03年12月から半年

15の会場で開催

参加者1200人超える

 吹田の学校給食を考える集いが、12月17日の豊津西中学校区を皮切りに始まり6月19日西山田中学校区までに15校で開催され、延べ1200人を超えるみなさんが参加しました。
  この「給食のつどい」は、子どもたちが食べている学校給食を身近に感じていただくためのもので、その地域で実際に毎日作っている調理員が腕を振るい、メニューの中から選りすぐった人気メニューを試食していただきながら、吹田の学校給食は今どうなっているのか、ビデオ上映やパネル展示など利用して、わかりやすく知ってもらおうと企画されました。



 吹田市では、学校給食センター方式から各学校に調理場を設けその場で調理をするという自校調理方式出への転換、食器具の改善、米飯給食の増加など、さまざまに学校給食の向上を目指し取り組んできました。
 パネルでは、食の安全にこだわるさまざまな取り組みを紹介しました。

 

写真 下 現在吹田の全校で使われている強化磁器食器と給食事業の初期から使われていた大人にはおなじみのアルマイト食器

 磁器食器は重くて取り扱いに注意が必要ですが味覚とともに食事のありかたを学習する上で子どもたちにとり大切であると全国の先進的な自治体に遅れることなく導入が行われました

 

 

● 当日の試食メニュー

ツナご飯  さといもご飯  クリームスープ  すましじる  豆腐ハンバーグ  かき揚げ  フルーツ寒天  以上7点からバイキング形式で好きなものをとってもらいました。

今日、学校給食は全国的にアウトソーシング(民間に事業を委託する)という流れが巻き起こっています。財政難を理由にして、経費のかからない民間業者にやらせるのだという主張ですが、学校給食を儲けの対象事業とする考え方は、子供の成長と安全を最も大切にする私たちには理解できません。

 

千里ニュータウン高野台

192人が参加

 2月11日開催された高野台中学校区の集いには、192人もの参加者があり、どのように給食が作られているか給食調理員自らが撮影した給食調理現場のビデオ上映やこどもたちの人気メニューの試食体験、安全で子供たちの成長を心身共に支える学校給食の取り組みを示した展示パネルの説明などに熱心に参加しました。
 
参加者の声をいただきました
   
   

 

 吹田の安全でおいしい学校給食を多くの市民に知ってもらおうと発行された「すいた市民新聞・給食版」

 この新聞は、吹田全世帯の半分に当たる6万5千部が配布されました。

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