矛盾律の証明 |
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命題論理の形式的体系「自然演繹」に準拠した操作 端的には、 ・仮定の書き出し ・推論規則「∧除去則」による書き換え ・推論規則「¬除去則」による書き換え ・推論規則「¬導入則」による書き換え のみで、 論理式「¬(A∧(¬A))」が得られる ことを示す。 →step01 →step02 →step03 →step04 → 矛盾律 → 自然演繹の定理:トピック一覧 [step1] 自然演繹で認められた操作(2)仮定の書き出し論理式「A∧(¬A)」を仮定1として、書き出す。
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→ 矛盾律 |
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・推論規則「¬除去則」にしたがって、
「仮定1『A∧(¬A)』のもとでの『A』」
「仮定1『A∧(¬A)』のもとでの『¬A』」
を、「⋏(矛盾)」へ書き換える。
・推論規則「¬除去則」により、
書き換え後に引き継がれる仮定は、書き換え前の仮定のすべてだから、
書き換え後の「⋏(矛盾)」は、仮定1「A∧(¬A)」のもとにある。
・これで、推論規則「¬除去則」による書き換えによって、
「仮定1『A∧(¬A)』のもとで『A』」
「仮定1『A∧(¬A)』のもとで『¬A』」
から、
「仮定1『A∧(¬A)』のもとで『⋏』」
が導出されたことになる。
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(¬除去) |
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⋏ |
・推論規則「¬導入則」にしたがって、
「仮定1『A∧(¬A)』のもとで『⋏』」
を、「¬(A∧(¬A))」へ書き換える。
・推論規則「¬導入則」の規定にしたがうと、
「¬(A∧(¬A))」への書き換え後に引き継がれる仮定は、
書き換え前の仮定「A∧(¬A)」から、仮定「A∧(¬A)」を差し引いた分だけとなるから、
「¬(A∧(¬A))」への書き換え後、
仮定はすべて差し引かれてなくなってしまい、
仮定なしの「¬(A∧(¬A))」が得られる。
・これで、
推論規則「¬導入則」による書き換えで、
「仮定1『A∧(¬A)』のもとで『⋏』」から、
仮定なしの「¬(A∧(¬A))」が導出されたことになる。
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(¬除去) |
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⋏ | |||||||||||||||||||||
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(¬導入)仮定1を解消 |
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¬(A∧(¬A)) |
→ 矛盾律 |
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