動物病院で遭遇した医療事故

裁判所の実態




東京地裁民事35部
医療集中部:浜秀樹裁判長の訴訟指揮

判例タイムズの医事訴訟の特集記事に、医療は口承伝授の世界ではないのだから、医学的知識は医学文献で立証するものであり、医学文献では不足のとき(初歩的なミスで本には書いていない、或いはきわめて特殊な事案など)に裁判所鑑定が行われるとあります。しかも東京地裁医療集中部では、患者側は医学知見立証が困難であるから患者側からの鑑定申請は採用するようにしているとあります。
しかし、浜秀樹裁判長は原告からの鑑定申請を却下して強引に結審し、医学文献をも無視した判決を下しました。


地裁判決を下した浜秀樹裁判長には、黒い組織を勝たせる裁判官という噂が以前からあったそうですが、平成23年初頭からその実態が次々と明るみになっています。
浜秀樹裁判官による訴訟詐欺にあったと、医療過誤被害者から訴訟提起までされています。

誰もが知る八百長大相撲事件も浜秀樹裁判官でした。
この裁判でも、浜秀樹裁判長は八百長疑惑を報じた講談社側証人力士に証言させることを却下して、八百長は認められないとする判決を下していたそうです。


私がこれまでに傍聴した証拠調べの法廷では、どの事件も尋問終了後に裁判長は、今日の証言に対する主張もまじえた最終準備書面の提出を原告被告双方に指示し、最終書面提出のための準備期日をいれて判決となる日程がとられていました。
しかし、本アニマルメディカルセンター事件で浜秀樹裁判長は、証拠調べ当日に担当獣医師と診療した獣医師の両被告に対する尋問の申請を却下し、鑑定申立をも却下して強引に結審して次回判決としました。
これから尋問調書を作成するという段階で強引に結審としたのは、判決としたい筋書きに沿った内容の調書を捏造する目論見からだったのでしょう。
案の定、弁論準備段階から裁判記録や証拠の偽造、隠蔽をあからさまに行っていた山崎美保書記官による尋問調書は、被告に不利となる証言部分がバッサリ抜けていたり、異なる文脈に置き換えられていたりと、呆れるばかりのものでした。この操作された記録が上告裁判所に送られていたことになります。

                               渡邊泰章院長尋問調書(抜粋)
                                細工された調書であっても、矛盾や偽証が窺えます



  ※ 平成23年に浜秀樹裁判官は東京地裁民事執行センターへ異動となりました。


裁判所の不法行為

私利私欲に走り違法行為を引き受ける裁判官の存在。
そのような裁判官にわざわざ該当事件をまわす裁判所。
裁判員制度がない民事裁判では、裁判所ぐるみの不法行為がまかり通っています。


                 

東京地裁へ泣Lャッツエー・エム・シー(東京動物夜間病院)を提訴した当初は、民事30部係属でした。
しかし、第1回口頭弁論直前に35部に変更されました。
潟Aニマルメディカルセンター(アニマルメディカルセンター、動物救急医療センター、東京動物夜間病院)、土屋薫獣医師、中村睦獣医師の裁判は、横浜地裁川崎支部から東京地裁へ移送された手続きの口頭弁論もないまま35部で扱われ、併合もせずに泣Lャッツエー・エム・シー事件と同時に準備手続きが行われました。

東京高裁でも最初は第10民事部であったのが第9民事部に変更され、さらに第2民事部へと、やはり第1回口頭弁論前に変更されています。


川崎支部の事件を移送申立てするに至った一因も、裁判所の不穏な動きにあります。
過去のアニマルメディカルセンター裁判の新聞記事を持参して裁判記録の閲覧を申請すると、検索しても出てこないとの事務官の回答。そこで、当時のポン太事件の担当書記官に確認してみたところ、記録を出してきて閲覧させてくれたのですが、次の準備期日にはその書記官は異動になっていたのです。
裁判所1階掲示板に貼りだされている当日の裁判の当事者名にしても、『被告 アニマルメディカルセンター他』とこれまで掲示されていたのが、『被告 土屋薫他』と変わっていました。



真相究明するために裁判所に訴訟費用を支払い正式な手続きを踏んだにもかかわらず、公正な裁判をうけることができないようなことになるとは、考えもしなかったことです。