風の松原を歩く これまでの足跡 05年8月

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05/8/31(水)
 今朝はいこいの広場からM地点まで真っ直ぐ進み、能代火力発電所前の港湾道路脇の歩道をO地点から23番地点、22番地点に出て、いこいの広場に戻るコースを歩いた。これも5.5qから6qになるだろう。
 家に戻って読んだ秋田魁新報に合川在住当時に同職した方の訃報が載っていた。告別式は3日午後からだという。そのため昨日紹介した「秋田はまるごと博物館」への参加はキャンセルせざるを得なくなった。

写真1 能代火力入口 写真2 入口のクロマツの対比がおもしろい
写真3 歩道は国道7号線から続いているが 写真4 O地点カーブのところで途切れてしまう

 写真3 右側(東側)のクロマツは風の松原、左側(西側:海側:能代火力側)は火力発電所の建設工事終了後に植栽したもの。能代火力発電所の用地造成は昭和52年以降なので、写真1、2のクロマツもそれ以降の植栽。写真3右側の風の松原クロマツは、『能代市史 特別編 自然』587ページの地図によれば、昭和30年頃植栽したものと思われる。
 写真2は毎年手入れをしているクロマツと自然のままのクロマツの対比がおもしろい。同じような光景は能代高校の校庭でも見られる。あとから写真で紹介しよう。とりあえず7年前に撮影したこのページを見ていただきたい。


05/8/30(火)
 29日はジョギングコースを順周り、今日30日は逆回りに一周。

 昨日秋田に行っている間に県教委文化財保護室から電話があったというので、今日はその電話を待っていた。午後1時頃に一度、午後4時頃に一度、昨日と同じ電話番号から電話が来たのだが、うまく通話がつながらない。もしやとこちらからかけ直したらすぐに通じた。以前、「ひかり電話」からかかってきた電話を我が家の子機で受けた時、私の声は向こうに聞こえているのに、向こうの声が聞こえてこないという現象があったが、県庁の電話はIP電話だというから、あの時と同じ現象なのかもしれない。

 なぜこんなことを書いたかというと、先日「広報のしろ」に『秋田はまるごと博物館 文化財探訪ツアー 風の松原・檜山追分の里コース』の参加者募集が出ていたので、申し込んでいた。その結果についての確認の電話だった。申し込み締め切りは8月25日。結果通知は27日に郵送されてきていた。その通知には「たくさんの方から申し込みがあり、当室で抽選させていただいた結果、ご参加いただけることになりましたので、ご案内いたします。」とあった。

 コースは八竜町の大山家住宅、檜山城跡周辺(多宝院、浄明寺山門、多賀谷氏居館跡、旧羽州街道松並木)、料亭金勇での昼食の後、風の松原散策となっている。

 私は八竜町の学校に2年間勤務したことがあるが、大山家住宅については全く知らない。檜山には桜の撮影で何度か行っているが、これまで多宝院や浄明寺山門の説明を聞いたことはなかった。多賀谷氏居館跡とはどこのことなのか分からない。料亭金勇だけは何度か利用し、建物の説明を伺ったことも何度かあるが、毎日歩いている風の松原については、どの場所をどのように説明してくれるのか興味深い。


05/8/28(日)
 8月26日の項で、写真3と写真4を比較してこの場所にニセアカシアが繁茂した様子を説明した。

8/26写真3(再掲) 8/26写真4(再掲) (5/14撮影の写真)

 今朝5時半に上と同じ写真を撮影。

写真1(上と同じ場所だから同じ内容だ) 写真2(上と同じ場所だが3ヵ月以上経過)

 その後ニセアカシアの芽欠き作業を開始。7時近く作業終了後もう一度撮影。芽欠き作業をしたのは西側(海側)だけ。34番地点東側は松林の中までニセアカシアが繁茂しており、今春の健康づくりのみち工事では手をつけていない場所なので、私も手をつけなかった。

写真3 写真4

 今日の作業で切り取ったニセアカシアを一か所にまとめたら写真5のようにごくわずかだった。予定時間よりも早く終わったので、もう少し先まできれいにした(写真6)。

写真5 写真6

05/8/27(土)
 風の松原で一番太いクロマツはここにあるということを聞いたので太さを測定に行った。写真は以前撮影していたが、一人では太さを測ることが出来ない。今日は紐とメジャーを持って2人で測定に行った。
 越後屋太郎右衛門が植えたと言われる松(写真1)には平成13年10月に更新した案内板が立っている。そこには「胸高周囲3.08メートル」と書かれている。私の胸の高さで測定した結果は3m13センチだった。但しこの場所は現在の「風の松原」ではないので<風の松原最大径のクロマツ>と言うわけにはいかない。
 風の松原内で最大径のクロマツは写真2のクロマツだと言われている。場所は5番地点から大森稲荷神社に向かって30mほど進み、B地点から南側5メートル程奥に「樹幹注入樹」という標識の立った大きなクロマツが2本立っている。そのうち太い方が現在風の松原で最大径のクロマツだ。測定した結果、胸高周囲は2m51センチだった。

写真1 能代公園にある越後屋太郎右衛門が植えた松
05/5/25撮影
写真2 5番地点奥のB地点南側左から2本目の松
05/8/26撮影

05/8/26(金)
 今日は久しぶりにジョギングコースを逆回りで廻った。45番地点付近に見えるはずのネムノキはまだ咲いていなかった。台風11号の余波か、秋風がさわやかになり、桜の葉の色も変化し始め、秋だなあという雰囲気が漂い始めていた。
 下の写真(休養広場前)では木の実を採っている人がいた。真ん中に見える白い点がその人。「コハジャ」の実とのことだった。

写真1 39番地点付近 写真2 35番地点付近 休養広場前
写真3 35番地点付近 道路両側にニセアカシアが見える 写真4 35番地点付近を逆方向から5月14日に撮影

 35番地点付近にもっと近づいて撮影したのが写真3。道路両側にニセアカシアが繁茂している。同じアングルの写真を探したら、5月14日に逆方向(34番地点)から撮影したものが見つかった。ここにはハルガヤ、スズメノヤリ、ハマエンドウ、コウリゾナなどの植物群が観察できるということで写真4の左端には木の枝に「7」と書いた目印が立っていたので、同じ構図の写真も撮ってみよう。ニセアカシアを刈り取るのはその後だ。


05/8/25(木)
 朝晩しのぎやすくなってきたので、wordの学習が進み、まだ不完全ながら作成中の地図に文字を入れることが出来るようになってきたので上の地図をあたらしくした。jpg画像は不鮮明なので出来ればPDFファイルで見ていただきたい。
 18日朝からニセアカシアの芽欠きを始めたが、今朝で上の地図のNo.3地点からNo.5地点までを一応完成した。「完成した」といっても、ニセアカシアはすぐに新しい芽を、幹からでも根からでも、地中に伸びている根の先からでも出してくるので、1ヵ月もすればまた芽欠きをしなければならなくなると思っている。

 芽欠きをして分かってきたことだが、日当たりの良い場所のニセアカシア(No.5付近など)は幹もどんどん太くなっているのだが、地面が湿っている場所では、幹は太くなっているのに、根元近くが白くなって腐ってきているものがある。下にその写真を載せたが、作業中に撮した写真なので、アップで撮したもの(右)はピントがずれていてよく分からないが、幹の根元の白くなっている部分が腐りかけたものである。

 今日の作業を終えて帰りがけにNo.3から地点の途中に生えているニセアカシアの芽(30センチくらいから1mくらいまでのもの)を軍手で引っ張って見たら、簡単に抜くことが出来た。砂地に生えているので、草を抜くような感触だった。幹も緑色で、トゲがあるものの痛くはなかった。幹の色が茶色に変化してくるとトゲも固くなっている。

中央部に見えるニセアカシアも軍手で抜くことが出来る

  芽欠き作業に専念しなくとも、朝の散歩の際に軍手を持っていれば、小さいうちに抜くことが出来る。お盆終了後はジョギングコースを歩いていなかったので、明日は(台風の影響がなかったら)軍手を持ってジョギングコースを歩いてみようと思う。そろそろネムの花が咲き始めるだろう。


05/8/22(月)
 昨夜か今朝未明か激しい雨があったようで、6時を過ぎた現在も雨雲が低くたれ込めている。そこで今日は散歩を取り止め、地図に場所を特定するための記号等を書き入れてみた。A〜Zの記号だけでは間に合わないので、日和山方面は「日和1」「日和2」というようにした。A〜Zの記号は第7版までと別の場所に付けた。地図への文字の書き込みがまだ上手に出来ないので文字は手書きのままである。そのため例えば「臨海木材工業団地」を「臨海工業団地」と間違えて書いてしまったが、訂正は次回以降に行います。


05/8/18(木)
 16日から朝は気持ちの良いさわやかさになってきた。昨日は朝のうちに地図の作り方の勉強をしたので、今日は作業服と長靴で風の松原へ。真っ直ぐ「健康づくりのみちNO.4地点」を目指したが、1100m地点のベンチが新しくなっている。帰りにいこいの広場に寄ったところ、広場内のベンチも一部新しくなっていた。また、画像は省略したが16日朝までは空き缶・空き瓶が溢れていた自動販売機のゴミ箱もきれいになっていた。

 いつも散歩して気になっていた「健康づくりのみちNo.4地点」付近のニセアカシアの芽を摘んでしまおうというのが今日の目標。下の写真左「健康づくりのみちNo.4標識」から写真右「休養広場脇の掲示板」まではわずか20m。

健康づくりのみちNO.4の標識 休養広場脇の掲示板

 わずか20mだが、ここを刈るのに5時40分〜7時15分までかかった。この近くで5月にアカネを観察しており、その時にはニセアカシアはほとんど見なかったのだが、新芽を切ってみると、昨年の工事で切り倒したニセアカシアの切り株がいくつも見つかった。とても奥の方までは出来ないので、新しい道路から3mくらいまでの幅に限定した。明日も続けたい気持ちだが、天候はどうだろうか。

健康づくりのみちNO.4の標識 休養広場脇の掲示板からNo.4の標識が見える

05/8/15(月)
 このところ連日雨が続いている。11日頃から1日1度は雨が降っている。昨日も朝5時頃は雨。そのため散歩に行かなかった。今日も5時頃は雨模様だったが6時半には雨はあがっていた。写真1は新しい看板が出来た地点だが、道路の濡れ方を見れば、雨が上がったばかりだということが分かるだろう。
 写真2はいこいの広場の中にある自動販売機だ。また空き缶の類がゴミ箱からあふれていた。

写真1 写真2

 今日は久しぶりにトリムランニングコースから歩き始めた。1300m地点と1400m地点の間で枯れた松が目につくようになってきた。写真3から写真5まで、何れも中心部に写った松があやしい。枝や葉は木の頭部にホンの僅かだけ残っているように思える。
 このように見ていたら、ふと変なことを思いついた。風の松原の松は強い西風を受けて東に傾いているのだと言われている。私もそうだと思っていたが、それなら写真6の右側の松はなぜ1本だけ西側に曲がっているのだろうか。同じ写真6で左端の2本は、根元の方が東に傾いているのに、その上の方が垂直になっているのはすぐ近くにある砂丘と関係があるのだろうか? 同じく写真6に異常に傾いた松が何本もあるのはどうしてだろうか?

写真3 写真4
写真5 写真6 なぜこの松は西側に傾いているのか?
写真7 真ん中の松の曲がり方 写真8 真ん中の松の曲がり方は写真7より芸術的

05/8/13(土)
 お盆の13日。今日はいつもと違うコースを歩いて、今日墓参りに来る予定の墓地を下見し、それから能代公園を通り、大町の関根商店で赤飯を買い求めて家に戻った。昨日陸上競技場脇から火葬場まで歩いた逆コースとなったが、今日初めての看板を見付けた。きっと昨日の日中に立てられたものだろう。
 看板の設置場所は、大森稲荷神社鳥居の北側。


05/8/12(金)
 昨夜遅く強い雨が降り、今朝も雲が厚く、今にも雨が落ちてきそうな天気だった。陸上競技場側の入口は晴れているように見えるが、東の空は太陽の光が薄い。写真右では電柱の左側に薄く見えるだけである。時刻は5時45分。

 今日は陸上競技場脇から火葬場脇まで真っ直ぐに歩いてそこから小径に入り、ジョギングコースを歩いた。

 コスモスが咲き乱れている8番地点を通り、35番地点から健康づくりのみちに入るとすぐに3月に出来たNO.4地点の新しい標識が見える。しかしこの標識はニセアカシアに埋もれてしまっている。この部分は6月と8月のニセアカシア芽欠きの際に人数不足で取り組めなかった場所である。この場所の写真は3月26日の項に載っているが、付近には松以外の木は見られない。

この場所の3月26日の写真 この場所の7月21日の写真

 パソコンの写真データを調べてみたが、NO.4地点の写真は上の2枚しか見つからなかった。すぐ近く(20m先)にNO.5の標識があるのでここを撮す機会が少なかったためだ。NO.4地点の後ろは平成17年末に整備されるのだろう。そのため、わずか20mしか離れていないのにNO.4、NO.5と2つの標識が並んでいるのだと思う。


05/8/9(火)
 昨日8日は散歩に出かけようとしていたら急に空模様が怪しくなり、雨になった。出かけなくて良かった。9時頃には集中豪雨といっていいほどの状態になったが11時頃には雨など忘れたような夏の日差しに戻っていた。
 今日のスタートは5時37分。風の松原は朝靄の中。歩きやすい気温だったので59番、50番、45番と逆回りで歩いた。途中で出会った人も「今日はしのぎやすいですね」とあいさつを交わした。今日は6キロコースを一回りしてから、もう一度健康づくりの道を歩いた。

 このような朝靄の光景を昨年も見たことがある。あれはいつだったか?と昨年の写真データを探したがデータがあまりにも多く、探しきれない。こういう印象的な光景はホームページに載せているはずだと、昨年のページを振り返って見たが、それでも分からなかった。昨年は8月中旬から台風の直撃があったこと(20日台風15号、30日台風16号)。そのためクロマツやニセアカシアが何十本も倒れたことなどが分かった。

 大森稲荷神社脇の小径にはオニユリが何本も咲いていたし、健康づくりのみちNo.6からNo.2に入る木材チップを接着剤で固めた道路からは雑草が芽を出していた。雑草はアスファルトの下からでも芽を出す力を持っているのだから、木材チップの間から出てくるのはたやすいことなのだろう。踏みつける人間が少なければ、どんどん多く、大きくなって行くに違いない。


05/8/6(土)
 8月4日の北羽新報の片隅に 「6日ニセアカシアの芽かき作業」 の記事が載っていた。記事の一部を引用すると、<放置しておくと20メートル以上にも成長し、松の樹勢に影響を与えるニセアカシアを、トゲが柔らかいうちに除去しようというもので、今年2回目。同管理署が昨年度整備した森林セラピートレイルに沿って作業を行う。>と書かれている。「森林セラピートレイル」は上の道路地図では緑色で「健康づくりのみち」と書かれている。私が作成途中の地図は、今回はサン・ウッドでいただいた「散策マップ」を参考にし、車道(一般道)の部分を一部、実際にあわせて付け直している(「散策マップ」では位置が変わってる)が、その地図でも「セラピートレイルとは表記されていない。

 最近は5時に起床しても、涼しいうちにと、そのままパソコンに向かって作業をしていることが多いが、今日は長袖、長ズボン、長靴姿で風の松原に出かけた。私が到着したのは5時48分頃だったが、既に多くの人が到着して準備をしていた(写真1)。午前6時よりは数分早かったが、鷲尾会長あいさつ、事務局長の説明の後、健康づくりのみちへ出発。写真3で17名まで数えることが出来る。それに私を加えた18名が今日の参加者だった。

写真1 写真2 鷲尾会長のあいさつ
写真3 事務局長から作業手順の説明 写真4 セラピートレイルNO.1まで7〜8分

 いつものカメラが修理中なので、その前のカメラ(アクロスが出来た頃に、その中のカメラ店で購入したもの。今から6年前の最新鋭機だ)で撮影したので、シャッターを切ったあとの作業にカメラ自身が手間取っているようだ。 

写真5 道路から3〜5mまでの範囲で広がって作業開始 写真6 アカシアがだいぶ大きくなっている
写真7 この揺れ動くアカシアの中にも人がいる 写真8 次の瞬間大きな枝が切り払われて人が現れた

 作業してみて、前回(6月22日)よりもトゲが固くなっている。周りのミゾソバも大きくなっているので、大きく立ち上がったニセアカシア以外は見付けるのが難しい。特に前回手をつけなかった NO.2からN0.3にかけての場所はニセアカシアが大きく成長し、2メートルから3メートル近くになっている。
 写真5は前回も芽欠き作業をした場所。写真6〜写真8は前回は作業をしなかった場所。今回はNO.3地点までで作業を終了し(6時50分)、大森稲荷神社を通って陸上競技場まで戻ったが、全員帰着し、終了したのは7時10分頃だった。


05/8/2(火)
 7月中旬から始めたことだが、「Wordで地図を書ける」と聞いたので挑戦を始めた。そしてようやくここまで完成した。私のパソコンの中に「word」はインストールされているのだが、これまでほとんど使ったことがなかった。文章作成は「一太郎」がすぐれている。「一太郎」ならバージョン3の時代(昭和60年のはずだから今から20年前)から使っている。
 そのため今回はWordの使い方を復習することから始めた。地図の輪郭は出来上がってきたが、まだ「10番地点」などの記号や文字を入れるところまでは進んでいない。色を塗る方法があるのかどうかも分からない。今回、海の色は幅の広い罫線で代用してみた。これまでの地図は平成5年7月のページに残してきたので、そちらを見ていただきたい。

05/8/1(月)
 今日はカメラの調子が悪く、電源を入れても、勝手に切れたり又入ったりという状態が続いている。3個持参した電池を交換してもうまくいかない。かろうじて数枚撮すことができた。家に戻ってからも調子が悪く、結局修理に出すことになった。 
「健康づくりのみち」脇にこんな花が 17番地点のクロマツ林

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