風の松原を歩く これまでの足跡 05年7月

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空から見た「風の松原」 上部は米代川
左下は火力発電所その右が木材工業団地
コース内に立つ案内図
「健康づくりのみち」として新設された散策路

この画像をpdfファイルで見る場合はここをクリックし、A4判の大きさで印刷してご覧ください.
04年8月12日作成の第5版(ジョギングコースの100mごとの位置を記載)のpdfファイルはこちらをクリックしてください。
風の松原に守られる人々の会」が作成したガイドマップは「風の松原とは?」に掲載しています

05/7/31(日)
 今日陸上競技場脇の入口から入ろうとしたら、道路脇の雑草がきれいに刈り取られていた。確かめながら車道内側の小径を火葬場前まで歩いたがずーっと刈り取られていた。蟻地獄前も先日はニセアカシヤが繁茂していたが、きれいに刈り取られていた。ニセアカシヤがまた新芽を出していることを書いたのは7月12日だったが、これで車道脇はスッキリした。 

7/31の陸上競技場側入口 ニセアカシアも刈り取られている
7/24の蟻地獄前の様子 7/31の蟻地獄前
7/28の8番地点前のコスモス 7/31の8番地点前のコスモス

05/7/28(木)
 このところ梅雨がなかなか明けそうになく、今朝も雨模様。台風は秋田県への影響がなかったはずだが、健康づくりのみちの木材チップの上にはアカシアの葉っぱが散らばっている。どうしたことだろうか。池の近くまで戻ってくると、コスモスが咲き始めているが、周りには白い雑草がたくさん生えている。


05/7/26(火)
 月見草が咲き乱れる季節になった。風の松原でもエナジアムパーク近くには月見草やムシトリナデシコが咲いている。月見草はオオマツヨイグサのことだと思っていたが、同じように見えても種類が違うのだそうだ。「マツヨイグサの仲間」というページがあった。

月見草 ムシトリナデシコ

 このページに中にはコマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ(アレチマツヨイグサ)、ツキミソウ、ヒルザキツキミソウ、アカバナユウゲショウなどの違いがあることが分かった。エナジアムパーク近くにあるのはオオマツヨイグサとアレチマツヨイグサなのだそうだ。


05/7/24(日)
 今朝、陸上競技場脇の入口に行った時、下浜方面へ向かう車道にこんな立て看板があった。昨夜下浜を会場に花火大会があったからだろう。この看板は昨日の朝から出ていたのかもしれないが、昨日は朝6時から9時まで、町内に16個あるゴミステーションに防腐剤を塗る作業をしていたので風の松原には行かなかった。
 0番から6番に向かう車道のすぐ内側の小径を歩いたら新しい巣箱を2か所で発見。2つとも上部に黒い羅紗紙が付いており、同時に作ったもののようだ。写真の巣箱には作成者の名前?が書いてあるが、もう一か所の巣箱にはなにも書いていなかった。
 いつも会えばあいさつするKさんからD・H・ソローのことを書いたコピーをいただいた。初めて聞く名前だったが、検索してみると、その著書『森の生活』を読んでみたくなった。


05/7/21(木)
 このところ連日、高校野球観戦のため秋田市や横手市に出向いていたが、昨20日は、応援していた高校が相次いで敗れたので、今朝は小雨の中を風の松原に出かけた。
 陸上競技場脇の入口から入って健康づくりのみちに入ると、新しい樹木札が目に入ってきた。NO.1 → NO.2 → NO.6 → NO.5 → NO.4 → NO.3 → NO.2 → NO.1と回った。NO.1→N0.2→NO.6までに樹木札が集中しているようで全部で26本まで数えることができた。

ヤマトアオダモ ホオノキ

 見慣れたクロマツやニセアカシアと違って、幹肌の明るい木を見ると、「この木はなんだろうか」と思いながら歩いていたが、アオダモだとは思わなかった。アオダモとは野球のバットを作る木のはずだ。その木が風の松原にもあったのだ。


05/7/18(月)
 このところ高校野球の応援でこまちスタジアムやグリーンスタジアムよこてに出向いていたので、このページを更新していないが、昨日能代球場で試合を観戦しての帰りに植樹祭の看板を発見。場所はアリナスと国民年金保養センターの間。
 これで42回の看板から47回までそろった。きっと今年48回目の看板もあるはずだ。


05/7/15(金)
 昨日も今日も朝は雨。今朝は部屋で仕事をしているうちに次第に空模様が良くなってきた。雨が続いたら松くい虫防除の薬剤散布はどうなっているのだろうかと風の松原に行ってみた。陸上競技場側入口に東北森林管理局と書いた自動車が駐まっていた。まだ何かしているのだろうかと掲示板の方に歩いていったが、掲示板の様子がいつもと違っている。
 これまであった薬剤散布箇所などの地図がなくなって、1枚だけ文書が貼られていた。薬剤散布が昨日14日正午でおわったという「お知らせ」だった。


05/7/12(火)
 今日、陸上競技場の東北自然歩道「新奥の細道」看板前にクルマを駐めた。アカシアの新芽が目に入った。クルマから降りてあたりを見回すとあるはあるは。6月22日にニセアカシアの芽欠き作業を実施した時に開会行事と、芽欠きの説明をした、まさにその場所である。前回よりも広範囲に、切り株から離れた場所からもニョキニョキと芽を伸ばしている。昨日もここを歩いたのだが、そして「新奥の細道」の写真を撮しているのだが、全く気づかなかった。

手前の切り株が先日芽欠きの見本に使用
右奥の松の前にもう一つ切り株がある
右の切り株からも新芽があちこちに出ている
写真上で数えただけでも何十本も見える

 そこで、6月22日に私が担当した健康づくりのみちNo.1からNo.2までの区間350mを探してみた。木材チップ道から1〜2メートル以内の範囲でも42箇所から芽を出している。我が物顔に地面を覆い尽くしているミゾソバの間から顔を覗かせている。

下の2枚の写真はどちらも中央にアカシアが生えている。6月22日に芽欠きをしてからわずか20日ほどでこの大きさになっている。驚くべき成長力である。自分で手掛けた場所だから、今度長靴を履いて行ってみよう。

  

 途中で、今「コマツナギが咲いていますよ」と教えてくれた人がいたので見に行った。小さなムラサキの花が咲いていた。道端に小さな木が何本かあったがいずれも道路端なので、来年以降「健康づくりのみち」が拡大する工事が行われれば、潰されてしまうかもしれないと心配していた。
 インターネットで調べてみると、コマツナギは「駒繋ぎ」と書き、「クキに馬を繋いでも切れないほどに丈夫だという意味でこの名前がついた」と説明している。確かにマメ科の植物だが、果たして下の写真の植物がインターネットで検索したコマツナギだろうか。


05/7/10(日)
 このところ風の松原を紹介する書類を一太郎で作成しているので、このページの作成が滞ってしまっていた。昨年撮した写真を探しながら作成していたのだが、探すよりは撮し直した方が早いと雨の晴れ間を見て風の松原・能代公園・エナジアムパークなどを車で回ってきた。ホームページ作成のついでに5日〜9日の分もいくらか追加しておこう。 

風の松原親子ウォークラリー大会が行われていた

 いつも朝6時から7時頃に歩いているのだが、今日は10時半。歩いている人たちの顔ぶれもまるで異なる。いこいの広場内にウォークラリー参加者とともに、こんなクルマを乗り入れている人たちがいるのにも驚いた。そこで今のところ自販機の前にゴミが捨てられていないことも確認した。


05/7/9(土)
 今日は陸上競技場側入口から立て看板が一枚消えていた。昨日紹介した立て看板だ。取り払われたということは風の松原内の薬剤散布はもう終了したのだろうか。
 昨日、No.3地点にコスモスの苗が移植されていることを紹介したが、池のほとりの花々はその典型だ。松の木もあるが庭に植えるべき木が多い。

立て看板が1枚消えた 池のほとりに植えられた花々が満開
ねむの木苑の人たちが種を播いたコスモス花壇では早くも花が咲いていた

05/7/8(金)
 久しぶりに陸上競技場側入口から入ろうとしたら看板が一枚多い。「松くい虫木処理中です。危険です。立入禁止にご協力下さい。米代西部林業共同事業体」と書かれている。これは2〜3月頃に見た立て札だと思う。それを薬剤散布にも利用しているのはないか。健康づくりのみちの所々に薬品がこぼれたような白いシミが残っている。ここでも薬剤散布をしたことがわかる。
 また、健康づくりのみちNo.3付近ではまたコスモスの苗が増えている。以前にもこのことを紹介したことがあったが、場所、本数とも前よりも増えているのだ。コスモスの場合、生態系に変化をもたらすことはないと思うが、キバナコスモスのような生命力の強い花だったら定着するかもしれない。
 先日植物に詳しい人とこの小径を歩いていたら、「なぜ風の松原の中にこんな植物が?」と、誰かが持ち込んだに違いないと思われるものがあった。 


05/7/4(月)
 昨日まで2つの会の書類作成に追われていたので、このページ更新が遅れてしまって申し訳なかった。
 7月3日の北羽新報15面
チェンソーの使い方も 山本振興局森林ボランティア講座 10人受講 伐倒時の安全など学ぶ」という記事が出ている。私も受講者の一人としてチェンソーの使い方を学んだ。 

 県山本振興局森づくり推進課の森林ボランティアステップアップ講座は2日、男鹿市内の八竜町有林などで開かれ、チェンソーの安全な使い方やメンテナンスなどを学んだ。
 森林ボランティアの安全確保や活動の推進などを目的に初めて開かれた。この日は能代市の風の松原に守られる人々の会とルーペの会の会員、県の緑のパートナー計10人が受講した。(中略)最初に能代山本広域交流センターで講義を行い、木の伐採の仕方などを伝授。木の重心の見極めや倒す方向、受け口や追い口の作り方などを指導し、「これらを分からないで山に入るからけがをする」と強調した。(中略)講義の後は、実技のためバスで男鹿市(旧若美町)内の八竜町所有の松林に移動。チェンソーの仕組み、目立ての仕方などを解説、実際に伐倒して見本を示した。受講者はチェンソーを手に倒れた木を実際に輪切り、機械の振動などを肌で体験した。

 講座の名称は「森林ボランティアステップアップ講座」ということで、私が先にいただいた要項では、研修内容が「チェンソー等の仕組みと使用方法」となっており、会場には新品の刈払機も2台持ち込まれていたので、刈払機の注意点とかメンテナンスを知りたかったのだが、歯車室への耐熱グリス注入の仕方の実演だけで、実演の大部分がチェンソーの目立ての仕方に費やされていた。

 講師の先生は「林業・木材製造業労働災害防止協会の労働安全師範」という肩書きの人で、災害を防止するためには、「なぜそうしなければならないか、なぜそれではダメなのか」ということを徹底的に追求し、自分で体得している人だと感じた。しかもなぜそうしなければならないか、なぜそれではダメなのかが、チェンソーなどが日本に入る前から、山作業をしている人の常識であった山の掟に合致していることも納得できた。

教室での講義の一コマ 旧若美町の現地の入口(ガス管が埋設されている道路)
刈払機のメンテナンスで重要な点の説明 チェンソーの目立てについて
キックバックの防止についての注意は何度もあった 私が切った輪切りも残っている

 私は、自分で実際にチェンソーを使うことはないだろうなと思っているが、刈払機は実際に使ってみたい。風の松原の小径の中にはいまでも刈払機で草を刈りたい場所が多くなってきた。


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