼンチンと戦ったが、戦いになるか否かは別として、竹島そのものに日本の国旗を立て、他国が領土を主張したり、住民を住まわせたり、領土扱いにして建築物を建てたりすることを絶対許してはならない。自衛隊を派遣して防衛することは、全く問題ないと思うがいかが。また、その根拠を世界にアピールすべし。外務省は弱腰姿勢を改めるべし。相手を刺激するのが良くないというなら、「軒を貸して母屋を取られる」ということになることを覚悟せよ。その場合、外務省の責任は重大であり、その責任の重さは戦争で負けたと同様である。また、中国に対して、台湾を中国領土と呼ぶなら、中国に対して北方領土が日本の領土であることを認めさせるなど、取引をしてもよいとういうか、日本の権利国益拡大に積極的に利用すべし。そういう意味では、外務省の地域割り思想、担当地域さえ良ければ良いという考えを即排除すべし。日本は戦争放棄を謳っているのだからその分外交でカバーしなければいけないということを外務省はしっかり認識を持ってもらいたい。
・外務省の課題1 拉致家族の帰国を実現すること
・外務省の課題2 竹島が日本の領土であることを国際的に認知させること
・外務省の課題3 北方領土が日本の領土であることを国際的に認知させること
・外務省の課題4 北朝鮮の核開発を放棄させ、民主化をすすめること
・外務省の課題5 韓国、中国の日本に対する内政干渉を排除すること(日本の歴史教科書や靖国神社問題など)
・外務省の課題6 職員の意識改革
・外務省の課題7 国連への対処、金だけでなく口も出すこと(馬鹿にされます)
(2004/1/20)

自衛隊のイラク派遣について

自衛隊のイラク派遣に対して憲法違反だとかいろいろ言われているが、この件に関しては小泉首相に賛成。日本が憲法前文に謳っている国際的に名誉ある地位を占めるためにも必要であり、復興支援に行くのであって戦争に行くのではない。それから、非現実的なマニュアルは破棄すべし。とにかく自分の身は自分で守ることを最優先でやってほしい。マニュアルどおりやってやられたではかわいそうである。現実に合わない憲法や法律、マニュアルなど改正すべし。社民党あたりはアメリカ追随といっているが、他にもっと良い方法があるのか、イラク復興に参加せず、世界で孤立して、いざ日本が他国の助けを必要とする場合、誰も助けに来ないということになるのではないか。自分の家は困っていません、困っている家があっても私の考えに合わないから助けてあげませんで良いのか、という気がします。もっと広い眼を持ってほしい。結果は同じであるかもしれないが、アメリカ追随というのは間違っていると思う。
(2004/1/20)

道路公団民営化

道路公団の民営化の案が出されたが、結果は当初目標から遠く離れたものとなっているように思える。何よりも組織が複数に分かれ自助努力が働かないというのが最大の問題と思う。これでは、何のための改革か。委員会をやめた人の気持ちもわかるというもの。役所と道路族議員の粘り勝ちなどと喜んでいられない。大きな赤字をどのように減らしていくのか。必要性の高い道路と必要性の薄い道路を切り分けて、必要性の高い道路に集中すべきなのに、それが機能しないのではないかと危惧される。
(2004/1/4)
道路公団は経費削減の努力をしてこなかったこと、また、交通量の予測など非常に甘く見積もっていたということが問題ではないか。その責任追及をできるようにすることが必要と考える。土地の買収では、相場よりはるかに高い値段で買い取っていた、その見積もりを関連団体が行っていたということが明らかにされたが、まったく憤懣やるかたない。また、交通量の予測も、採算が取れるように作文していた。このような人も責任を追及されるべきである。
(2004/9/16)

坂本竜馬について

正月に坂本竜馬のドラマを見た。坂本竜馬という人は純粋に日本の将来を考え、知恵を絞って不可能と思われる事態を克服していった。本当にすばらしい人であるが、反対する人たちも大勢おり、暗殺されてしまったのはまことに残念である。
坂本竜馬はおりょうに命を救われる。それが縁で彼女と結婚する。
竜馬は土佐の人だが、新しい日本を作るために、薩摩と長州が手を結ばせることを考える。当時、長州は徳川幕府と対立しており、幕府側の薩摩藩に手痛い打撃を受けており、長州藩、薩摩藩どちらも手を結ぶことは不可能と思えた。しかし、新しい日本を作るには、両藩が手を握ることが必要だとそれぞれの藩の実力者、桂小五郎と西郷隆盛を説得する。薩長同盟を結ぶべく画策し、ほぼ成功しそうになるが最後のところで西郷は長州藩に寄らずに京都に行ってしまう。しかし、竜馬はあきらめず、両者がそれぞれ利益を得られるように、長州に薩摩の名義で買った武器を売り、代わりに長州に米を薩摩に送るようにして、両者が同盟を結ぶ基礎を作る。その後、京都で桂と西郷が会って両者が同盟を結ぶ話合いを持つが、どちらも自分から同盟の話を出さず話は全く進まず、桂が国へ帰るという場になって竜馬が双方を説得して、薩長同盟が成立する。また、薩長は幕府を武力で潰すことを画策していたが竜馬は血を流すことを避け、幕府に大政奉還を受け入れさせ、戦争を避けることに成功した。
(2004/1/3)

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