本文へスキップ

二瓶構造解析事務所はCAEの受託解析業務を行う個人企業です。

TEL. 090-9030-1379

〒960-8063 福島県福島市柳町1-10

 

CAEとはWhat's CAE

 
    

社内で二重チェック!

どう活用するか

CAEをどのような部分に活用したら良いか。これは技術者もそうですが、経営者にとっても悩ましい部分です。では、何故悩ましいのか。それは各誌でCAEの成果は取り上げられていますが、いざ社内でと考えた場合、適用分野が具体的に分からないことに大きな要因があります。
以下、簡単ですがCAEが利用できる分野の例をいくつか紹介します。ご活用の際、参考にしてください。   

CAEの利用例

試作できない構造物の特性検討に

「試作できない大型構造物」や「試作=実品」のインデント品の設計検討では、製品形状を簡易化し数値計算を行って仕様を決めています。CAE解析では、建造物や大型機械製品の形状をそのままの形で再現し、より精度の良い仕様検討を可能にします。

クレーム対応時、設計検討の裏づけ資料に

クレームが発生した場合、設計・試験・品質管理等会社ぐるみで対応が必要になります。クレームが発生した原因とその対策が有効である旨を顧客に十分理解して頂く必要があります。顧客は 設計改善内容と試験結果の因果関係を重視します。対策の有効性を確認したいのです。
通常、設計改善内容と試験結果を提示しますが、試験結果が妥当であるかの判断は顧客には難しいものです。このような場合、CAE解析による検討資料があれば、技術的観点から対策の妥当性の裏付けが出来、顧客の理解を引き出し易くなります。

製品開発の期間短縮に

製品開発やクレーム対応などで試作品を作成し試験データを測定する作業は、必要な作業ではありますが、出来れば短期間で費用も抑えたいものです。従来手法では「設計⇒試作⇒試験⇒評価」の後戻りが常に発生し多大な工数がかかっていました。しかし、CAE検討では設計の上流工程で仮想実験を行いますから、短時間で最終設計に近い仕様を見つけ出すことが出来ます。また、試作品を造くりませんので、費用面でも大幅な節約が期待されます(試作品での現物検証は、最終設計のみ行う形になります)。

試作試験の品質向上に

試作試験の測定箇所は通常設計者が指定します。その根拠は設計理論的なリスクがある、もしくは設計者の経験によるカンに頼っています。しかし、中には設計者が想定していない箇所がリスクポイントになる場合があります。このような場合、製品出荷前なら良いですが、出荷後ともなるとクレーム問題に発展し会社の信用問題になってしまいます。つまり、「試験で大丈夫だから、この製品は問題ない」と端的に片付けてしまうのは危険です。
CAEで設計の良し悪しを検討しておくと、試験実施前にある程度リスク箇所を把握できます。なぜならCAE結果は点のデータではなく面データだからです。このようにCAEを用いればより抜けが少なく、高品質の試験を行うことが出来ます。

デザインレビューでお客様の信頼を得るために

CAE検討を設計ルーチンの中に組み込んでいる企業が最近増えています。このような企業は、技術データとして試験データとCAE検討データを1つの書面内にまとめて顧客に提出します。これは、顧客がこの設計を認める際の裏づけデータとなります。特に効果が大きいのが、製品形状における特性分布が面データとして分かる点でしょう(試験は点データ)。設計評価は判断材料が多いほうが、より客観的に内容を精査できます。顧客の信頼を得るにも役立つ方法です。
このように常時試験データとCAE結果を1セットにしておくと、万が一クレームが発生した際にも類似機種のデータと横並びの比較が出来るので、問題点の抽出が容易になります。



バナースペース

二瓶構造解析事務所

〒960-8063
福島県福島市柳町1-10

TEL 090-9030-1379
FAX 024-523-4061

webページのご利用について

以下のブラウザを利用しますと
より良い環境でご覧いただけます。

 ・Internet Expoler 8.0以降
 ・Google Chrome