いつものように、何の知識も無いまま、本物のRCに手を出してみました。
(シャーシを組み始めてから気付きましたが、RCはマジでハマると、とんでもない金食い虫です……要注意)
ベースシャーシは、たまたま地元のプラモ屋(数年後に閉店)で見つけたタミヤ製のホンダのS2000。
別にS2000が好きなわけではないのですが、「2000」という数字に弱かったので、これにしましたw (10年後の2010年、この浅はかな選択で大変な思いをすることに・・・)
というわけで、まずはシャーシを組み立てます。
作業はほとんどプラモデル感覚ですが、プラモほど神経を使わないので、あっさり完了。
シャーシだけ組み上がった状態 |
 |
|
――実はシャーシを完成させてから、受信機やアンプなどの電装品を購入し導入するまで、2年以上この状態のまま放置していました。
超多忙が理由で、会社を退職してから作業再開といったところです。
S2000のボディ |
 |
|
ちなみに同梱されていたS2000のボディは、最初から使うつもりはなかったので、あまり力を入れて制作しませんでした。
したことと言えば、シルバーの塗料を吹きかけただけ。
マット塗料による幌も塗らず、窓も素通し。
シールも真面目には貼っていません。 モータも同梱されていましたが、アンプが無いので2年間ずっとグラグラでしたw |
|
ということで、次はお待ちかね。
受信機、アンプ、サーボの搭載です。
アンプやサーボ類の電装品を装着 |
 |
|
4本の棒は外装を固定するもの |
 |
|
電子式の電源スイッチ、過放電防止用 |
 |
|
駆動系のモータには、FETによる増幅回路を使用。
FETはパルスによる電圧変化を行っているので、低速になればなるほど「ピ〜」という異音が強く出ますが、仕方ないですね。安全回路付きで、前進から後退にするときはワンステップ置く必要があるため、スピンターンはやや慣れが必要。まあ、あまり無茶な走りはするなということでしょう。
とりあえずFETとステアリングサーボを1コ付けて完了。
バッテリーは普通の9V/1.5A。 RCの入門者なので、この辺りには拘りません。 |
|
続いて送信機(プロポ)です。
人差し指でスロットルを操作するタイプは苦手なので、両手持ちタイプを選択。
プロポの内部、電源部を改造中 |
 |
|
S2000の外装をガボッと乗せたところ |
 |
|
今回購入したのは4WDや特殊車両にも使える4chプロポですが、今はとりあえず通常走行にしか使用しないので2chのみ使用。
いずれスキャナー回路などの制御用に空きチャンネルを使用する予定です。
ちなみに、この送信機がまた曲者で、単三アルカリ乾電池8本を僅か1時間で食い尽くすバケモノなんですわ(^_^;
つーことで、外部からACアダプタで電源を供給できるよう改造しました。 |
|
ということで、2年越しで、ようやく走らせることができるようになりました。
実際に走らせてみると、あまりのパワーに驚きます。
高トルクなので一瞬にして最高速まで上がるし、速度に至っては、ママチャリ全速力に匹敵する速さです。
タイヤもかなりグリップがある。 流行のドリフトタイヤではなく、外観&グリップ重視のラジアルタイヤです。
ということで、RC本体の準備は完了です。
次のSTEPに進みましょう。 |