エルサレムからのHOT NEWS
−イスラエル・パレスチナの紛争の解決を願って−

この記事はイスラエルより発信されている「NONVIOLENCE (非暴力)」のホームページより、製作者 ラエド・アブサリア神父様の許可を得て「聖地のこどもを支える会」で翻訳したものです。


オリーブ・ブランチ NO.187
2003年1月11日 土曜日

アブサリア神父のメッセージ
「ベツレヘム大学からのプレスリリース」 ヴィンセント・マルハム修道士
トワーヌ・ファン・テーフェレンによるベツレヘムだよりNO.45
「東方教会のクリスマスは静かに過ぎた」 Dr.マリア・C・コウリー
「ネロとシャロン:歴史から学ぶこと」 ラエド・アブサリア
「イスラエルのパレスチナ政策は、その魂を危うくする」

親愛なる友人、兄弟、姉妹の皆さん、
今日は、簡略なニュースと意見でオリーヴ・ブランチを始めます。

 管区長様が先週の木曜日、私たちの教区を訪ねて下さいました。クリスマスを祝う個人的な訪問でしたが、来月は、子どもたちの初聖体と堅信があるので、そのお祝いに丸一日来て頂こうと思っています。

 時は過ぎ、私たちの学校では予定通り二学期が始まりました。何の妨げもなく続けられることを望んでいます。このタイベにいられることは幸せです。数ヶ月、数週間、学校が閉鎖されている他の町や村のような外出禁止令は私たちのところでは科されていませんから。

 私たちの村のオリーヴ・オイルのために市場を探す努力をしています。来週の火曜日、そのような援助が可能かどうか話し合うためフランスから実業家が来ます。彼と取引できるだろうと期待しています。そうすれば、全ての住民がオイルを売り、オリーブ園にもどって、世話をするよう励ますことが出来ます。

 私たちの友人、トワーヌ・ファン・テーフェレンが書かれた、「ベツレヘム日記」がこの度出版されたことをお知らせします。管区長様が序文を書かれ、290ページ、価格は25shekel(5$)です。まもなくエルサレムやベツレヘムの書店で買えることでしょう。この二年間オリーヴ・ブランチのために書いてくださったベツレヘム日記の集大成です。彼はその後、ベツレヘム便りのシリーズを執筆されています。こちらも後で、出版されるでしょう。彼から直接購入することもできます。(tvant@p-ol.com)

 皆は今月1月28日に行われるイスラエル選挙の結果を待っています。平和の人が早く現れ、この微妙な地域に平和と安全がもたらされる事を心から望んでいます。戦争はもう沢山、戦闘は平和も安全も安定ももたらしません。

 タイベから親愛をこめて 

ラエド・アブサリア神父



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