■みかん
公式HPに、「みかんは直江と倫子が会うサイン」という意見があった。ドラマにみかんが出てくるのは3回。
その1
冒頭、川原で直江と倫子が出会うのは倫子が落としたみかんがころがって直江のところにきたからだった。直江の腕にあたったみかんは、そのまま転がって川に落ちた。直江はそれを無視した。
今になって考えれば象徴的な出来事である。みかんの色は「オレンジ」 。まさに春の暖色である。
その2
婦長に石倉の手術を話していなかったこと、次郎の問題講堂を注意されて落ち込んでいる倫子に直江があげた。
その3
倫子は仕事の帰りに直江のマンションに寄る。しかし、部屋に小橋がおり、直江は倫子のベルに応対できなかった。家に帰った彼女は「いるような気がしたけど、出てこなかった」
と母親にぐちをこぼすが、その時居間にみかんがある。
結局電話をかけたようで、次の場面では直江のマンションで夕食の買い出しを広げる倫子の姿があった。
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