過去の日記置き場です。
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2000年12月の日記

とりあえずクリスマス模様。12月だから。


12月20日(水): オープンです〜。 & 猫の数のこと。

12月21日(木): いろいろ手直し。 & 猫の声のこと。

12月22日(金): さらに変更 & ノルウェージャンと冬

12月23日(土): 三毛猫党反響御礼 & やられた・・・・

12月24日(日): 我が家の猫間関係

12月25日(月): 出動!ばかばか撮影隊(クリスマススペシャル・写真付!)

12月26日(火): お客さんがくると・・・

12月27日(水): 身近にあったキケン

12月28日(木): 猫っていったい・・・

12月29日(金): 魔性の女・こゆめ

12月30日(土): なぞのレモンコーヒー

12月31日(日): 猫と掃除



 オープンです〜。& 猫の数のこと。
(12月20日)

 いよいよサーバにHPをアップした。
 でもあんまり宣伝するつもりが起きない。なんか穴だらけの予感がして・・(笑)
 日記も、「コンテンツはどうしよっかな」と思ったときにやっぱり定番だからという安易な理由でページを作ろうと決めたんだけど、いきなりイヤーな予感が。
 ASAHIネットって、CGIダメじゃなかったっけ。
 そうだよー。
ダメだよ!
 そういう無駄にセキュリティの厳しいカンジ(暴言)に好感を持って契約したんだもんな!!
 せっかくイカすフリーCGIなんかもみつけたんだけどなぁ。しょうがないなぁ。やっぱポリシーは大事だもんな、うん。(←?)
 明快なポリシーをもって運営しているASAHIネットはえらい!(←?)
 ・・ということで、こういう普通の形式でぼちぼちアップしていくことにしました。
 で、「ぼちぼちだいありー」です。
 末長く・・・かどうかは不明だけどよろしくお願いします!

 さて、せっかくの初日記(?)だから何かネタを振らなきゃ。

 うちは結局いま3びきの猫がいるわけだけど、このバランスはかなりイケてると思っている。
 あまりにもスオミが(精神的に)手のかかる子だったので、ついアイノを連れてきたわけだけど、アイノというのがまた加減を知らないしつこい子(笑)だった。とにかく始終スオミにくっついては「あそぼ、あそぼ〜」とうるさいったらありゃしない。おかげですおちゃんは、かなり疲れていた(笑)。
 なにしろ、うとうと昼寝してりゃーおそわれる。てけてけ歩いてりゃー背後からモモンガみたいにぴょーんと飛びつかれる。
 スオミに安息なし!という状態だったわけだ。

 それが、こゆめの到来でがらりと変わった。
 3びきいると「いちぬけ」が出来るのだ。遊びたいときに遊びたい子が遊んでればいいので、スオミにも余裕が出来た。
 その心の余裕のせいなのか、はたまた新しい子が来て「しゃー!」とすごむアイノの姿に過去の自分を見て悟ったのか、アイノが来てからというもの軽い人間不信に陥ったように余所余所しかったスオミが、もとの甘えんぼちゃんに戻った。こんなうれしいことがあるだろうか。これは(ワタシにとって)大きかった!
 そんなわけで、やはり猫は3びき以上。・・と感じている次第である。

 しかし、ひとつ気になることがある。
 つまりスオミは、表面だけそれなりにアイノと仲良くしつつも「なんでこんな子連れてきたのよぉ。わたしが可愛くなかったわけ?もう知らないもん。誰も信じないもん。けっ」・・・という感じで、半年ちかくもの間、特に問題行動を起こすでもなく、ひたすらじとーっとスネていたらしい、ということになる。
 なんて執念深いんだろう。
 それに、表現の仕方が絶対に暗い。
 いいたいこともはっきりいわずにじとーっとしている女・・・・
 人間だったら絶対友達にしたくないタイプである。

 すおちゃん、アンタが猫でホントによかったよ。猫なら可愛いで済むもんねぇ。




 いろいろ手直し。 & 猫の声のこと。
(12月21日)

 さて、ごく内輪の皆様にこのページを見てもらったところ、やっぱしイカすアドバイスがもらえたので早速いろいろ手直ししてみた。ま、急にはムリだし〜、ちょっとずつ見やすく直してけばいっよね〜。みたいな〜。(←アンタなにもの?)
 ワタシ実は某「ホームページビルダー」使ってるんだけど、これが意外とサイトのアップデートが簡単でおどろいた。これだったら、CGI日記じゃなくてもけっこう書けるかも。・・・ワタシがマメならば、だけど・・・


 まだはじまったばかりだし、今日もねこネタを振りましょう。

 人間だってみんな声が違うんだし、当然ねこだってそれぞれ違う声を持っている。

 ウチでいえば、スオミの声はリリックソプラノ。
 細くて澄んでいて、とにかく可憐でかわいらしい。せつない顔で「みゃ〜ん・・・」なんていわれようもんならニンゲンなんて瞬殺だ。それはもう、レベル35で行き着いてしまったドラクエ7の隠しボスとの対決よりもあっさりやられてしまうくらいの凄まじさである。

 アイノの声は、音痴のテナー。
 擬音で表すとすれば「う"ーなーん」という感じ。かなりまぬけだ。
 おもえば仔猫の時からなんともいえない可愛くない声で鳴く子だった。「ぎゃー」というか「あ"ー」というか、「えっえっ今どこかでカラスの子が鳴かなかった?」てなもんだったんだから、それが成長したっていきなり美声になるわきゃない(笑)。
 発情っぽくなってからの「ぶ〜にゃ〜」という、異様な、しかし声質はテノール(つまり高め)のあやしい呼び声にはうるさいというよりなんつーかがっかりするような思いを抱いたものである。まぁ、「なんとなくまぬけだがあどけなくて憎めないカンジ」のルックスにマッチした声、といえないこともないかも。ははは。

 こゆめの声は、メゾソプラノのアマチュア合唱団員。
 なんでアマチュアコーラスかというと、最初はかなり可愛くない声(意外にも!)だったのだが、このところすおちゃんを見て学んだのか(?)だいぶカワイイ声を出すようになってきたからだ。それで、「ボイストレーニングをはじめたばかりの超初心者」というかんじ。
 声質はすおちゃんよりちょっぴり低いけど、ノルウェージャン特有(なのかな?)の「きゅーん」というか「うきゅっ」というか「くるるっ」というか、あのカワイイ声をやたらと大サービスしてくれるところがポイント高い。

 考えてみると、キャットショーでも「声の審査」なんつーものはないわけで、もし「キャットボイスコンテスト」なるものがあったとしたら意外な子が大健闘するのではないだろうか。
 うちのスオミなんか、いい線いけると思うんだけどな。だれか企画してくんないかな。



 さらに変更 & ノルウェージャンと冬
(12月22日)

 この日記っていつも深夜に書いてるから、実は正確には「前の日の日記」だったりする。うーん。
 「ねこのたまりば」(by森のねこ屋のねこある暮らし)という掲示板で、たった一回ひっそりここのURLを入れてみたらまぁびっくり!すごい観察力で気づいた方が続出して、何人かわざわざ見に来てくださったようだ。ありがたやありがたや。
 あと、意外にも(?)三毛猫党のコーナーに反響を下さった方がおられたので、ポリシーのないワタシはいきなり「三毛じゃなくてもいいのよ〜ん」と大急ぎで大修正をしてしまいましたとさ。ASAHIネットを少しは見習え!ってカンジ?

 たまには日記らしいことを書いてみようかな。
 きょうはものすごい吹雪!昼頃ちょっとおひるねしてて、「びよ〜」という風の音で目が覚めたら、もう道を歩いてる人もよく見えないくらいめちゃくちゃに雪が降っていた。

 ここで「やったー!」と面白がるあたり、完全に観光客気分の転勤族といえよう。北国のみなさん、ごめんなさい。
 ここんとこ気温は低いのに全然雪が降らなかったもんだから、前に積もった雪がカッツンカッツンに凍りついて路面はかなりスリリングな状態だったので、この雪は非常にありがたい。もう、最寄のスーパーまでスケート靴はいて行けちゃうよ!ってな感じだったんだもーん。

 さて、こんなとき猫はどうしているか?・・というと、一番のおねえちゃんスオミはほとんど無視してすやすや寝ていたが、アイノとこゆめは「きゅぴ〜ん」となって窓にはりついていた。
 時々窓ガラスに向かって飛んでくる大きな雪の粒だとか、このすごい天気をものともせず・・・というよりは「ものともしてるんだけど、とにかくウチに帰んなきゃイケナイからがんばってんのよね。もうマジやってらんないわ」ってかんじで迷惑そうに飛んでる鳥の影なんかを見ては、しっぽをぶんぶん振りながら「ぴゃっ!」と飛びついている。世界が真っ白なので、黒い影が妙にはっきり見えるせいで「ねこ本能」を刺激されるらしい。
 ちなみにこっちの窓は当然二重窓なので、手前の一枚をあけておくとちょうど出窓のようになって猫のおさまりが非常に良いのだ。ただし人間は寒い(笑)。

 ノルウェージャンは北欧の猫、と聞いてはいたが、まじで北欧の猫らしい。
 だって、寒いのホントに平気みたいなんだもん。この寒いのに冷える窓際に陣取って、つめたいつめたい窓枠に座って楽しそうにしてるなんて、人間じゃない。っていうか、猫だけど。とにかくすごい。
 やっぱりこの気候はコイツらに合ってるってことなんだろうか。
 高校時代の歴史の先生で、「日露戦争に従軍したじいさん」を持っているという恐るべき人がいたが、その老人は事あるごとに 「露助はクマだ」 と語っていたそうな。
 「ろすけ」という差別用語自体あまりにも時代を感じさせるというか逆にアバンギャルドというか、かなり衝撃的だったが、要するにどういうことかというと「ロシア兵はシベリアの厳寒の中で眠っても死なない」のだそうだ。
 それで言うと、「ノルウェージャンはクマだ」といえないこともないのかもしれない。
 ロシア人にノルウェージャン、とにかくすごい奴らである。
 ・・・・・・
 よく考えるとクマは穴ぐらで冬眠しているような気がするが、まぁそれは深く考えないことにしよっと。




 三毛猫党反響御礼 & やられた・・・・
(12月23日)

 今日はお礼から。
 意外にも三毛猫党がなかなかの反響を呼んでいて、大感激!
 みなさん、ありがとう〜。参院選比例区に出馬できる日がまた近づいた!ってかんじ。(ウソ)
 でも、なぜかこれまで短毛の子がひとりもいないんだよね。短毛の子もいらっしゃーい!

 さて、きょうの出来事の時間です。

 けさ未明、札幌市西区の会社員宅で、靴下が底抜けになるという事件がありました。
 この靴下は、翌日はこうと思った会社員の妻が椅子の上に出しておいたもので、何も知らず足を入れたところいきなり「にゅっ」とナマ足が飛び出したため驚いた妻が確認したところ、先端部分が数センチにわたって鋭利な刃物・・・ではなく鋭利なキバで切断されていたものです。
 この靴下は、ユニクロで3足980円の安物でしたが、まだ購入したばかりとのことで、被害者はほとんど筒状になってしまった靴下を手に「クリスマス前に靴下が底抜けになるとは、不吉すぎます」とがっくりと肩を落としていました。
 この家ではこれまでにも「冷蔵庫の上に置いたキャットフードの袋がズタズタに噛み破られる」、「いつのまにか電話機がおやすみモードになっていて、呼び出し音が鳴らない」、「深夜に何者かが走り回る足音がする」・・などの怪現象が相次いでおり、専門家は「ポルターガイストではないか」と指摘しています。

 ・・・ウチは岐阜の町営住宅か?!




 我が家の猫間関係
(12月24日)

 いつも日記が長すぎのような気がするので(笑)、きょうはなるべくさくっと書こうっと。

 我が家の人間、ではなく猫間関係のカナメは誰だと思う?
 普通に考えれば、温和で控えめなA型気質猫のスオミだろう。
 実際、ある程度お互いの存在に慣れたあとは、スオミの寛容さのおかげですごく助かっている。
 でもね、実は「究極のぱかぱか猫」(笑)として名高い(?)まぬけ野郎のアイノくんも多大なる貢献をしているのだ。

 アイノはとにかく遠慮をしらないおばかちゃんなうえに、猫が大好きな猫なので、相手が喜んでいようと嫌がっていようと「ねーねー、おねーちゃぁん、いっしょにおねんねしようよぉ〜」とばかりにどんどんくっついていってしまうわけ。そのうちに、くっつかれたほうもその状態にだんだん慣れていって、いつのまにかなんとなーく仲良くなっている・・・というパターン。
 実はこれでずいぶんと助かっているような気がする。

 多分スオミなんかは「この子、ばかだけどなんだか憎めないわねぇ」と思ってるに違いないし、こゆめなんかは「あいのにいちゃんってなれなれしいけどけっこうやさしいの」なーんて思ってるんじゃないかな。
 アイノ、ただのおばかちゃんではない。これでけっこう役に立つイイヤツなのだ。多分・・・

 ただし!いったん仲良くなったあとはこゆめもやっぱりスオミのほうが好きみたいなんだよね。
 スオミが寝てると、いつもくっつきに行くもん。
 アイノ、キミは所詮「いい人」どまりの男みたいだよ・・・・どうせ、もうタマもないことだしね・・・


 ところで、きょうはクリスマスイブですね。
 ワタシ、「ホワイトクリスマス」の歌詞の最後のところがずっと前から大好きなんだ。
 この言葉をご訪問してくださった皆様にささげます♪

   May your days be merry and bright,
   And may your Christmas be white!


 ね、ステキでしょ。



 出動!ばかばか撮影隊
(12月25日)

 
きょうは、・・というか、昨日はクリスマスイブでしたね。

 考えることがぱかぱかなことではアイノに勝るとも劣らないワタシは、おととい天気予報を見てからずっと計画していたことを実行に移した。
 おととい。
 テレビのお天気キャスターは、「週末、次の嵐がくるでしょう」とイヤそうにいっていた。週末、すなわちクリスマスイブである。
 思えば迷惑な嵐だが、それを聞いたとたんワタシの頭の中の謎の小人さんたちが「心ある者よ、わが声を聞け。行って吹雪のホワイトイルミネーションを激写しなさい」と聖書のコワイ神様のようにささやきはじめたのである(笑)。
 うーん、おもしろいかも。
 実は、札幌に住んでるのにまだ今年のホワイトイルミネーションを見ていなかったし、びゅんびゅん吹雪いてたりしたら笑える写真が撮れるんじゃないか。よし、やろう!・・・ほんまもんのバカである。そう決意したまでは良かったが、もし天気予報が外れた場合は企画倒れになってしまう。

 主よ、このばかばかな小羊のために雪を降らせたまえ!
 ・・・と、歴代のお祈りのなかでも屈指のアホな祈りであろうワタシの声をも、寛大なる神はききたもうた。
 きょうは、ものすごい雪が降りまくったのである。

 で、戦利品がコレだ。


    
  

 意外にも撮影時は「本降りだけどフツウの雪」になっちまったので、ねらっていた絵は撮れなかった(笑)

    ねっ、けっこうキレイでしょ?

 すっかり当てが外れたワタシは、すごすごと車に戻り帰路を急いだ。
 しかし、このあと望み通りのすさまじい雪が襲いかかってきたのである。

  
  ほらほら。おもいっきり天罰があたってるでしょ?

 かくして、「吹雪のホワイトイルミネーション撮影計画」は水泡と帰したうえ、天の怒りのようなドカ雪の洗礼に無意味にさらされるというむなしいクリスマスを過ごしたワタシであった・・・・




 お客さんがくると・・・
(12月26日)

 ピンポーン、と誰か来ると、他のお家では猫たちはどんな反応をするんだろう。
 ウチの場合。
 スオミは、「きゅぴ〜ん!」となって必ず見に来る。・・・と思ってたの。きょうまでは。

 きょうはめずらしく、声のでっかい女性の集金さんが来たわけ。そしたら、いったん廊下まで見にいったスオミ、「つつつ〜」と戻って半分隠れながら様子をうかがうモードになってしまった。
 そのおばさん、けっこう猫好きみたいで、「あらぁ〜、猫ちゃんだわ!おいでー!」と声をかけるんだけど完全に腰が引けている。こんなの初めてだ!!いつも玄関から外に出ちゃいそうなくらいばんばん集金さんに寄っていくのに!
 そしたら、おばちゃんのリクエストにおこたえしてこゆめがかわりに「たたたーっ」と走ってきた。こっちのほうがちっちゃいうえに顔も一般的にはよりカワイイ(笑)から、おばちゃんも大喜びだ。
 そう、こゆめは完全にいつも通りだった!おばちゃんになでられても平気だし!

 スオミ、あんたはもしや男が好きだったの?!
 そしてこゆめは、男も女もオッケーだったらしい!!

 あ、アイノは当然ながら影もみえません。「ピンポーン」って鳴るといつも、玄関と反対の方向にダッシュするのさ・・・
 さらに言えば、ワタシが帰ってきても逃げるのさ・・・・・・・・
 オマエはほんまもんの知恵遅れかい!

 余談ながらおばちゃん、スオミを見て「わあー、私でぶねこ大好きなんです!」とうれしそうに叫んでいた。
 ・・・・・・・・・・・
 デブじゃないのに・・・・毛なのに・・・・
なのに・・・・なのに・・・・・・・

 あっ、そうそう。
 さっき見たら、なんとカウンタが200を肥えていた、じゃなくって!200を越えていた!!
 すごーい!まだ一週間なのに!
 みなさん、本当にどうもありがとうございます!!これからもよろしく!!!



 身近にあったキケン
(12月27日)

 ・・といっても、最近よく話題になる「家庭内事故」とかではない。
 実はきょう、ちょっと用事があってでかけたのだが、その帰路で遭難しそうになった(笑)。

 1時頃うちを出るときは、めっちゃ寒くはあったが基本的にはくもりで、別に風もそんなになかったのだ。(ちなみに1時の気温はマイナス7.8度だったらしい・・・)
 ところがうちの最寄駅に帰りつくとすさまじい風。
 雪はたいして降っていなかったのだが、先日の大雪のせいでどっちゃり歩道の両側にバリケード状に積まれている雪が強風で舞いあがって、それはもうてーへんな地吹雪となってワタシに襲いかかったのである。

 ワタシはばりばりの本土人ではあるがかなりのスキーフリークなので、スキー場で吹雪かれたことだって当然ある。
 ・・・そういえば数年前の上越国際でこんなことがあったなぁ。
 山を上がった途端すんごい吹雪になっちゃったので、みんなで相談して「きょうは撤収。危ないから林間コースで降りよう」と決めて初心者コースに向かったまではよかったが、いざコースに入ってみるとまじで吹雪いてて視界が1メートルくらいしかない。どこで道が曲がってて、どこにガケがあるのかぜーんぜんわからないのだ。そういう状態で林間コースを降りるということがいかにコワイか容易に想像はつくよね・・・
 とにかく前をいく人の背中を見失わないようにして半泣きでついていくしかなかった。一番前がコースを外れてガケに飛びこんじゃったりした日にゃー、まさにレミング状態である。ワタシの同期入社の青年なんかは、「おれ、帰る。ウチに帰る」と幼児退行しはじめてるし。だからいま山を降りてるんじゃないか!
 その日のことは、後々まで「スキーしてるんだか遭難してるんだかわかんない」という彼の名文句とともに語り継がれたのである。

 いや、それはどーでもよくて。
 つまりきょうの地吹雪は、そういうのと比べても遜色ないスゴさだったといいたかったのだ。
 背中か側面から風を受ける分には少しはマシだったのだが、なんのタタリか、うちに帰るためには風に向かって歩かなくてはいけない。そうすると、真正面から地吹雪ちゃんを受けとめる形になってしまうのだ。
 吹きつける雪が激しすぎて、うまく呼吸ができなくて息が苦しくなっちゃううえに、前も良く見れない。いや、マジなんですよ皆さん。そもそもスキーに来てるんなら色々装備もあろうってもんだが、ただの外出にゴーグルだのフェイスマスクだの持ってるわきゃないもんね。ウチがあと数百メートル遠かったら力尽きてたかも(笑)
 なんとか帰りついてニュース見たら、風速25メートルだったんだって。
 それって、台風じゃん!
 うーん、やばかった。もうちょっとでご近所で遭難するところだった。
 みなさんも気をつけましょう。(←?)



 猫っていったい・・・
(12月28日)

 きょう、やっと年賀状作りが終わった。
 思えば長い道のりだった。プリンタをつなごうとすればパラレルケーブルがない。ケーブルを買ってきていざ印刷しようとするとインクが出ない。遭難しそうになりながら(昨日の日記参照)インクを買ってくれば、差出人住所の設定が去年のままになっていて、50枚も印字ミス。

 ここまでくると、もう何かに呪われているとしか思えない。
 ・・つーか、どう見ても全部人為的ミスだ。アイノのおばかが伝染したのだろうか。

 とにかく、きょうはラベルを買ってきた。間違えて印刷しちゃった住所全部にコレを貼ってムリヤリ修正したのだ。
 見栄えは悪いが、もうそんなのどうでもいいもんね!というなげやりな気分になっていた。
 絶対まだなんかあるぞ!と内心おびえていたのだが、今度こそすべてが終わった!!
 私は勝ったのだ。(何に?)

 さて、ここでやっと猫の話になる。
 よく「猫の手も借りたい」というが、この長く苦しい作業の間じゅう、猫が助けになったことは一度もなかった。
 助けにはならなかったが、お邪魔パワーはすごかった。
 画像をつくっていれば、「にゃ〜ん(かまってぇ)」「みゅあ〜ん(あそんでぇ)」とカワイイ声でワタシの心をかき乱す(主にすおちゃん)。プリンタを出せば、「なになになに!」と3びきそろって鈴なりになる。印刷がはじまれば、「これどうなってるの?!」と排紙トレイの奥をのぞきこみ、ちゃちゃっと手まで出す。印刷が終わったばかりのハガキの上を歩く。コメントを書こうと広げたハガキの上に寝る。・・・・・

 前から思っているのだが、あまりネズミの害のなくなった現代社会において猫ほど役に立たない動物がいるだろうか。
 一般に「ネズミをとる」から家畜化された、といわれているけれど、ワタシは違うと思う。
 カワイイからだ。
 現在のイエネコの祖先だというリビアヤマネコの親子の写真を見たことがあるのだが、すごくかわいかった。
 ワタシの想像では、古代にも可愛いもの好きのおねぇちゃんだかお兄ちゃんだかがいて、たまたまアバウトな子育てをしていたリビアヤマネコのお母さんとはぐれた仔猫かなんかをみつけて「か、・・・かわいい!!」と思わず連れ帰ったのではないかと思うのだ。
 「ネズミをとる」なんてのはあとからくっつけた理由に違いない。うん、きっとそうだ。
 そうでなかったら、ここまで役に立たない・・・というより積極的にニンゲンの活動の邪魔をする動物を家畜になんかするだろうか。
 カワイイだけで三千年。おそろしい動物である。

 この説、どうですか。誰か学会に発表しませんか?(笑)



 魔性の女・こゆめ
(12月29日)

 こゆめは、かわいい。
 かわいいうえに、めちゃくちゃ甘えてくる。特に寝起き。もう6ヶ月になるのにいまだに寝起きにむずかる子で、目を覚ますと「ぴゃーっ」とカワイイようなカワイくないような微妙な声(声については、ちょっと前の日記参照)で甘える相手を探しまくる。
 ジャングルでケモノと目を合わせてはいけない、というが(?)、我が家でこゆめと目を合わせるともうダメ。
 「ぴゃっ、ぴゃ〜ん」となきながら駆け寄ってきて、たまたま寝ころんでたりなんかすると「しゅたっ」とお腹のうえに飛び乗って、ちょっと目を細めた甘え顔になっちゃったりなんかして可愛い顔をますますかわいくしたうえに、「ごろごろごろごろ・・・」と盛大にごろごろいいながら両手でもみもみするのだ。
 凶悪だ。
 かわいすぎる。
 こいつは、ワタシが寝るときにも必ずこれをやるのだ。たったっ、とついてきて、体の脇にぴったりくっついてごろごろいいながら両手で私の腕をもみもみする。
 こりゃたまりまへん。

 しかし、コイツは「魔性の女」。だまされてはいけない。
 そんなにもかわいくふるまって人をすっかりその気(どの気?)にさせておきながら、ひとしきり甘えると「よしっ!」と勝手に満足してしまうようなのだ。そして、甘え心が満ち足りた彼女は「こ、こゆたぁ〜ん・・・」と泣いて追いすがる我々を残し何処かへと消えていくのである。
 こゆめさん、あんたオニですか。
 親の顔が見たい。・・・って、親はあの可愛い優しいゆめちゃんだよぉ!!!

 スオミもそんなとこあるけど、女の子はみんな、可愛いくせになかなか思い通りになんないねぇ。
 たとえぱかぱかでもアイノはわかりやすくていいね・・・



 なぞのレモンコーヒー
(12月30日)

 突然ですが、レモンコーヒー、飲んだことありますか。

 きょうダンナと買い物に出かけて、途中で急にマックが食べたくなった。なんだかしらないが、昨日からフィレオフィッシュが食べたくて食べたくてしょうがなかったのだ。思えばこれが何かのワナだったのだろうが、ちょうどお店の中にマックがあったので早速フィレオフィッシュのセットを頼んだわけ。
 そうすると、ドリンクが選べるでしょ。
 ワタシは「アイスティー」っていったんだよ。
 トレイの上にはちゃんとレモンとミルクとシロップが添えてあったから、おねぇちゃんも「アイスティー」のつもりでセッティングしたと思う。
 嗚呼それなのに、それなのに。それはコーヒーだったのだ。
 しかもワタシときたら、ちょっと気をつけて見れば色も濃いし少しは香りだってするというのに、会話をしながら上の空でレモン汁を「ざーっ」と入れてしまったのだぁぁぁ。
 飲んでびっくり、こりゃコーヒーじゃん!!
 うーん、これがウワサのレモンコーヒーか!・・・っていうかそんなウワサは聞いたことない。
 よっぽど換えてもらおうかとも思ったが、そのおねぇちゃんったらその前にもミスがあって、ついさっきダンナがわざわざ不足品を取りにいったばかりだった。よほどとろくさいおねぇちゃんだったんだろうな。なんだかアイノみたい。(←?)もし来週見に来たら、もういないんじゃないだろうか。・・・・・
 などと考えているとだんだん禅僧のような諦観の心が湧いてきて、もうひと口レモンコーヒーを飲んでみた。
 これが意外と気にならない。かすかにレモンの味がしてるような気もしないでもないが、コーヒー自体の味が強いのでほとんどかき消されてしまうのだ。
 もういいや。なんかおもしろいし。
 そんで、これをネタにしよう。

 そういうわけで、今日の日記のお題は「レモンコーヒー」になったのであった。
 機会があったらぜひ試して・・・・みなくていいです。たぶん。



 猫と掃除
(12月31日)

 きょうはネタ切れで書くこともないので、ほんのちょっとだけ。

 これは例によって深夜更新の「前の日日記」なので、きょう・・といっても30日なんだけど、記念すべき21世紀を迎えるにしてはあまりにもすさまじく情けない我が家の様子を見かねたダンナが掃除をはじめたので、しょうがないから(←・・・ひどい・・・)ワタシも手伝った。つまり、いわゆる大掃除をしたわけですね。
 ・・ここまで読めば、聡明な猫好き諸氏ならば何が起こったかほぼ推測していることだろう。
 猫と掃除。
 それは長い人類史上においても有数の、「決して相容れないもの」である。
 ・・・・
 
たいへんでした。(笑)
 これで察してください。(泣)

 戦いすんで、悪の猫軍団1号・2号・V3はといえば非常に満足そうに熟睡している。
 ヘタにねこじゃらしなんかふるよりエキサイティングで楽しかったようだね。
 せめて喜んでもらえてよかったよ・・・


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