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ドイツ映画で、主人公は男二人。病院のベッドで出会った二人は、かたや脳腫瘍、かたや骨髄腫で共に余命わずかと宣告されていた。死ぬ前に一度海を見たい、と一人が告げ、彼らは車を盗んで海を目指す。金のない二人は銀行強盗で金を奪い、警察に追われる身となる。さらに、盗んだ車はギャングのもので、車には大金が積んであった。警察とギャングの両方に追われながら、二人の間に強い友情が芽生えていく。
海をめざす旅というロードムービー的要素と、男二人の友情劇というバディ(相棒)ムービー的要素を兼ね備え、演出も素晴らしい。基本的にはコメディなので、激しい銃撃戦が何度もあるのに、一人として死人が出ない。折りはさまれるユーモアはどれもセンスに満ちており、しっかり笑わせてくれる。それでも作品の底に流れているのは「死」という重いテーマだ。いつも思うが、いい作品には必ずいい笑いの要素がある。厳格な宗教者のような作品ほどピントがずれていたりするものである。どうしようもなく下品で自堕落な部分と崇高な部分とが同居するのが人間の本質だ。そこを見事にすくい取っている本作は、途中の道のりで二人がいかに無軌道な行動を見せようと、だからこそラストシーンが胸を打つのである。 ちなみにこれを基にして日本で同内容の作品が公開されるらしいが、主人公が男女のカップルにされていたりなど、どうせあんな感じだろうというのが目に見えているので、興味はない。 2009年 2月
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第2次大戦前のドイツ。ナチスの手から逃れるため、千名近くのユダヤ人が客船に乗り込み、アメリカを目指す。ところがこの航海はナチスの宣伝行為のために仕組まれたものであった。船は着いたものの、ユダヤ人救済機関や政府サイドの思惑が絡み合い、なかなか上陸許可が下りない。船の内外で様々なドラマが展開する。
船の乗客や船員それぞれに人生があり、上陸地で待つ人にもそれぞれのドラマがある。ダイナミックに展開する群像劇は、ラストの幕切れまで息をつかせない。見終わったあと、何ともやりきれない気持ちが残る。傑作だと思う。 2009年 1月
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キアヌ・リーブスの「スピード」の元ネタになった、ある速度以下になると自動で爆発するという爆弾が新幹線に仕掛けられる。高倉健が爆弾犯を、宇津井健が乗客を助ける指令室長を演じる。当時最新鋭を誇った新幹線が、あまりにも高度にシステム化されてしまったため、かえって犯罪への対処が困難になるという状況が描かれる。
犯人側は完全犯罪を狙ったらしいが、犯行にはたくさんの穴があり、それを救うやり方もあまりにも馬鹿馬鹿しい。パニック映画の傑作とされているらしいが、僕にはまったくそうは思えない。 2009年 1月
ウィル・スミス主演作「アイ・アム・レジェンド」のリメイク元。ちなみに、さらにリメイク元の「地球最後の男」という作品がある。
世界で細菌戦争が勃発し、人類はほぼ壊滅状態となった。生き残った者達は肉体を蝕まれ、自分達を苦しめる科学技術を敵対視している。いっぽう、ワクチンのおかげで無傷で生き残ったネビルはただ一人、彼らと戦う毎日を送っていた。 細菌のせいで体が変化し、新人類として生きる者達と、旧人類のまま生きながらえているネビル。彼らの対決構造は、映画制作当時のヒッピームーブメントを象徴しているらしい。つまり、これまでの常識で捉えられないヒッピー達と、旧来の人々との対決を描いているのだ。前作「地球最後の男」ではこれが、白人と黒人との対立を象徴しており、だからこそこの映画での対決の意味がクローズアップされ、強く人々の心に残る。「アイ・アム・レジェンド」ではこうした現実世界とのリンクが何もなく、単にウィル・スミスのヒーロー作品になっている。だから全然観る気がしない。 この映画のラストはやりきれない。だからこそ強く胸に残る。 2009年 1月
2009年 1月
意外や意外、よく出来た映画であった。ゾンビと柔術がテーマというぶっとんだ設定は花くまゆうさく氏原作の漫画を先に読んでいたから知っていた。原作はとてもよくできていて、映画はその原作の設定やストーリーを忠実に再現するという離れ業をやってのけている。これは力作だ。観る人によっては、何だこれ、とか、馬鹿馬鹿しいという人もいるだろう。それは正直な感想だと思う。でも僕にとってこれは傑作だ。ゾンビ映画のうちでも突出している。
2009年 1月
これまた傑作。売れないシェークスピア劇団の座長とその付添人の物語。ワンマンで非情な座長は、実は繊細で傷つきやすい小心者だ。そんな彼をあしらい、時には厳しく接する付添人の力で、なんとか劇団は維持されている。
付添人の視点で映画は進む。座長の一面を尊敬し、一面を軽蔑し、そして彼は自分の役割に満足している。波乱は尽きず、ラストはちょっと切ない。地味な映画ではあるが心に残る。 2009年 1月
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