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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.165 菅野哲郎さん
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:

くるくるアート第4弾。30手台


盤面全体の大がかりな配置。 これもあぶり出しなのでしょうか。
初手は金を取るしかなさそう。 同玉は82飛成までなので、同との一手です。

  83香成、同と、

次も金打から87香ぐらいしかありません。

  92金、84玉、87香、同馬、85歩、73玉

87香にすぐに73玉は83香成で簡単。 また85香合も同香、同成銀、同と、73玉、62銀、64玉、65歩、同成銀、同とまで。
ふた筋ずれて、また金が取れる形。 趣向が見えてきました。

  63桂成、同と、72金、64玉、67香、同と、65歩、53玉
  43桂成、同と、52金、44玉、47香、同馬、45歩、33玉
  23桂成、同と、32金、24玉、

ここまでくれば飛車を取って収束です。

  16桂、15玉、25飛、16玉、27と まで33手

くる展No.165 詰上り図8手1サイクルの2筋ずつ横に送る趣向詰。 そして本作もまたまた市松模様のあぶり出し!

くるくる展示室No.136No.137No.164に続く、菅野さんのくるくるアート第4弾。
これまでで一番面積の広い市松模様。

趣向が進むのにつれて、だんだん大きな市松模様が現れてくるのは楽しいですね。
本作も盤面全体の配置でびっくりしたのか、解答者は少な目でしたが、解いてない方も、この楽しさを、上記棋譜で手順を並べて、ぜひ味わってください。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

凡骨生さん:
これ又、優雅な市松模様だ。
池田俊哉さん:
上下からの連打に逃げ惑う玉。詰め上げてみればやっぱり市松模様。
詰め上がりに駒台に並ぶ桂香がきれい

なんと、詰上り、桂香以外全駒の使用駒趣向にもなっているとは。

小林巧さん:
詰め手は二の次に、格子になるように手順を進めて見ました。
ほいさん:
市松を感じさせない?初形ですね!
隅の老人Bさん:
現代版、秘曲集?
易しいことは良いことだ、宗大夫も裸足で逃げる。

秘曲集にも「平窓」のようなくるくるアートがありますね。

占魚亭さん:
これは壮観。
S.Kimuraさん:
詰上がりの市松模様が綺麗ですね.
8手目や24手目に同成銀とすると早詰めするのでしょうか.

8手目同成銀は、同と、73玉、62銀で早い。
24手目同成銀は、同と、33玉、23桂成、同と、42銀以下同手数駒余り。


くるくる展示室No.165 解答:7名 全員正解

  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  小林巧さん  隅の老人Bさん  占魚亭さん
  ほいさん  凡骨生さん

当選者は、展示室で発表しています。