[ KITT's Scanner ] - KITTのスキャナーを追跡

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RC本体(シャーシ)の制作  2000年7月13日〜2002年10月26日

 いつものように、何の知識も無いまま、本物のRCに手を出してみました。
 (シャーシを組み始めてから気付きましたが、RCはマジでハマると、とんでもない金食い虫です……要注意)

 ベースシャーシは、たまたま地元のプラモ屋(数年後に閉店)で見つけたタミヤ製のホンダのS2000。 別にS2000が好きなわけではないのですが、「2000」という数字に弱かったので、これにしましたw (10年後の2010年、この浅はかな選択で大変な思いをすることに・・・)


 というわけで、まずはシャーシを組み立てます。
 作業はほとんどプラモデル感覚ですが、プラモほど神経を使わないので、あっさり完了。


シャーシだけ組み上がった状態


 ――実はシャーシを完成させてから、受信機やアンプなどの電装品を購入し導入するまで、2年以上この状態のまま放置していました。 超多忙が理由で、会社を退職してから作業再開といったところです。


S2000のボディ


 ちなみに同梱されていたS2000のボディは、最初から使うつもりはなかったので、あまり力を入れて制作しませんでした。 したことと言えば、シルバーの塗料を吹きかけただけ。 マット塗料による幌も塗らず、窓も素通し。 シールも真面目には貼っていません。 モータも同梱されていましたが、アンプが無いので2年間ずっとグラグラでしたw


 
 ということで、次はお待ちかね。
 受信機、アンプ、サーボの搭載です。


アンプやサーボ類の電装品を装着
4本の棒は外装を固定するもの
電子式の電源スイッチ、過放電防止用

 駆動系のモータには、FETによる増幅回路を使用。 FETはパルスによる電圧変化を行っているので、低速になればなるほど「ピ〜」という異音が強く出ますが、仕方ないですね。安全回路付きで、前進から後退にするときはワンステップ置く必要があるため、スピンターンはやや慣れが必要。まあ、あまり無茶な走りはするなということでしょう。

 とりあえずFETとステアリングサーボを1コ付けて完了。
 バッテリーは普通の9V/1.5A。 RCの入門者なので、この辺りには拘りません。


 

 続いて送信機(プロポ)です。
 人差し指でスロットルを操作するタイプは苦手なので、両手持ちタイプを選択。


プロポの内部、電源部を改造中
S2000の外装をガボッと乗せたところ


 今回購入したのは4WDや特殊車両にも使える4chプロポですが、今はとりあえず通常走行にしか使用しないので2chのみ使用。 いずれスキャナー回路などの制御用に空きチャンネルを使用する予定です。

 ちなみに、この送信機がまた曲者で、単三アルカリ乾電池8本を僅か1時間で食い尽くすバケモノなんですわ(^_^;
 つーことで、外部からACアダプタで電源を供給できるよう改造しました。


 
 ということで、2年越しで、ようやく走らせることができるようになりました。

 実際に走らせてみると、あまりのパワーに驚きます。 高トルクなので一瞬にして最高速まで上がるし、速度に至っては、ママチャリ全速力に匹敵する速さです。 タイヤもかなりグリップがある。 流行のドリフトタイヤではなく、外観&グリップ重視のラジアルタイヤです。


 ということで、RC本体の準備は完了です。
 次のSTEPに進みましょう。


第1章 : RC本体(シャーシ)の制作
第2章 : スキャナー回路を制作
第3章 : ナイト2000のボディを制作
第4章 : ナイト2000の制作、仕上げ
第5章 : シャーシをツーリングサイズに変更




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