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過去の日記置き場です。 いちおうしばらくは置いときます。 |
その後の仁義なきアイノ(3月19日) いやあ、今日は・・じゃなくって、昨日はすごかったですね。なにって、花粉が!! 起きた途端にくしゃみノンストップ状態になってしまってアタマクラクラしましたよ、ははは。(←?)あまりのことに窓も開けられず換気扇も止めて、ひきこもりのようにくらーく一日を過ごしてしまった。ああ、あんなに天気がよかったのにぃぃぃ。 しかしガッカリするのはまだ早い。なんだか今日もとってもいい天気みたいではないか。よしっ、きょうこそサワヤカな春の外の空気を!・・・と思ったら、さっきの早朝ニュースで「きょうも花粉がスゴイです」とめちゃくちゃ不吉なことを言ってるのを聞いてしまった。なんだか朝から占いランキングで最下位につけられてしまったときのような言い知れぬイヤさである。ああ、でも確かにすでに目がかゆいような気が・・・!!きょうもひきこもり決定かなぁ・・・ このように不吉きわまりない春(←?)であるが、なんとなくカレンダーを見ていて「そういえばカールあかおが帰ってきてからすでに一ヶ月が経過しているなぁ」と気づいてしまった。早いもんである。 さすがカールというべきか、まだ再会して一ヶ月だというのにすごい存在感でもう何年もいたみたいなカンジなのがあっぱれだ。パパになっても1歳になっても中味はコドモのあかお、すぐ「むぅぅにゃん!」とむずかりながらヒザに飛び乗ってきてもみもみちゅぱちゅぱするヘンタイぶり・・・じゃなくってあまえっぷりは健在である。うーん、マヌケだけどなんとも憎めないヤツ・カール。 でもね。 1歳になるよりパパになるほうが早かったってのは順番としてすごーーく間違っているような気がするのはワタシだけだろうか。 それ以前に、パパのくせにちゅぱちゅぱしてるってのはもっと間違ってると思うけど。 ああ、脱力系の猫あかお。ホントにおまえは憎めないヤツだよ・・・ さて、そんなあかおの近況はといえば、おかげさまですっかりみんなとも仲良くなって、のんびりシアワセな日々を過ごしている・・・ と思ったらおーーーまちがい!!! それは甘い。この時期お世話になることも多いペトロモルトのにおいのように甘い。甘すぎる。 猫世界というのはもっとシビアで仁義がないものなのである! とはいってもさすがに最近は、近寄っただけで警戒されたりすごまれたりというような悲惨な目に遭うことはなくなり、至近距離で寝たりうろうろしたりしていても他の猫たちから嫌がられなくなった点はまぁよかったといえよう。 しかし何よりあわれなのは、元大親友(?)・アイノくりたろうのあまりにも冷たい仕打ちである。 思えば長いドナドナの旅から帰ってきて、「アイちゃーん!」とタロジロのような感動の再会を果たそうとしたカールに対するアイたろうの態度は最悪であった。オニのような形相で「しゃー!」とすごみ、低音でうなりまくり、まったくヤツを寄せ付けなかったのである。 そうなんです。ばかばかなことにかけては誰にも負けない知恵遅れ猫・アイノくんったら、一ヵ月半の間にあかおのことをきれいさっぱり忘れてしまったみたいなんです。うーん、おそろしい。 スオミもこゆめもちゃんとカールのことを覚えてるみたいだったのに、アイノだけ・・・しかも、いつもぽやーんとおおらかだが実はそうおばかなわけではないあかおのほうはちゃんとアイノのことを覚えてるっぽいのがまた輪をかけてフビンである。かわいそかわいそ、ナゼナゼうまれてきたの。ブヒー。ってカンジだなぁ。(←(C)ヤッターマン。しってます??) 思い起こせばほんの数ヶ月前。ふたりはそりゃもう仲良しさんであった。 お互いの毛をしつこく毛づくろいしあい、べたべたくっついて寝ているその姿は微笑ましいというよりは発禁というカンジで思わず目をそむけてしまうようなアレであったというのに、アイノのこの変貌ぶりはいったいなんなのだ。 愛って砂の城のようにはかないものなのね・・・(←!?) 以前からは想像もつかないふたりの姿を眺めつつ、いつかは元に戻るのか、それとも二人の愛はもう終わったのか(・・・・・)判断に苦しむワタシだったが、最近はだんだんアイノの態度も軟化してきたように思えてきていた。アイノが寝てる隙にそっとカールがくっついていって一緒に寝たためについにこんな写真も撮れたりしたので、「よしっ!がんばれカール、もう少しでアイちゃんと復活愛だ!!」と無責任にあおるワタシだったのだが。
ついに昨日、すごい現場を見てしまった。 それは、居間でひっくりかえって寝ていたあかおにぴょーんととびついて遊ぼうとするアイノ!! おおっ、アイちゃん!アイノのほうから遊ぼうとするなんて。 もしやこれは・・・! かたずをのんで見守っていると、あかおのほうも「あそぼあそぼ!」と応戦してくる。 ああ、これってもしや、ふたりの愛が復活する瞬間なの?! しかし。 カールのほうからアイたろうに「ぴょーん!」と飛びついたとたん何故かアイノは怒り狂った。 きっ!と兇悪な目でカールをにらみつけ、そろそろと距離をとりつつピカチュウのようにお耳をぺったんこにして、背中の毛を逆立てながら超低音でうなりはじめたのである。 ああ〜、ダメだこりゃ・・・ ダメダメです、先生。(←だれ?) 理由もなく急に怒られちゃったカールのほうはといえば、ちょっぴりしゅんとしつつもその場にころんと転がっておなかもみせて「あそぼあそぼ」と低姿勢に遊びにお誘いしているのがあわれだ。あかおーー、オマエはほんとうにいい子だねぇ。誰に対しても絶対に怒らないんだよね・・・ せっかくカールがここまで譲歩して誠意をみせても、一度怒りモードになってしまったアイノは全然とりあわない。うなりながら少しずつその場を離れていき、とっとと別の部屋へ退散してしまった。 ひとりさびしく残されたカールは、「・・・・・」ところがったままあきらめたようにその場で寝るしかないのであった。いや、もともとさっきまで寝てたんだからからね、カールは。それをアイノに起こされて、寝起きなのに遊ぼうとしてたんだもんね。アイちゃん、ひどーい。その気にさせておいて突き放すなんて、邪悪ー。 とにかく、まだまだカールの春は遠そうである。 三歩進んで二歩さがるふたりの関係は今後どうなる? 記憶喪失になってしまった恋人をそっと見守るようなカールの愛がむくわれる日はくるのだろうか! それともやはり失った愛は二度とよみがえらないのだろうか!? 今後も無責任にこの愛のゆくえを見守っていきたいワタシであった。 いや、やつらオス同士なんだけどね。・・・・・・ |
お花見2002(3月25日) 依然として花粉症と片頭痛の波状攻撃に悩まされている今日この頃、またまた大胆に日記をさぼってしまいました。なななんと、ほぼ一週間もさぼっていたとは!なんてことだ。いや、今見て気づいたんだけど。・・・・・ 「頭痛だいじょうぶですか」とか「花粉症たいへんですね」と心配してくださった皆様、ごめんなさぁぁぁい!!半分くらい、いや、90パーセントは単なるサボり心が原因ですぅぅぅ。 ばかばかばか!ワタシのばか!なんてなまけものさんなの!!!猫以下じゃないか!反省します。 ・・・と自己批判したところで気を取り直して本題へ。(←切り替えが早い) 確かにここにきて花粉症はひどい。そのうえなんだか頭痛も続いていてイヤーなカンジである。 しかしいくら目がカイカイだろうと鼻がズルズルだろうとアタマがばかばかだろうと、そんなことを云々している場合ではない!(なんかひとつ違うのが紛れ込んでませんか?) 花だ。 桜が咲いてしまったのである!!! なんだかフライング的に桜の季節に突入してしまったいま、花粉症がなんだ。頭痛がなんだ。花の命は短いのだ。今行かずしていつ行くか!花見をせずして三毛猫党の明るい明日はなーい!(←どうして?) というわけで、ノーシン投薬しつつ行ってきました都内の花見。・・・えーと、それが実は週末じゃなくって春分の日、21日に行ってきたんですけどー。なぜそれを今ごろ書いてるかというと、それはもちろんサボりである。明白に確実にきっぱりとサボりの結果である。(居直り) まあいいじゃない、そんなこと。あははは。(・・・・・) この週末はさすがに花見スポットはどこもかしこもすごい混雑だった模様だが、おかげさまで21日はまだあんまり混んでいなくて快適に桜が見られました。 ・・・でも、すっごい風だったんだけどね。しかもなんか、黄色い風が・・・・・・!スギかな、黄砂かな。こ、黄砂だよね。黄砂だといって。どきどき。 とにかく、まずは写真をごらんください。
コレはどこかといいますと。実は昨年の花の時期にもちょこっと書いた、ワタシの母校のすぐ目の前に続いている桜並木である。・・・関係ないけど、去年の桜の話はなんと五月に書いているなぁ。なんと今年はそれより一ヶ月半も早いじゃないか!やっぱり北海道の桜は遅かった・・・しみじみ。っていうか今年はさすがに本土でも早すぎという話はあるけど。ははは。 おっと、話を戻そう。ココは場所柄、例年学生さんや近隣のサラリーマンが花見宴会をする絶好のスポットとなっており、夜は酔っ払い山盛りで非常に混雑する。こうなっちゃうといくら夜桜がキレイでも風情もなんもあったもんじゃないのだが、そういったロケーションからか昼間ゴザ敷いて花見をしてる人はひじょーーに少ないのである(場所取り軍団除く)。しかもこの日は会社もお休みだし学校ももろに春休みで、まだ花見準備をする学生さんもいない。ということは、つまり! 穴だ。おもいっきり穴場だぁ!! おかげで、ごらんのとおり人通りもさほど多くなくゆっくりと花の中を散策できました。よかったよかった。やっぱし上野公園なんかだと、いくら花がキレイでもゴザだらけだもんね、きっと。うーん、すごそう・・・ それでは今年もばかばか撮影隊の桜写真をおたのしみください。
ねっ、まさに「満開!」というカンジでしょ。 でもなんかぼやーんとした印象でイマイチすっきりしないカンジなのは、ひとえに天気が悪かったせいだ。朝はけっこういい天気だったのに、強風にのせられて(?)雲がどんどん湧いてきてしまい、すっかり曇天になっちゃったのである。これで青空だったらもっともっとキレイだったのに・・・まぁ、ばかばか撮影隊が出動するときなんていつもこんなもんだよね・・・やっぱり、ツキがないことでは誰にも負けないといわれるダンナが同行するからいけないのだろうか。ぶつぶつ。 ところで、ひとくちに満開といってもいくらか段階があると思うのだが、このときの桜はまだ「満開になりはじめ」(←?)というところであった。そのせいかあれだけ風が吹いていたのにほとんど花が散っていなかったし、木によってはかなり蕾が残っていたので、おそらく昨日とおとといあたりが真の満開状態だったんじゃないだろうか。 個人的には少し花びらが舞いはじめたくらいがいちばん綺麗だと思うので、もう少しタイミングを遅らせるとバッチリだったかなぁと。とはいえ、満開の桜がゆっくり見られただけでとりあえず満足です。やっぱり桜はいいですね! しかし今年の新入生&新入社員は気の毒である。例年四月の第一週くらいが絶好のお花見日和だったので、新人歓迎をかねて宴会をするサークルがすごく多いのだが、今年はナシですねぇ。そんなこと、四年通っていて一回もなかった。はっきりいって今年の新人さんたちは大損である。入学式の頃にもすでに桜は散っちゃってるだろうし、二重に気の毒だ。新人さんたち、これにめげずに強く生きていってくれ。(←?) ちなみにこの土手、本来ならば薄桃色の桜と一緒に鮮やかな黄色のレンギョウが咲くところが目にも鮮やかで「春!」という感じがしてポイント高いのだが、今年はといいますと。
しょぼい・・・・・・ しょぼすぎる。いつもこんなんじゃないんだよぉぉ。もっとどばーっと咲くんだよぉぉぉ。 どうやら今回のフライング開花はさくらちゃん限定だったようで、レンギョウくんはひとり取り残されてしまった模様です。うーん、かえすがえすも今年は残念だ。 だけど、めちゃくちゃ久しぶりに母校の近くをゆっくり歩けたのでホントになつかしかった。駅のまわりもだいぶ変わったし、学生時代にご用達だったさ○ら銀行は三○住友銀行に名前が変わっていたし、外からも一番目立つ背の高い七号館がまっしろになったうえに名札をつけてたりしたのにはビックリしたけど、校門も道も変わらない。ああ、わが青春の道ってカンジである。じーん。 しかーし!!! ワタシの在学中ものすごーくお世話になった教室の数々と「ラウンジ」と呼ばれていた喫茶コーナーがあった二号館校舎があとかたもなく取り壊されて駐車場に大変身していたのはショックだった。話には聞いてたんだけど、実際見るとやっぱり「がーん・・・」というカンジである。 ああ、いったいどれほどの時間をあのラウンジで過ごしたことか。授業の空き時間とか、サボりとかサボりとかサボりとか。(この割合は・・・) あれがなくなっちゃったなんてさびしい。さびしすぎる。 さらに!! クリスマスライトアップなどの小技をきかせて若人たちの憧れをそそり、受験生ダマシの最終兵器とも目されていたあのイグナツィオ教会さんまでもすっかり建てかえられてなんだかイマイチ意味不明な建物に変身してしまっていた。 前の「おれは教会だぜぃ!!」と全身で主張しているような典型的に明白に教会ってカンジのルックスのほうが絶対受験生がだませる・・・じゃなくって!絶対雰囲気がよかったのに。 卒業して○年(敢えて伏字でヨロシク)も経つと、いろんなことが変わってしまうんですねぇ。 ああ、なんだか柄にもなくしみじみと感慨に浸ってしまったではないか。往く川の流れは絶えずしてしかも元の流れにはあらず。諸行無常の響きあり。月日は百代の過客にしてなんたらかんたら。・・・って、ちょっとちょっと!なんでこんなにそれっぽいのが多いのだ。しかも和物ばっかし。 古来から日本人はこんなことばっか考えてたのかと思うとなんだかそこはかとなく不健康なものを感じるのはワタシだけだろうか。(←?)
とにかく、いろいろとなつかしかったです。今朝近所を見た感じでは、ここ数日気温が下がったのがよかったのかまだまだ桜は満開ってカンジだったので、お花見を済ませていらっしゃらない皆様はお誘いあわせのうえお早めにどうぞ。 |
春の風物詩(3月27日) ここ数日気温が低めなので、あいかわらず北海道仕様でお送りしている(?)ワタシとしては大変過ごしやすくて快適である。このくらいだと寒くもなくぼやっとした暖かさもなく、外を歩くのにちょうどいいなぁと思うんだけど、それってやっぱりヘンなのだろうか・・・うーん。 それにしても今年は春が早い。実はダンナがちょうどいま一泊二日でなつかしの北海道に出張に出かけているのだが、さっき電話があって「札幌に雪がない!ないない全然ナイ!」と驚愕の報告をしてきた。街路はともかく、大通り公園にさえもほとんど雪が残ってないのだそうだ。さらに、同僚から「すでに二週間ほど前からこんなカンジだった」と聞かされたらしい。 うっそぉ!!!と叫んで思わず去年の今ごろの日記を見てみたが、猫とゲームの話ばっかりであんまり参考にならなかったよ。なんなのこの日記。・・・・・ そうそう、ゲームといえば!あの日から一年、今年もまた出るんですのよ奥様! 「スーパー○ボット対戦」シリーズが!! というわけで、明日の夜からワタシはスパロボ漬け決定である。わくわく。朝イチでヨド○シカメラに走らなくっちゃ。わくわくわく。今度こそ猫に監禁されたりしないようにカギの保管には十分留意しよう。 おっと、ゲームのことは置いといて! とにかく今年は全国的にやたらと春が早いようだ。北海道人ならずとも寒いのはみんなイヤだろうから春が早いのは喜ばしいことなのだろうが、おかげでわが家では今恐るべき事態が持ち上がっている。 なにって、そりゃいうまでもなく「猫テロリズムの激化」ですってば。 スオミを撫でたあとふと手を見ると、びっしりとはりついた恐怖の猫毛に「ギャー!」と楳図かずお顔で叫びたくなるし、平和な日曜の朝にダンナがぼーっと起きてくれば椅子の上に毛玉ゲロがびろーんとひろがっていて「ギャー!!」と(以下同文)。 まぁ、明るい日差しの中をふわふわと舞う猫毛だとか知らないうちに床に落ちてる猫毛ゲロなんてものは猫飼いの家の春の風物詩にすぎないわけで(ホント!?)、いまさら騒いでも仕方ない。・・・と達観してるわりには毎日「うわー!」と騒ぎまくっていることはナイショである。ニンゲンなんてそう簡単に悟れるもんじゃないんですね。(←?) まだまだ涅槃への道は遠そうだ。 こうしてよんひきも猫を見ていると、抜け毛にも個体差があるなぁとつくづく感じる。もともとあんまり毛並みがフサフサでないカールやこゆめは今のところほとんど変化なしだし、わが家で一番毛吹きがよいアイノもまだあまり抜け毛のきざしは見せていない。思えばアイノとこゆめは去年の春もあまり毛が抜けなかったような気がするので、もともと抜け毛が少ないほうなんじゃないだろうか。たいへんいい猫である。 ところが、いつも良い子のスオミさんだけが、この時期からやたらと景気よく毛を飛ばしまくってニンゲンを悩ませてくれているのだ。 とにかくすおちゃんの抜け毛はすごい。上にも書いたとおり、ちょっと撫でただけで手にどばっと毛がはりついてくるし、だだだーっと廊下を走り抜ければふわふわと毛が宙を舞う。まさに生きた猫毛爆弾というカンジである。 あまりのことに思わずブラシを握りしめてしまうワタシだったが、幸いブラッシング大好きなすおちゃんはワタシがブラシを持つたびに「!」と期待に満ちたかわいいおねだり顔でやってきてくれるのがありがたい。うーん、それにしてもなんてかわいいんでしょうすおちゃんったら♪(←いつものおやばか) 喜んでスリスリするスオミを梳かして梳かしてとかしまくれば取れる取れる!おもしろいように毛が取れる。いっそこれだけ取れると気持ちいい。(←ヤケ) あっというまにブラシが毛でいっぱいになってしまうので、一度きれいに回収して丸めてからもう一度梳かせば、またもすごい勢いで同じくらい取れてしまうからおそろしい。オマエの抜け毛には終わりというものがないのか、スオミよ。ためしにさっきの毛玉とあわせてくるくる丸めればハイできました、ピンポン玉くらいの大きさのすお毛玉の完成である。 ちょっとちょっと、こんなに抜けてだいじょうぶなんだろうか。 っていうかだいじょうぶじゃないんだよぉ! 前にもどこかに書いたかもしれないが、スオミは最初の夏が来た時ものすごーーくハゲた。仔猫のぽよぽよの毛が抜ける時期と春先の抜け毛時期が重なったせいもあって、それはもうびっくりするくらい毛が抜けてしまったのである。 おかげさまで首のふさふさもすっかりなくなったすおちゃんは、どこからみても立派な日本猫(三毛)であった。でもハゲスオミもまたかわいかったけどね♪(←この感想、なにかちがう・・) ちなみに当時たまたま電話機の修理かなにかでわが家にやってきたNTTのおじさん(推定・猫好き)も、ハゲスオミをひと目見て「かわいいなぁ!三毛猫ちゃんですね!でもなんだかしっぽが太いですね!!」とにこにこしながら言ったものだ。そうなんです、どんなにハゲハゲになってもノルウェージャンって何故かしっぽだけはあんまりハゲないみたいなんです。フシギですね!これって、いくら太っても指輪のサイズだけは8号のまんま変わらないワタシと似ています。(・・・・・) いや、別に「妙にしっぽが太い猫」でもいいんだけどね。毛がふさふさしてるときに「うわあ、かわいいでぶ猫ちゃんですね!」といわれるよりは。ふふ・・・ ちがうもん!!すおちゃん太ってないもん!! ほら、さわってさわって。全部毛でしょ!?ぜぇぜぇ。 おっと、つい思い出してコーフンしてしまいました。イカンイカン。 とにかく、スオミが「妙にしっぽの太い三毛猫」と呼ばれる日は近い。どこから見てもハゲハゲってカンジになったら写真とってご報告しますのでおたのしみに! でも。 すおちゃんはハゲてもかわいいけど、アイノがハゲるとかなーりヘンなんだよね・・・ フサフサになっててもナゾの猫なのに、ハゲるとますます謎の猫になるっていうか・・・ しばらく見てないから、ハゲアイノもちょっと見てみたいなぁ。ひひひ。なんだか楽しみな春である。(←ひどい) |
カールの効用(3月28日) 最近個人的にものすごーくうれしいことがある。それはもう徹底的に果てしなく究極にうれしいことだ。 それはなんと、スオミさまによる連日のあまあま大サービスである!! いつもひかえめで、遊ぶときもゴハンのときも甘えるのも他の子に遠慮してばかりの可憐な三毛猫ちゃん・・・最近ちょっと、いやかなりお局さま化してきたけど・・・ゴホゴホ。いやそのことはこっちにこうおいといて。(←?)かねてから「巨○の星」の明子ねえちゃんか、はたまた演歌のヒロインかとまで言われた典型的耐える女であったすおちゃんが、このところ毎日ワタシのヒザに乗ってすやすや寝たりフトンに入ってきて添い寝をしたりと、とってもわかりやすく甘えてくれるのである! さっきなんかワタシの膝の上で丸くなって寝ちゃったうえにころころと寝返りうちまくりで、気がついたらびろーんとのびるのびる。そしてワタシは苦しい苦しい。(・・・・・・) だがどんなにきびしい体勢になろうとも、ココで動けたら猫好きではなーい!ワタシは耐えた。テレビのチャンネルも変えられず、なんかあやしい深夜アニメを見せられる羽目になっても耐えた。 べつに動けなくてもいいの。トイレにも行けないけど、そんなのどうでもいいの。だって膝の上で三毛猫ちゃんがすやすや寝ているんだもの。ワタシにとってこれ以上の至福はない。 お猫さまのワガママにつきあって苦しみの果てにシアワセを見る。 これぞ猫飼いの醍醐味!(そうか?) じーん。 もっとも恵まれた猫飼いの皆さんから見れば、この程度のことは日常茶飯であろう。 猫というのはニンゲンをザブトンかなにかだと思っているものなのだからして、すぐ膝だのおなかだのに乗っかってご無体の限りを尽くすものであるはずだ。 しかしスオミさまはちがう!! 「みゃーん・・・」とかぼそい声で呼びかけてきて、うっとりせつなげな甘え顔でこちらを見ているのにも関わらず、「すおちゃぁぁぁん!!」とどんなに呼んでも全然来てくれない。いや、正確にはしっぽをぴーんと立ててうれしそうにたたたーっとすぐそばまで走り寄ってくるのだが、なぜか必ず「あとちょっと!もう少しだけ近くに来てぇ!そこじゃ手が届かなーい!!」というところで止まってしまって「よろよろ・・・こてっ!」とその場でおなか出して寝っころがったりしやがるのである。 悩殺カワイイ。 そして邪悪だ。 なんでアンタはそう愛情表現が屈折しているのぉぉおぉ!!! そもそも他の子が来る前からこんなカンジだったすおちゃん、アイノたちがうちにやってきてからはこの傾向に拍車がかかってしまったことはいうまでもない。 すごいあまえんぼちゃんでごろごろなのになかなか素直に甘えてくれないはがゆい子。 それがスオミ様だったのである。 そんなすおちゃんがワタシの膝の上でもみもみしながら一時間も寝てくれるなんて。 イッツミラクル。 奇跡としかいいようがない!!!! しかしなぜスオミさまは急にこのような変貌を遂げたのか。それは意外にもカールが来てからだったりする。 そういえばすおちゃんが顕著にお局さま化したのもカール到来以後だし。 そう、スオミが素直に振舞えるようになったのはなぜかカールあかおのおかげらしいのである。これはいったいどういうわけか? 思うにスオミ、アイノが来てこゆめが来た頃には「また小さい子が来た・・・ああっ、わたしがガマンしなくちゃ!そうしないとウチはだめなのよ!わたしだけがガマンしていればいいのよぉぉ!!」と妙に悲壮感漂っていたような気がする。どこまでもフビンな子だね・・・ そんな忍従の日々(←人聞きがわるーい!)を送っていたスオミ様の前に、突然ナゾのでっかいこねこがやってきた。 ヘンな赤い色で尾っぽが巻いててまぬけなツラで「むぅみゅあーん」とむずかり鳴き、自分でジブンをちゅぱちゅぱしながらもみもみゴロゴロするというなんだか意味不明なヤツ。なんなんだコイツは!・・って、むろんカールあかおである。 思えばアイノだって相当ヘンだったが、コイツのヘンさはまた違った方向で常軌を逸している。(・・・・) すおちゃんが「なんじゃこりゃあ!!」とがっくり脱力したとしても無理はありません。 かくしてこのナゾの赤猫を目の前にしたスオミの中で「こんな連中にいろいろ気を使ってやったってイミないじゃん。けっ!」と何かが吹っ切れたのではないだろうか。(ホントかよ・・・) そう考えると、すおちゃんを自然体に近づけてくれたカールあかおの功は大きい。幼な夫になりやがったりウ○コ小僧だったりキャラが濃かったりといろいろ問題児なカールだが、スオミ様をあまえんぼにしてくれたというその一点だけ取ってもホントにホントにコイツがうちに来てくれてよかったと心から感じる我々であった。 しかしこんなことってあるんですねぇ。いくら我々が一生懸命ヒイキしようとしてもダメだったし、こゆめが増えたときは別にたいして態度に変化がなかったスオミなのに、カールいっぴきやってきたことでこうも変われるとは。ニンゲン何がきっかけで開き直れるかわかんないものなんだなぁ。いや、すおちゃんはニンゲンじゃなくて猫だけど。 とにかくカールありがとう!!おかげで今日もすおちゃんがごーろごろでもーみもみでコテンだよ♪ でもあかお、もうウ○コはもらさないでね。・・・・・・ |
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