鹿島鉄道 茨城県の石岡−鉾田を走る非電化のローカル線で,霞ヶ浦北岸の東西を結ぶ足として,これまで存続してきた。しかしながら,地方弱小私鉄の多くがそうであるように,利用客の少なさから赤字が累積し,2006年度末での廃止がほぼ決定している。 石岡を出てしばらく,地方都市らしい街中の景色を抜けると,あとは田んぼ・蓮畑・霞ヶ浦,そんなのどかな景色が広がる。その中を走るディーゼルカーは,とても絵になる。もう少しでこの路線が姿を消すと思うと,鉄道ファンにありがちな身勝手さで,非常に寂しい(同時に勿体無いと思う)気分を禁じえないのだ。 (サムネールをクリックすると,写真個別のページに移ります)
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