◆ W ◆ エ ト セ ト ラ


   
1) 「 coffee基礎知識 」 
   (『コーヒーカップの向こう側 貿易が貧困をつくる ?! 』、開発教育協会、2005)
原稿構成:
1 はじめに
2 コーヒーQ&A
3 コーヒーの歴史から
4 アロマ村のコーヒー農園
5 いい貿易って何だろう
6 まとめ
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1 はじめに
 世界の貿易に関して、高校「政治・経済」の教科書は概ね次の内容を記述している。
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 コーヒーは、世界の一次産品貿易における代表的な産品である。産地となる熱帯・亜熱帯地方では、その経済をコーヒー貿易に大きく依存している国々が多い。そして今日、先進国側の消費停滞にもかかわらず、ブラジルの生産増大とベトナムの大規模な新規参入による供給過剰が生産農家の生活を直撃している。いわゆる「コーヒー危機」である。
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2) 「学校における教育方法をめぐる一考察〜参加型学習の変遷とその課題
   (『開発教育2007』、開発教育協会編、明石書店、2007)
原稿構成:
1 はじめに
2 学校教育における参加型の学びの現実
(1)戦後の学校教育における参加型の系譜〜戦後教育改革の原点から
(2)学習指導要領と参加型の学び〜系統学習と問題解決学習の狭間で
(3)参加型の学びの事例から〜「ゆさぶりから探求へ」そして「探求から提案へ」
3 学校教育における参加型の学びの課題と開発教育
4 まとめに代えて〜学習者がエンパワーするためのゆたかな学びを求めて
 A 参加型の学びの意義
 B 21世紀に求められる学力と基礎・基本
 C 関係性とリアリティある学び
 D ファシリテーターとして
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はじめに
 学校教育における教育方法のテーマは多岐にわたるが、特に学習方法に関しては学習指導要領の改訂ごとにさまざまに問題が提起されてきた。参加型学習に関しては、平成10(1998)年改訂の指導要領で「総合的な学習の時間が新設されて以来、今日の学校現場で新しい広がりをみせている。けれども、これまでの一斉授業の改革として登場したはずの総合的な学習に対して、教科内容の削減とあいまって「低学力化」を助長するものとの批判も根強い。こうした対立する現実を私たちはどのようにとらえるべきだろうか。あるいは、教育本来のあり方からして、参加型学習はどのような意義をもつのだろうか。
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3) 「 開発教育と子どもの参画 」
   (『子ども・若者の参画〜R.ハートの問題提起に応えて』、萌文社、2002)
原稿構成:
1 開発教育とロジャー・ハートの環境教育
2 開発教育のカリキュラムと子どもの参画
3 コミュニティの課題としての「人間貧困」
4 アクション・リサーチで世界につなぐ
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1 開発教育とロジャー・ハートの環境教育
 本校のねらいは、開発教育の視点からロジャー・ハートの『子どもの参画』を紐解き、開発教育における参画の課題を明らかにすることによって、そこでの新しい展望を見いだすことである。
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4)  「貧困と学力の再検討 〜とらえ直しから再生への一考察
   (『貧困と学力』、岩川直樹・伊田広行編、明石書店、2007)
原稿構成:
1 貧困概念をとらえ直す
 経済的欠乏としての貧困の現実
 貧困概念を多元的にとらえ直す
 センとフリードマンに学ぶ
2 日本の子どもの貧困と教育
 子どもたちの現実
 教育の貧困と学びの喪失
3 南と北の教育再生の試み
 欧米の市民教育
 内発的発展のための教育
4 日本の学力の貧困
 学力の二極分化
 ゆたかな関係性とエンパワーメント
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1 貧困概念をとらえ直す
経済的欠乏としての貧困の現実
 貧困とは何だろうか。誰もがイメージするのは経済的欠乏であるだろう。それが貧困の一般的概念である。本稿は、さまざまな現実のなかで、貧困を再検討し、その関連において、子どもの教育・学力をとらえようとするものである。
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5) 「 こだわりのウクレレ
   (生活ノート2001 及び 「広場の掲示板」 2004 )
原稿構成:
1 はじめに (ポリネシア文化とアロハ)
2 オオタサンのCDを聴く
3 渡辺直則先生に師事
4 ウクレレを通してポリネシアの世界に
<付録> ハワイの表と裏
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1 はじめに (ポリネシア文化とアロハ)
 ポリネシア文化に関心がある。ウクレレと言えばハワイアンだから、普通はハワイを思い浮かべるだろうが、別にハワイでなくても良い。
 「アロハ」の意味をご存知だろうか。「アロ」とは「分けあう」こと。「ハ」は呼吸を意味する。つまり、「アロハ」は「生命の息遣いを分かちあう」こと。ポリネシアの精神を代表する言葉だと思う。
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