若島 正:盤上のファンタジア

作成日:2020-03-08
最終更新日:

概要

詰将棋界を代表する若島氏の詰将棋作品集。

感想

詰将棋の本はいつも観賞用として買う。 自分で解ける詰将棋は難しい5手詰めから やさしい 9 手詰め程度なので、 作品のプロットを感心しながら読むだけだ。 この本にはいくつか、「華麗な詰将棋」に出ていた作もあるが、 解説が異なるので損をしたという気分にはならない。

詰手順を考える、ということをしないので、解いた後の感想が書けないのが悲しい。 せめてのおわびに、誤植を一ケ所見つけたので書いておく。 p.117 (第 58 番)、作意手順の5手目の攻方 ☗3二角は誤りで、☗4二角が正しい。

なお、私が買ったときから十年以上たって、新装版が 2017 年 8 月に再刊された。 初版本にあった作意手順や変化手順の誤植が訂正されている由。私が上記で見つけた個所かどうかは不明。

若島正の本

書誌情報

書 名盤上のファンタジア
著 者若島 正
発行日2001 年 7 月 20 日(初版発行)
発行元河出書房新社
定 価1500円(本体)
サイズ193 ページ
ISBN978-4-309-26484-0

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MARUYAMA Satosi