俯瞰図socio-economic macro-data on → 1960年代後半生まれ

 

    ・生息状況:出生(出生数/出生地)、生存と死亡(人口/全人口に対する構成比/死亡率/自殺率)、結婚出産

    ・仕事の状況:就業/失業/非労働業界、職種  

    ・家庭環境:母親の世代父親の世代兄姉家電製品普及率、  

    ・教育環境:進学率、   

  →この世代の現在

                          (c) Tirom,2004.  

 

1966-70年生まれの進学状況

 

 

60年代後半生まれの進学状況

 

※データソース→『平成15年版 国民生活白書 (CD-ROM付)
 →この世代の現在

 
1966-70年生まれの大学受験:その競争レベル

競争激化傾向にあった1980年代中葉に大学入試を迎えた世代。

 このグラフは、18歳人口全体の何%が大学・短大に入学したかではなく、大学・短大受験者の何%が合格できたかをプロットしたもの。つまり、大学に行きたくない人たちは除外して、大学に行きたいひとだけを集めた時に、その何パーセントが大学に入れたか、を追跡したグラフ。だから、これで、おおよその大学受験の全般的難易度の推移が読める。ちなみに、ここにプロットした値の逆数をとると、何人の受験生が学籍ひとつを奪いあったかをあらわす数字になる。文部科学省『文部科学統計要覧』(¥525)最終ページ掲載のデータから作図した。

 1960年代後半以降、大学は急速に入りやすくなっていった。しかし、1972年、大学受験易化のピーク=合格率75%(大学に入りたいひとの75%が実際に入学)を迎える。これ以降、再び、大学受験は徐々に難化。それでも1982年までは、合格率は70%を上回る程度の値をキープ。

 ところが。1960年代後半生まれが大学受験に参戦した1980年代中葉。突然、大学受験は競争激化。合格率は70%をきって、65%へと向かっていった。1985年大学入試は、人口の少ない丙午の受験期にあたるため易化したが、それでも、合格率は70%に達しなかった。

 60年代後半生まれの受験戦線離脱後 の1990年、大学受験は難化のピークを迎え、合格率は65%をきった。ところが、ここで、事態は再び反転、大学受験の楽勝傾向が始まり、1997年には、1972年の合格率75%を突破、2004年には、大学入学希望者の85%が入学可能に。

 急に事態が悪化しはじめた時期に大学受験にあたったのが、1960年代後半生まれであったといえよう。  

1966-70年生まれを教えた教師のうち、どれだけが、日教組?

 

 

60年代後半生まれを教えた先生の日教組組織率

 

※関連基本データ:『平成14年度学校基本調査報告書:初等中等教育機関・専修学校・各種学校』 『平成14年度学校基本調査報告書:高等教育機関』 
※資料所蔵機関検索→ここから 
 →この世代の現在

 

 

俯瞰図socio-economic macro-data on → 1960年代後半生まれ

    ・生息状況:出生(出生数/出生地)、生存と死亡(人口/全人口に対する構成比/死亡率/自殺率)、結婚出産

    ・仕事の状況:就業/失業/非労働業界、職種  

    ・家庭環境:母親の世代父親の世代兄姉家電製品普及率、 

    ・教育環境:進学率、   

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  →この世代の現在

          

(c)Tirom,2003.