写真右手前が「トゥクトゥク」で、その後ろが「ソンテオ」です。いずれも、タイならではの乗り物です。「トゥクトゥク」の料金はすべて交渉制です。タイ語を話せない私達の場合、一般のタイ人よりも高めの料金になっていたとしても、ある程度は仕方ないことと思いました。一方、「ソンテオ」は、おおよそ決められたルートを巡回していますが、こちらの目的地と同じ方向であれば乗せてくれます。「貸し切り」も可能です。
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私がチェンマイで行ったインターネット・カフェのうち「ターペー門」の近くにあるのは「America Restaurant and Bar」というお店です。「ターペー門」から、Tha Pae Roadを「ナイト・バザール」方面に歩くと、向かって左側にあります。ここのパソコンの中には少々キーボードの汚れが気になるものもありますが、性能には問題ありません。住所と電話番号は、以下のとおりです。
住所:402/1-2 Tha Pae Road, Chiang Mai 電話: (053) 252-190
タイでレモンティーを注文すると、「マナオ」のスライスがついて来ます(写真参照)。タイで「レモン」と言えば、タイのライムである「マナオ」のことなのです。いわゆる普通の「レモン」が出てきたのは、バンコクのオリエンタル・ホテルの「オーサーズ・ラウンジ」での「アフタヌーン・ティー」の時だけでした。
「4日目」へ戻るウエスティン・チェンマイでルームサービスを注文したとき、私の部屋へ料理を運んできてくれたのは、にこやかで小柄なタイ人青年でした。彼は、私が伝票にサインした名前を見て、「ジロー・ワタナベと同じ名前(姓が同じ)ですね。親戚の方ですか?」と聞いてきました。 私はそれまで、ボクシングの元世界チャンピオンの「渡辺二郎」と同じ名前だなどと言われたことがなかったので、とても驚きました。何年も前に現役を退いた「渡辺二郎」を知っているなんて、彼は大のボクシング好きに違いありません。よくよく見ると、小柄とはいえ、引き締まった体躯で、いかにもボクシングをやっていそうな感じでした。
「ムエタイ(タイ式ボクシング)」はタイの国技です。興味がある方は、バンコクのスタジアムに足を運んでみてはいかがでしょう。
「4日目」へ戻る「バンコクのオリエンタル・ホテルは服装にうるさく、あまりラフな服装だと入れてもらえない」、と言われています。実際には、よほどひどくない限り、服装を理由に追い返されることはないようです。ですが、車寄せからフロントまで大勢のスタッフが立っていて、しっかり服装をチェックしています。チェック・インの時には、ジーパンにTシャツ類は避けた方がよさそうです。
「5日目」へ戻る私達は、滞在中何かとバトラーにお世話になりました。彼はいつも笑顔を絶やさず、おだやかで、仕事ぶりも超一流でした。噂に聞く「オリエンタル・ホテル流のもてなし」とはどんなものなのか、私達は彼に教えてもらいました。
「ボイスメール」の使い方が分からなかったときは、代わりに操作してもらいました。もっとも、たとえバトラーと言えども男性ですから、私達の部屋に入ってもらった時には、ドアに小さなものをはさんでおいて、オートロックがかからないように(密室にならないように)しておいたのは、言うまでもありません。バトラーも、私がものをはさんだことに気づいていましたが、何も言いませんでした。
「5日目」へ戻るタイ料理には、料理と一緒に「基本調味料4点セット」が出されます。写真左上はナムプラー、右上は砂糖、左下は唐辛子入り酢、右下は唐辛子です。これらを各人が好みに合わせて味付けをするようになっています。私は「ラート・ナー・ムー」に「ナムプラー」を混ぜて食べたのですが、あまりおいしくなかったのは、調味料の配分に失敗したという可能性も、なくはないです。
「5日目」へ戻る私達のツアーは、「ワット・プラ・スリ・サンペット」でいったん解散、自由行動の後、その他のアユタヤのいくつかの遺跡を回ることになっていました。ところが、同じツアーに参加していた日本人女性2人組が、集合時間を過ぎてもなかなか戻って来ませんでした。心配したガイドさんが探しに行ってようやく2人を見つけ出し、事無きを得ましたが、そのため観光するはずの時間が短縮されてしまいました。彼女達はガイドさんの話す英語があまり理解できず、「集合時間」が何時何分なのか分かっていなかったのが原因でした。
「集合時間」や「集合場所」を間違えると、自分達が困るだけでなく、他の参加者にも迷惑をかけることになります。英語が苦手な方は、紙に書いてもらうなり、他の日本人観光客に聞くなりしましょう。
「6日目」へ戻る日程の限られた個人旅行の場合、行きたい所によってはなかなか「個人」では行きずらい場合があります。バンコクからアユタヤ、バン・パイン宮殿への日帰り旅行されたい方は、私達が今回利用したようなオプショナル・ツアーに参加されることをお勧めします。効率良く回ることが出来る上、ランチ・クルーズもついていて、お得なプランだと思います。
私達はチェンマイでも、「カントーク・ディナー」のツアーを利用しました。このツアーにはホテルへの送迎も含まれていました。ですが、本文中(タイ旅行記 3日目)にも書きましたように、私達は「ナイト・バザール」にも行きたかったので、申し込み時に受付担当者と交渉して、帰りにバスをそこで降ろしてもらうことを了承してもらいました。ところが、念のため、行きにバスに乗りこむ際、運転手にそのことを話したところ、彼はその話を全く知りませんでした。
オプショナル・ツアーを利用するにあたっては、申し込む際だけではなく、出発前にも今一度手配内容を確認した方がよさそうです。
「6日目」へ戻る高級ホテルには、コンシェルジェもしくはそれと同様の仕事をするスタッフが必ずいます。彼らは、宿泊客の滞在をあらゆる面でサポートしてくれます。おいしいレストランの紹介・予約、タクシーなどの手配、コンサートのチケットの手配など、彼らの職務は多岐にわたっています。
なかでも、個人旅行者にとって一番ありがたいのは、面倒な「リコンファーム」を代行してくれることです。もちろん、自分で航空会社に電話して「リコンファーム」を済ませてもいいのですが、いざ電話するとなると航空会社の現地事務所の営業時間も気にしなくてはなりませんし、何かと面倒です。
せっかく高級ホテルに泊まったのなら、コンシェルジェのサービスを上手に利用したいものです。ただし、サービスをお願いするのなら、チェック・アウト客の手配で忙しい朝などはなるべく避けた方がいいと思います。
「6日目」へ戻る私達は、バトラーに「オーサーズ・ラウンジ」での「アフタヌーン・ティー」の予約をお願いしようとしました(実際には予約不要でした)。そうしたら、「お部屋でお召し上がりですか?」と尋ねられました。私達は「オーサーズ・ラウンジ」ならではの雰囲気を楽しみにしていたので、今回はそれを断ったのですが、部屋でチャオプラヤー川を眼下に見下ろしながらいただく「アフタヌーン・ティー」も、また違った趣があっていいかもしれない、と思いました。
「7日目」へ戻る本文中にも書きましたように、6月のタイは雨季です。チェンマイではそれほど雨の影響ありませんでしたが、バンコクでは傘をさしながら観光したこともありました。ただ、6月は雨季の始めの方でしたので、幸いにも観光の途中にスコールで立ち往生することはありませんでした。
もし天気が不安なのでしたら、あらかじめホテルのコンシェルジェ等に天気について尋ねてみるのもいいかもしれません。
「7日目」へ戻る私は以前、「しゃぶしゃぶ」は日本独自の料理だと思っていました。ところが、それは誤りでした。「しゃぶしゃぶ」は中華料理で、蒙古族など北方の民族が北京に持ち込んだものなのです。ですから、北京料理の「しゃぶしゃぶ」は、羊の肉を使っています。「タイスキ」は、それをタイ風にアレンジしたものです。では、なぜそれを「タイスキ」と呼ぶのでしょうか。一説によると、「タイスキ」の考案者が、当時世界中で大流行していた日本の歌、「スキヤキ」ソング(坂本九の「上を向いて歩こう」)から名前を取ったからなのだそうです。
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「ジム・トンプソン」は、第2次世界大戦中はアメリカのOSS(現在のCIA)でスパイ活動に関わっていたという異色の経歴の持ち主です。そのせいか、マレーシアで謎の失踪を遂げました。
「ジム・トンプソン」について書かれた小説も2つあります。1つは松本清張著「熱い絹」(講談社文庫もしくは文藝春秋の「松本清張全集 第58巻」)、もう1つはジェラール・ド・ヴィリエ著「SAS/クワイ河の黄金」です(1999年現在販売中止)。私は両方とも未読ですが・・・。