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湿原39:オヤマ沢田代


至仏山登山道   オヤマ沢田代
鳩待峠から進み、オヤマ沢田代に到着  正面の山は小至仏山
湿原の西側にあるオヤマ沢田代大岩 7月初旬にはワタスゲの綿毛が多い
小至仏山側かた見たオヤマ沢田代
笠ヶ岳登山道に分岐して裏側から見ると、池塘が多いことが分かる
至仏山登山道が貫くオヤマ沢田代は、尾瀬の本格的な湿原の中で最高所にあります。

等高線は2,030mが中央を走っていて、端は2,040mですから、「日本で一番高所にある高層湿原」と言われている鬼怒沼湿原より少し高いかも知れません。

湿原の西側には大きな平らな岩:オヤマ沢田代大岩があり、よく見るとオヤマ沢田代の中には多くの池塘があります。

至仏山登山道を登っているだけでは分かりませんが、湿原の至仏山側にあるオヤマ沢田代入口(分岐)から笠ヶ岳方面に分かれて進み、小笠・笠ヶ岳方面から振り返って見ると、オヤマ沢田代が悪沢岳の頂上付近にあることが分かります。
オヤマ沢田代の右側は燧ヶ岳

オヤマ沢田代には、ワタスゲタテヤマリンドウキンコウカヒメシャクナゲなどと、至仏山系(至仏山〜小至仏〜小笠〜笠ヶ岳)以外では見ることのできないヨツバシオガマも小さな群落を形成しています。