第42回静岡ホビーショー 

42th SHIZUOKA HOBBY SHOW 2003

 

 毎年、静岡で開かれるホビーショー。ゾイドは、2001年にプラモデルラジコンショーに突然現れ、おもちゃ流通だけではなく、模型流通にも載せようと、試みられての出展であったと思われる。その後、2002年の静岡ホビーショーでは、ゴジュラスGIGAとブロックスの紹介されている。ところが2002年のプラモデルラジコンショーでは、トミーブースでのゾイドの出展はなく、結局ゾイドは模型流通には上手く乗り切らないと言う教訓だけを得たのが関の山であった、と言う印象が否めなかった。このため、2003年の静岡ホビーショーにゾイドの出展はないのではないかと考えてきたのであるが、予想は良い方に裏切られた。ゾイド生誕20周年の年の静岡ホビーショーでは、ゾイドは出展されていた。

 静岡ホビーショーでは、ツインメッセ静岡の建物をふたつ使っている関係で、プラモデル主体のメーカーのブースの集まる建物と、ラジコン主体のメーカーのブースが集まる建物に大きく分けられている。トミーは、もともとはホビー事業部から独立したトミーテックを主体にして、トミー本体やユージンの商品をあわせて出展している。トミーテックからは、Nゲージを主体に復刻おもちゃや輸入アクションフィギュア、ユージンからは各種のフィギュア、トミー本体からはおもちゃでもホビー色の濃いビットチャーG(ビットチャーGでも、バスのシリーズはトミーテックが主体となっています。)が出展されている。また、版権の関係から、ハセガワや童友社が扱うことのできない、ANAのポケモンジェットやJALのドリームエキスプレス(ディズニーのキャラクターを画いたボーイング747)の旅客機のプラモデルが、扱われている。このため、トミーは、プラモデル主体ともラジコン主体ともいいがたいため、年によって、プラモデル主体の建物の中にブースを構えたり、ラジコン主体の建物にブースを構えたり、場所の移動があった。今年は、一昨年同様、プラモデル主体のメーカーの集まる建物にブースを構えていた。

 

 トミーブースの一角に、ゾイドの展示がされていた。ゾイド20周年をアピールしながら、ヘリック共和国とゼネバス帝国の激突が大きくアピールされていた。共和国のマークは、丸に稲妻と言う基本構成は変わらないものの、新シリーズに入ってからリデザインされたモノであるが、対するゼネバス帝国のマークは、旧シリーズの時のモノがそのまま用いられている。ダイヤモンドを縦に切ったような断面の中に、蛇に横刀という基本構成のまま、今風にリデザインされたらどのようなマークになるのか、ふと興味を持たせるような、構成になっていた。

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新製品は?

サイバードライブゾイド

 

 

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