その1
8/12(木)
5日目は埼玉県秩父を出発して、奥武蔵グリーンラインを走り、R299とR16で自宅まで走る約107km。奥武蔵グリーンラインを過ぎると、もう日帰り圏内のエリア。実際にR299は正丸トンネルから走った事がある。この日のマップはこちら。標高や速度、心拍数などS720iのデータはこちら。
秩父を出発してR299を進み、芦ヶ久保からマイナーな道(激坂)に入る。どんどん高度を上げて奥武蔵グリーンラインの数々の峠を越えていく。顔振峠からR299に下り、R299を飯能方面へ。入間でR16に移ると、後はひたすらR16で帰った。
最後のホテルで目覚め、いつもと同じように前夜に買っておいたおにぎりを朝食として食べる。そして出発の準備。今日はロードが部屋にあるので、荷物の搭載などがやりやすい。すべてのホテルでこんなことができたら最高だなぁ。
7時前に出発。秩父駅付近の市街地を抜け、今日もR299を走る。空はよく晴れていて、旅の最終日にふさわしい天気だ。相変わらず大型トラックは多いし道は走りにくいが、これも奥武蔵グリーンラインに入るまでの辛抱だ。
この旅は、毎日朝早く起きて走り出してきた。朝の清々しい空気や朝日の心地よいまぶしさを毎日味わってきた。途中で雨に降られても、朝から雨という日はなかった。出発は、いつも清々しく。
出発して少し走ったところで、南側に大きな独特な姿の山が目に入った。地図で調べてみると、武甲山という山のようだ。ものすごい存在感だった。
山の上部は採掘現場のようで、広範囲にわたって削れていた。それ自体は自然破壊なのだが、その景観がまた迫力を増していた。あんなに大きな山を、よくここまで削ったものだ。人間とは恐ろしいなと感じると共に、感心してしまう。
R299は、大型トラックが怒濤のごとくやってくる。それでいて路肩はほとんどないので、自転車は完全に邪魔者だ。なるべくなら走りたくない類の道だ。しかし、今回は我慢して進む。
しばらく走って、道の駅あしがくぼにやってきた。水分や食料は出発前にしっかりと補充してきたので、ここでは休憩しない。まだ出発してから10kmも走っていないのだ。ここからR299を外れて、北に延びる細い道へと向かう。ここから奥武蔵グリーンラインだ。
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